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女体化ジルヴェスターの災難~養父と母と娘~

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アイゼンライヒの神殿にて 1



 気が付いたら、私は寝台だった。凡そ平民が使うとは思えない寝台だった。
「気付いたのですね。」
 私に付いていたのはフランだった。丁度、私がマインと出会った頃の若さだった。
「ここは…、」
「神殿の客室です。君は洗礼式で倒れたのです。後程、神殿長と神官長が来られます。ご両親と共にお話をされたいとの事です。それからお身体には癒しが掛けられています。」
 …身食いがばれたか。しかし意外だったのは、丁重に扱われている事か。客室を用意するのは神官長だ。私の知るベーゼヴァンスとは色んな意味で別人では無かろうか。

 結論から言えば、私は神殿に引き取られた。青色神官見習いとして。ギュンター達とは離れて暮らすが、面会は何時でも可能だった。私に宛がわれたのは、孤児院長室でフランやアルノーを筆頭とした、良く出来る側仕えが用意されていた。
 孤児院内も違った。ローゼマインだけでなく、ベーゼヴァンスを慕う者が多かった。また彼等はローゼマインから髪飾りを作る仕事を与えられていた。
 作られた髪飾りはグスタフが引き取るらしい。因みに髪飾りの作り方を伝授したのはローゼマインだった。ローゼマイン曰く、ある時、突然思い付いたらしたい。
 また彼女には、本に対する情熱はなく、私が知るローゼマインとはやはり別人だと感じる一方で、身分に関わりなく、孤児と触れ合う姿が私の知るローゼマインに重なった。
 ローゼマインとベーゼヴァンスは仲が良い。まるで祖父と孫だ。子供好きなのか、彼は私にも甘い。
 教育と称して、膝の上で聖典の読み聞かせをされるのは、字を読めない振りをする事も重なってツライ。私の知るベーゼヴァンスとは別人過ぎる。
 …だが一番気になったのはローゼマインの虚弱体質だろう。ローゼマインには教育係も付けられているし、7日に1度は、上級貴族と思われる女性が様子伺いに来るらしい事から、彼女は間違いなく貴族だ。なのに虚弱体質…。
 私は同じ年の青色見習いとして、彼女に近付くのが容易なのを利用し、彼女に魔力を流してみた。
 …やはりこの世界の彼女と私の魔力は同調しやすく、違和感は無い。そうして魔力塊が無い事、通常より魔力の流れが常に速過ぎる事が分かった。どうやら魔力の動きが活発過ぎる様だ。魔力を産み出す速度もそれに応じる為、魔力が強過ぎて身体がついていかない様だ。
 …しかしこの様な体質は初めてだ。研究したい、と言う願望が頭をもたげる。元の世界に帰る時に、何とかこのローゼマインを連れて行けないだろうか…。

 この時、私は思いもしなかった。ローゼマインの存在の、その業を。