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主人公総受け物語~時オカ編~

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第9話『闇の魔物、襲撃!』

前書き

ここでやってきたネタバレタイトル(笑)


時オカを熟知した方、なろうで投稿していた本作品の旧版をご存知の方ならなら、闇の魔物の正体はもうお分かりでしょう…


それと、サリアは森の賢者の力を戦闘で使えるという設定でいきます。





 2階の大部屋に到着し、ジョオとベスが床に蹲り、エイミーが何かを待ち構える体勢をとっているといった状況に出くわしたリンク達。


エイミー「!?」


リンク「エイミー!?」


 すると突然、エイミーの身体が急浮上する。エイミーの驚きの表情からして、自らの意思で浮上したわけではなさそうだ。


エイミー「は、離して…」


 エイミーは必死にもがくが、思うように身動きが取れない。やがてエイミーは、振り回されるように空中移動させられて投げ飛ばされる。


サリア・ゼルダ「「危ない!」」


 いち早く反応したサリアとゼルダがエイミーの落下地点へと移動し、間一髪で彼女を受け止めた。


サリア「大丈夫ですか? エイミーさん」


エイミー「…大丈夫。それよりもありがとう」


ゼルダ「この部屋で一体何が起きたのですか?」


エイミー「…リンク達より先にここに到着して、その後ジョオ姉さんとベス姉さんが何かに襲われたの。襲った奴の姿、見えない」


サリア「えっ!? それってどういう…」


 サリアが「ことですか?」と言い終えようとしたその時だった。


サリア「キャッ!」


ゼルダ「な、何ですの!?」


エイミー「!?」


 突然、エイミーを両手で抱えていたサリアとゼルダの身体が宙に浮き始めた。そして、何かに縛り付けられるように身動きを封じられてしまう。


サリア「うぅ、動けない…」


ゼルダ「な、なんですの…」


 サリアとゼルダは身動きを取ろうと必死にもがくが、相手の拘束力のほうが強く思うように身体が言うことを聞かない。


リンク「サリア! ゼルダ!」


 エイミーが攻撃を受ける前にジョオとベスのもとに移動していたリンクは、サリアとゼルダの方へと目を向ける。


リンク(姿が見えないのに加えて、この攻撃パターン。まさか…)


 ふと、リンクが思い出したこと。サリア、ゼルダ、エイミーを襲っている奴の攻撃パターンに見覚えがあった。リンクは早速、‘まことのメガネ’を手に取ってそれを装着する。そして、大部屋の辺り一面を装着したメガネで覗き込む。


リンク「やっぱり、アイツだったのか。ボンゴボンゴ…」


 ‘まことのメガネ’で見破った正体、それはハイラルでは闇の魔物として知られるボンゴボンゴであった。


リンク(でもなぜアイツが森の神殿にいるんだ? アイツは確か、インパさんが井戸の底に封じ込めているはず…って、今はそんなことを考えている場合じゃない!)


 第一にこの森の神殿にいるべきはずでないボンゴボンゴが何故いるのかという疑問が浮かんだリンクであるが、サリア、ゼルダ、エイミーが囚われの身となっている今では、彼女たちを救出することが先決である。


リンク「コイツが相手なら、パチンコよりも弓矢のほうが良いな」


 リンクはすぐに‘妖精の弓(射出速度からしてボウガンに近いが)’を構えて、ボンゴボンゴに狙いを定める。


ヒュン! ヒュン! ブゥゥゥゥゥン!


 そこから矢を放ってサリア、ゼルダ、エイミーを握っている手に命中させ、彼女たちを解放する。


リンク「間に合えぇぇぇぇぇぇぇぇ!」


 リンクは超人的なスピードで彼女達の落下地点へと移動、そして着地する寸前のところで彼女たちを受け止める。


リンク「ふぅ〜」


サリア「ありがとう、リンク」


ゼルダ「助かりましたわ」


リンク「ま、間に合ってよかった…」


 そのままリンクは受け止めた3人をゆっくりと降ろす。ちなみにどうしてリンクが3人(一人は幽霊なので実質2人なのだが)を受け止めることが出来たのは、ハイラル北東に住むゴロン族秘伝の‘ゴロンのうでわ’のおかげである。


ガシッ!


リンク「!? しまった!」


 安堵したのもつかの間だった。今度はリンクがボンゴボンゴに捕まってしまう。そのまま握り拳の攻撃を受ける。


リンク「うぅ、苦しい…」


 先程のサリア、ゼルダ、エイミー同様、ボンゴボンゴの握り拳で身動きが取れなくなるリンク。


サリア「リンク! ゼルダ姫様!」


ゼルダ「えぇ!」


 サリアとゼルダはすぐに立ち上がり、それぞれ森の賢者の力、知恵のトライフォースの力でリンクの援護に回る。


―――我が身に宿りし、知恵のトライフォース。窮地に立たされし時の勇者に力を与えよ―――


ゼルダ「はぁ!」


―――深き森からもたらされし、我ら森の民と賢者の力。悪しき存在と対峙する時の勇者に大地の恵みを―――


サリア「お願い!」


 祈りを捧げて自らの身体の奥底のエネルギーを引き出すゼルダとサリア。


グワァァァァァァァァ!


 ゼルダとサリアが引き出したエネルギーはリンクへともたらされる。すると、リンクの身体が眩い光を帯びるとともにボンゴボンゴの握り拳も解かれ、さらに‘まことのメガネ’を使わずしても姿が見えるようになった。


リンク「…た、助かったよ。ゼルダ、サリア」


ゼルダ「これで、さっきの借りは返しましたわ」


サリア「アタシ達の力は使いようによっては、敵を攻撃する他に動きを封じることも出来るの。ボンゴボンゴはしばらく動けないわ」


 知恵のトライフォース、森の賢者の力によって身動きを封じられたボンゴボンゴ。


???「助けに来たわよ、リンク!」


リンク「!? メグ!」


 さらに、リンク達に頼もしい援軍も現れる。ここから、リンク達の反撃が始まる…


続く





後書きと言う名の言い訳w

うーん、イマイチ‘―(ダッシュ)’の使い方が分からない。


それと、ゼルダとサリアの祈りを捧げるシーンの難しさ…