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主人公惣受け物語~アニポケ・ジョウト編~

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第47話『変態集団の愛した研究』

前書き

ただ単にヒカリとマリナを誘拐した変態集団ですが、そんな彼らにも目的というものがあるんです。単なるネタ集団ではありません(笑)


それと、前回はガッツリのエロ話でしたが、なるべく悪影響を及ぼさない様配慮しております。ただ、今回も多少ショックのある描写が含まれております。






ヒカリ・マリナ((もう、疲れた…))


 先程のロリコンの愚行により、精神的に疲弊しきったヒカリとマリナ。今や飛ぶ鳥を落とす勢いのアイドルトップコーディネーターとシンオウ期待の星と称される‘シンオウのフェアリー’の見る影は微塵も感じられない。まぁ、まだ10歳という年齢で見るに堪えない光景を見たのだ。無理もない。


男C「はぁはぁ、気持ちよかったぁ…」


男B「お前、早●なうえにバててんじゃねぇか…」


男A「全く、ここからが仕事だというのに。まぁ良い、さっそくだが例の被験者候補の写真を確認しよう」


 絶頂を迎えて昇天しているロリコン変態をよそに、徐にPCを起ち…立ち上げる博士。立ち上げてからしばらくして、博士はプレゼン用のソフトでスライド写真を一枚一枚確認する。尚、スライド写真は備え付けられたスクリーンにて映し出されている。


ヒカリ「…あのさぁ」


マリナ「あなた達、ふざけるのもいい加減にしなさいよ」


男A「ふざけてなどいない。これはれっきとした確認作業だ」


 スクリーンに映し出されたスライド写真は当然ヒカリとマリナの目にも入るわけだが、スライド写真を見た瞬間、何故か彼女達に再び怒りが込み上げてきた。


マリナ「だってそれどう見たって、エンジュシティ外れの秘湯に入っている私達の写真じゃない!」


ヒカリ「うん、サクラやノゾミ、スズナさんだっているし、間違いないわ!」


 スライド写真の中身は、以前ヒカリ達がエンジュシティの秘湯に入浴した際の写真のようだ。ヒカリとマリナはその写真を見て、自分達があの当時盗撮されていた事実を知る。そして次の博士の言葉を聞き、二人は驚愕の表情を浮かべることになる。


男A「言っておくが、これは私達が撮影したものではない。つい数日前、ネットの裏サイトでアップされていた代物だ」


男B「ちなみに、あのエンジュの秘湯は盗撮マニアの間では絶好の盗撮スポットになっている場所だぜ。しっかし、あの裏サイトに週三回のペースで貼り付けているこの‘zokugun1032’って奴は本当にスゲェな。画質もさながら写っているコ達の魅力を最大限に引き出している」


男C「明らかに集団で撮影したものだろうけど、それを加味してでも良質な写真だよ。特にこの無防備な感じがなかなか…」


ヒカリ「やだ、嘘でしょ…」


マリナ「私達の入浴時の様子が隠し撮りされていたなんて…」


 変態集団達からエンジュシティで自分達が盗撮をされていることを知り、ショックを受けるヒカリとマリナ。


ヒカリ・マリナ((‘zokugun1032’、絶対に許さない!))


 ただ彼女達の立ち直りは早く、すぐに自分達を盗撮した張本人への怒りを燃やす。その時、心なしか盗撮犯に対する殺意が滲み出ていたとか…


男A「それからどうだ。現在、我々が研究を進めている『どんな女でも確実に虜にさせる媚薬』の進捗状況は?」


男B「昨日の大雨の影響が心配されましたが、先日届いた試作品は良好な状態を保ったまま無事です。尚、今我々が映し出しているスライド写真とは別に被験者候補を選定中です」


男A「そうか、それは良かった。あの試作品が破損してもらっては困るからな。我らアンブレラ・カンパニーの命運を握るプロジェクトでもあるから慎重に事を進めなくてはならない」


男C「ふたご島の連中みたく粛清されたくはないからね」


 実はこの連中、ただの変態集団ではなくなんと‘アンブレラ・カンパニー’の研究員だったのだ。しかも彼らは『どんな女でも確実に虜にする媚薬』とやらの研究を行っているようで、今映し出されているスライド写真はその媚薬の被験者候補とのことである。


男A「さっそくだが、君達には我々が研究した媚薬の被験者第一号並びに第二号になってもらおう。スリーパー、さいみんじゅつ!」


ヒカリ「ちょっと、何を…zzz」


マリナ「や、やめ…zzz」


 博士は研究開発を進めていた媚薬の最初の被験者を、ヒカリとマリナに決定する。そして二人を、スリーパーの‘さいみんじゅつ’で再び眠りに就かせた。


男A「早速この二人に例の薬を注入するのだ」


男C「かしこまりました。それでは早速俺の自慢の…」


男B「そっちの注射じゃねぇ! ええい、俺がやる!」


 男たちは眠らせたヒカリとマリナに注射で媚薬を注入するのだが、ロリコン野郎は何を勘違いしたのか自分の(天からの授かり物w)を露出させようとして制止される。


男A「まぁ、目が覚めた時は最初に見た人間の言うことを絶対に従う状態になる。この媚薬は睡眠導入成分も含まれているから、目が覚めるまではしばらくの辛抱だ」


男C「了解! ふふふ、この実験が成功すれば美少女ハーレム幕開けじゃあああああ」


男B「…大丈夫でしょうか、博士」


男A「まぁ、あいつにはあの二人に薬を注入して目が覚めたら好きにしろと指示しているから仕方ない。我々とすれば、薬さえ注入すれば後は経過観察だけだからな」


 紆余曲折はあったが、変態集団の術中にはまってしまったヒカリとマリナ。果たして、二人はこのまま彼らの手に堕ちてしまうのか。それとも…


続く





後書き

謎の失踪から、突如身の危険に晒されたヒカリとマリナ。



果たして、二人の運命は!?