二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」
代打の代打
代打の代打
novelistID. 63523
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

はじまりのあの日8 加わる仲間・深める縁(えにし)

INDEX|4ページ/5ページ|

次のページ前のページ
 


アル兄褒めてくれる。ピコ君は感動した様子

「へっへ~。カッコは一人前じゃん。ヒヨコさま~」

軽口勇馬兄。ちょっと、ムクレルわたし。隣の弟も不満げ。それをみた、優しい彼すかさず

「まずは貌(かたち)から。勇馬、お前未だ未だ半人前(ひよっこ)だ。リンレンのが、歌い手としても人間としても一人前」
「なんでッスか~。がくサンだって、ひよこみたいなって」
「いえ、神威さんの言葉に悪意は感じませんわ」
「うちも思う~。みたいにかわいいって神威のアニキは言ってた」
「なんすか~みなさんまで~」

やや強い調子のルカ姉、ちょっと目が恐くなる。Mikiちゃんは意見に同意。ふてくされそうな勇馬兄

「勇馬、分かってないなら、なおさらだ。先輩よ、リンとレン。俺達と共に。俺よりも先に。どんだけ茨目(いばらめ)踏んできたか。お前、ちっとは考えたのか。考えないなら、今考えてみろ」

彼の声に怒気が交じる。獰猛に笑うから、余計に恐い

「ッ。~サ~センがくサン」
「リンレン様にだ」
「ごめんなさい。リン、レン」

たしなめられる、勇馬兄。わたしとレンに、紫の彼に。九十度、腰をおって、頭を下げる。顔が赤い。若干涙目

「はいはい、そこまで、そこまで。も~、ぽ兄ちゃん。二人のことになるとムキになるんだから~」
「ふん、いいじゃな~い。マジなことなんだから。さあ勇馬、食べろ。食べて歌って鍛えとけ。お前も一緒に目指さな~い、超一流の歌い手を~」

指を掲げる彼、人差し指一本。言って、今度は勇馬兄を思いやる。優しい口調と言葉

「っがくサン、アザッス。一生ついてきまスッ。グミさんもあざっす。かばってくれて」

目が潤む勇馬兄

「お前ら、乾杯し直しだ。杯を掲げろっ」
「がくさんに大賛成~」
「飲み直しよ~」

今度は朗らかに告げる彼。ミク姉、めー姉も賛同する。たちまち、互いに飲み物を注ぎあうメンバー。杯が満たされる。発声は紫の彼

「リンレンの、健やかな成長と俺達の未来に~」
「「「「「「「「「「カンパイだあああああ」」」」」」」」」」