主人公総受け物語~時オカ編~
マロンは徐に多少作りの良い弓矢をリンクに見せる。ハイラル平原はただ広いだけでなく、モンスターが頻繁に出没する場所としても知られている。そのような場所で牛乳運びの最中に襲撃されてはたまったものじゃないとのことで、武器を所持しているようである。尚、弓矢は結構な重さがあるが、普段牧場での力仕事をこなしているせいか、マロンには大した重さではない模様である。
リンク「それは実に頼もしいね。それじゃあ、トレイルは俺の、チャットはマロンのサポートを頼む!」
チャット「任せて!」
トレイル「ここでの一仕事、務めさせていただきます!」
リンクとマロンは馬車から一旦降りて、ピーハットを迎え撃つ。幼生ピーハットの夥しい数に多少てこずったが、何とか撃退することが出来た。リンク達がピーハット退治に奔走する様は、まるであの家庭の最大の敵である黒いアイツを追いかけまわしているような光景である。
リンク「ふぅ〜、ようやく退治できた」
チャット「お城に着く前に疲れることになるなんて、本末転倒もいいところね」
マロン「ちょっと辛いだろうけど、お城までもう少しよ。頑張りましょう」
ピーハット退治で疲れた身体に鞭打ちながら、リンクとマロンは再び馬車に乗り込み、ハイラル城へと向かうのだった。
続く
後書きコーナー
マロン「ふぅ、ようやく読者の皆様の前に出ることが出来たわ」
天の河「例のごとくグダった感満載だけれど、とりあえず初登場おめでとう」
マロン「さぁて、これから妖精君に積極的にアピールしていかなきゃ。ハイラルのお姫様や妖精君の幼馴染、そしてゾーラのお姫様には負けていられないんだから!」
天の河「随分の気合いの入れようだね。ホントに『アニポケ編』の彼女達と全く大差がない…」
マロン「今回は牛乳を一緒に運ぶだけだけど、今度会ったときは…ウフフ///」
天の河「何をするつもりだよ(汗) まぁ、いいや。次回もよろしくお願いします」
作品名:主人公総受け物語~時オカ編~ 作家名:天の河