主人公惣受け物語~アニポケ・ジョウト編~
天候が雨なのを利用して、‘かみなり’でキレイハナに攻撃を仕掛けるオドシシ。今の天候なら‘かみなり’は確実にキレイハナに命中する。
キレイハナ「ハナァ! ハ、ハナァ…」
エリカ「あら? 運の悪いことにまひ状態になったのですね…」
相性の関係でダメージこそは少なかったが、この一撃でキレイハナは身体が痺れて動きを取りづらくなったようだ。
サクラ「よし! そのまま、突撃してしねんのずつき!」
今が好機と見計らって、サクラは手を休めることなくオドシシに‘しねんをずつき’を指示。オドシシはキレイハナに急接近し、攻撃を試みる。
エリカ「わたくし達もまだ負けていられませんわ! キレイハナ、まもる!」
キレイハナ「ハナァ! ハァァァナァ!」
サクラ「うっ!? さすがですね…」
キレイハナの‘まもる’により、オドシシの攻撃は防がれる。さらに、エリカはキレイハナに次の攻撃の指示を出す。
エリカ「キレイハナ、まもるのバリアに向けてドレインパンチ!」
キレイハナ「ハナァ…。ハナァ!」
痺れる身体に鞭打ちながら、キレイハナは自らが作った‘まもる’のバリアに向けてドレインパンチを放つ。バリアは形崩れることなく、波動のようにオドシシに向かい、そしてオドシシに直撃する。
サクラ「オドシシ!?」
エリカ「驚くのはまだ早いですわ。キレイハナ、さらにドレインパンチ!」
キレイハナ「レェイ! ハァナァ!」
さらにキレイハナは、手を休めることなくオドシシに急接近。オドシシにさらなる‘ドレインパンチ’をお見舞いする。
エリカ「勝負はここからですわ」
サクラ「流石はジムリーダー。カスミの時もそうだったけど、そう簡単にはいきそうにないわね」
両者の闘志に更なる火が付いた様子のこのバトルイベント。さて、戦況は一体どちらの方向に向かっていくのであろうか。
続く
後書き
サクラもエリカも、お互いの全力をぶつけ合う!
次回、バトルの決着と本作ある意味定番となっているあの展開…
作品名:主人公惣受け物語~アニポケ・ジョウト編~ 作家名:天の河