主人公惣受け物語~アニポケ・ジョウト編~
コトネ「ケンタとバクフーンの意気はピッタリだったってことね」
ケンタとバクフーンのいつもと変わらぬコンビネーション、アカネのジムリーダーの名に恥じぬバトル運びといった要素が組み合わさった今回のバトル。観戦サイドの面々にも大きな印象を与えたことは言うまでもないだろう。
アカネ「ケンタはんが良かったら、ウチが『ワールド・チャンピオン・リーグ』に向けて協力したるさかい。いつでもジムに遊びに来いや」
ケンタ「ホントですか!? ぜひ、お願いします!」
アカネ「そんな堅いこと言いなさんなって。あっ、もちろんサトシはん達もいつでもOKやで」
サトシ「俺達もいいんですか!?」
コトネ「それじゃあ、お言葉に甘えさせてってことで」
ヒカリ「あたしもよろしくお願いします」
アカネ「サトシはん達もそんなに堅くなってもうて。ウチらは出会った瞬間から友達や」
アカネの持ち前の明るさと人当たりの良さによって、いつでもコガネジムを訪れることが可能になったサトシ達。現役のジムリーダーがサポート役に就いてくれたことで、より一層サトシ達の世界大会に向けての期待が高まった瞬間であった。
アカネ(ふふふ、これでケンタはんとの仲を深められる。マリナはんには負けられへんで!)
ジムトレ「あらあら、アカネちゃんったら…」
ジムから去りゆくケンタの背中を、少し熱を帯びた視線で見つめるアカネ。彼女の心の内に秘めたものには何か野心的なものを感じさせる。そんなことになっておろうとは露知らず、サトシ達は宿舎へと向かうのだった。
続く
後書き
はてさて、アカネの登場で物語にいったいどんな変化がもたらされるのやら…←大方、ネタバレしてますがw
作品名:主人公惣受け物語~アニポケ・ジョウト編~ 作家名:天の河