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女体化ジルヴェスターの災難~腐女子の養女・後編~

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腐女子の養女



 私はアウブの養女となった。婚約希望をヴィルフリートだと答える。斯くして私はアウブの第3夫人を目指し、駆けていく。私はエーレンフェストの経済を担うのだ。
 色んな作品を出した。代表作はうん、ロゼマなら何が元ネタか分かるだろう。そしてそれのイメージソングとして、曲を発表し、芸術研究と称して、ミュージカルを発表した。勿論、他領と協力して。そして勿論それ以外も色々と。
 エーレンフェストに嫁いで、繋がりを持ちたい領地は幾らでもある。上位領地の人間を優先的にブリュンヒルデに紹介した。
 実際に上位の人間の動き方を見れば、勉強になる事が多い。社交が出来ないと言われた事は過去になる。
 シャルロッテには現実を知って貰い、エーレンフェストに優位となる様に嫁いで貰った。メルヒオールは中央に行った。次期ツェントとして。
 序でにシュシュを幾つか量産に成功した。召喚術でグミモーカを呼び出し、品種改良したのだ。ドレヴァンも研究している様だが、まあ当分は無理だろう。
 ヴィルフリートは第二夫人にライゼガング系列の妻を貰い、第一夫人をゆっくりと探している。
 ブリュンヒルデは子が居ない。ジルヴェスターに向かって、冬の社交では広告塔になって貰う為、女の姿になっていろと言ったからだ、と思われている。

 さてさて。そして卒業後、私は。
「養父様、私、成人指定の小説を書こうと思ってますの。」
「嫌な予感がするのだが。」
「はい、試作品です。」
 数冊を出す。側近の分(男性のみ)も渡す。

 …………………………。

 執務室にて顔真っ赤になるジルヴェスター。
「なっ、なな、なっ、お、あ、」
 繰り出されるのは最早意味不明。
「嫌だ、養父様ったら…。生娘じゃあるまいし…。」
「おいっ!!!!!」
「幾らにする予定だ?」
「カルステッドォォッ!!??」  
 エルヴィーラに見付からない様にね。耳ダンボの皆様も奥方に見付からない様にね。

 男女のエロ本が売れたら、いよいよBL本を出すんだーい!!!!

 バイシュマハートの申し子と言うペンネームはユルゲンシュミットの影を支配した。腐女子ならぬ貴腐人が増えたので、平等に百合も書いていった。萌えの文化はブルーアンファの文化と言われる様になりました。てへ。