二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」

主人公惣受け物語~アニポケ・ジョウト編~

INDEX|7ページ/93ページ|

次のページ前のページ
 

マリナ「読者の皆さん、お久しぶりです。旧版に引き続き、リメイク版でもサトシ達と旅をすることになったマリナです」


ケンタ「同じくケンタです」


コトネ「同じくコトネですってことね」


天の河「ジョウト編がスタートしてようやくレギュラーメンバーが集結したな」


マリナ「レギュラーメンバーとは言っても、旧版とは違って旅に出るメンバーと居残りメンバーとで分けたみたいね」


天の河「さすがに全員を旅に出すのは無理があるからな。ちなみに居残りメンバーは今回の話で触れたタケシ、マサト、リュウカと、もう一人カズナリだ」


コトネ「居残りメンバーを除いてもかなりの大人数での旅になっているわ」


天の河「これでも減らした方だ。居残りメンバーなしで民族の大移動みたいにしても面白そうだったけどな」


ケンタ「まぁ、とりあえずはジョウトでの旅を楽しまなくちゃな」


マリナ「そうね。それでは最後になりましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました」


コトネ「コメントの方、そして次回もあたし達の活躍を見てほしいってことね」

<章=Episode2 古代文明の跡

第5回『古の遺跡』

前書き

ジョウト編、本格的にスタート!


コトネのこの作品における裏設定も始動(笑)





ジョーイ「これで、サトシさんの『ワールド・チャンピオン・リーグ』第2予選選考会の出場選手登録が完了しました。本番まで期間がありますので、それまで十分な準備をしておいて下さい」


サトシ「はい、ありがとうございます」


 ヨシノシティのポケモンセンターに到着したサトシ達。そこで、サトシ、ケンタ、アイリスは『ワールド・チャンピオン・リーグ』、カスミ、ハルカ、ヒカリ、マリナは『ワールド・チャンピオン・フェスティバル』、それぞれの予選選考会の出場選手登録を済ませる。


サトシ「いよいよ、俺達の世界に向けての道のりがスタートするんだな」


ケンタ「あぁ、俺達は仲間でありながら、ライバル同士でもある。サトシ、お前には負けてられないぜ」


サトシ「俺だって、仲間になって間もないけれどケンタには負けてられないぜ!」


アイリス「ちょっと二人だけで盛り上がるなんて、ホント子供ね。アタシも忘れてもらっては困るわよ。アタシ達の力、見せつけてやるんだから!」


 バトル組は既に臨戦態勢の構えだ。これから、彼らが切磋琢磨していく姿に期待大である。


ハルカ「向こうはもう気合十分って感じね。わたし達もコンテストで盛り上げていかなくちゃ!」


ヒカリ「そうね。まだスタートラインに立ったばかりだもの。道のりは険しいわ」


 『ワールド・チャンピオン・フェスティバル』の予選選考会に出場する面々も、気合の入れようでは負けていない。コンテスト組も、臨戦態勢のような構えだ。


マリナ「それにしても驚いたわ。ハナダの水中ショーで噂には聞いていたけれど、ハナダジムのジムリーダー・カスミが『ワールド・チャンピオン・フェスティバル』に出場するなんてね」


カスミ「コンテストの要素を取り入れたら、もっと水ポケモンの魅力を引き出せると思ったの」


マリナ「コンテストにはバトルでは引き出せない魅力があるものね。水ポケモンと言えば、ミクリ様のパフォーマンスが真っ先に思い当たるわ」


カスミ「あたしもあのお方のパフォーマンスを見て、魅了されたわ。あたしもミクリ様のように水ポケモンの魅力を最大限に引き出せるようになりたいわ」


 カスミが『ワールド・チャンピオン・フェスティバル』に出場することに驚きを見せるマリナであったが、熱心に語るカスミの姿に感心しているようだ。


ヒカリ「カスミも、水中ショーの時の水ポケモンの魅力を引き出すパフォーマンスは圧巻だったわ」


ハルカ「コンテスト経験は浅いとはいえ、思わぬ強敵になりそうかも。わたし達も負けていられないわ」


 カスミというライバルの出現に、相当の危機感を覚えるハルカとヒカリ。確かに、カスミはコンテストの出場経験は皆無ではあるが、水中ショーで培われたパフォーマンスの技能はかなり優れたもので、コンテストにも応用が可能である。‘水中ショー編’のようなパフォーマンスが出来れば、他のコーディネーターにとってかなりの強敵になることは間違いない。


サトシ「さて、出場選手登録も済ませたことだし、そろそろアルフの遺跡へ向かおうぜ」


ヒカリ「そうね。頼まれた荷物も運ばなきゃいけないし」


 サトシ達は少し休憩を取った後、再びアルフの遺跡を目指してポケモンセンターを後にした。サトシ達は現在、ヨシノシティからキキョウシティへと続く道を歩いている。


コトネ「キキョウシティはエンジュシティに次ぐ古都として知られているほかに、ヒワダタウン、コガネシティ、エンジュシティにつながる分岐点でもあるの。これから向かうアルフの遺跡はキキョウシティからヒワダタウン方面に向かう道の脇にあるわ」


マリナ「見事なガイドね。ジョウトフェスタが良い経験になったみたいね」


コトネ「ジョウトの魅力を全国の人に知ってもらうために、頑張って来たもの。これくらい当然ってことね」


デント「ジョウトについてある程度は調べておいたけれど、コトネのガイドは地元の人しか知らない情報を懇切丁寧に説明して、実に分かりやすいよ」


コトネ「ふふふ、そう言って貰えると説明した甲斐があるってことね」


 コトネの道案内は、実に分かりやすいものであった。以前、シンオウで開催されたジョウトフェスタでガイド役を務めていた経験がかなり活かされているようだ。実をいえば、このジョウトフェスタ以後、この優れたプレゼン能力が買われて、コトネはジョウト地方の魅力を伝える広告塔として各地で活躍していたりする。その影響か、コトネには隠れファンがいるとかいないとか…


ケンタ「みんな着いたぜ。ここがキキョウシティだ」


アイリス「うわぁ、昔ながらの建物がいっぱいで風情がある街並みね」


デント「僕は寺院めぐりをしたいところだけど、今はアルフの遺跡に向かうのが先だね」


 サトシ達は惜しみつつもキキョウシティを通り過ぎ、アルフの遺跡につながる道へと突き進む。キキョウシティを出て間もなく、サトシ達はアルフの遺跡へと到着する。


サトシ「それで、ウツギ博士から頼まれた荷物をあそこの研究員詰所に運べばいいんだな」


マリナ「そうね。研究員の人達も待たせちゃ悪いし、すぐに運びましょう」


 移籍の敷地内に入ったサトシ達は、ウツギ博士から頼まれた荷物を運ぶために研究員詰所へと向かう。


ピンポーン!


研究員A『はい、今いきます』


 インターホンを鳴らして間もなく、詰所玄関の扉は開いて、中から一人の研究員らしき男が出てきた。


研究員A「あっ、君達だね。ウツギ博士から連絡は貰っているよ」


ケンタ「この荷物はどこへ運べばいいんですか?」


研究員A「まぁ、とりあえず中まで運んで。後は我々で別の場所に運ぶから」


 研究員の男に促され、サトシ達は荷物を持ったまま詰所内へと入る。