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しかし同時にパイロットが気になった。

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　ストライクガンダムとM1アストレイは、ブースターをはずすとエターナルに張り付いていたマールスにビームライフルを撃った。
相手は、援軍に着た2機に恐れをなしてエターナルから離れた。

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　そのときエターナルのブリッジに映像通信が入った。
「バルドフェルド大佐、ダコスタ中佐」
　アスラン准将の声がした。そこには、キラ准将とアスラン准将が映っていた。
「キラ准将、アスラン准将」
　ダコスタ中佐は、うれしさのあまり立ち上がった。

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　それは、ガイアガンダムでも見れた。
「お前ら」
　バルドフェルド大佐は、予想していたとはいえあっけにとられてしまった。

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「すみません。
でもエターナルは、絶対に沈んじゃいけない船だから」
　キラ准将とアスラン准将は、そういってマールスからのビームライフルの嵐を何とか回避した。
そこに片腕をなくしたガイアガンダムが援護に駆けつけた。
「バカ。
だったら早くエターナルに入れ」
　キラ准将とアスラン准将は、バルドフェルド大佐が何を言っているのかわからなかった。
「お前らの機体を取って来い。
ついでにパンサーのOSを調整して出撃できるようにするんだ」
　その言葉にやっとキラ准将とアスラン准将は、バルドフェルド大佐が何を言っているのかわかった。
「はい」
　キラ准将とアスラン准将は、エターナルに向かった。

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「少し離れる」
　ダコスタ中佐は、ブリッジを後にした。

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「やめてください。間に合いやしません」
　エーリッヒは、最後のディスプレイの取り付けをしているノーマルスーツを着たサオトメに警告した。
しかしサオトメは、一向にやめる気配がない。
そのときサイジョウ元帥が来た。
「行かせてやってくれ」
　サイジョウ元帥のお願いにとうとうエーリッヒがあきらめた。
ガンダムサイガーMk-3は、発進位置に移動するためエレベーターで上に移動した。
「われわれを呪わないでくさいよ」
　そういい吐き捨てるとコックピットから離れた。
サオトメは、それを確認するとコックピットを閉じて全周囲モニターをつけた。

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「緊急着艦システム用意」
　ストライクガンダムとM１アストレイは、エターナルに帰艦しよとした。
しかし途中ストライクガンダムがM1アストレイをかばって両手両脚を失った。
しかしワイヤーによる緊急着艦で何とか着艦できた。
　キラ准将とアスラン准将がコックピットから出て空気入出部屋で空気を充満させて艦内に入った。
そこでは、ダコスタ中佐が敬礼して出迎えてくれた。
2人も敬礼して挨拶した。
「フリーダムとジャスティスは？」
　アスラン准将がダコスタ中佐に質問した。
「こちらです」
　アスラン准将の質問にダコスタ中佐が案内した。

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　ガンダムサイガーMk-3は、ゲタにしがみつく姿勢でゲタに乗っていた。
「カウントダウン、良好です」
　ガンダムサイガーMk-3は、さらに姿勢を低くした。
(キラも新型機を受領したか。
これは、厄介だな)
　サオトメは、そんなことを考えていた。
「0」
　カウントダウンが0になりゲタのスラスターに灯がついて急加速した。
それに伴いサオトメにすさまじいGが襲った。
マスドライバーから射出されるとゲタは、姿勢制御装置で目的地をη艦隊方面に向けた。
そしてマスドライバーでの急加速を足して一気に宇宙を駆けた。

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　ダコスタ中佐は、2人をモビルスーツデッキに案内した。
そこにはストライクフリーダムガンダム、インフィニットジャスティスガンダムとパンサーガンダムが16機あった。
「アスラン、君がパンサーを調整して」
　アスラン准将は、驚いた。
「これさえあればちゃんと戦える。
それを自分の中で確信したいんだ」
　キラ准将は、機体の特性上自分がいったほうがいいと思った。
「キラ」
　アスラン准将は、やはり心配だった。
「お前だけにつらい思いは、させない。
待ってろ。
俺もすぐに行く」
「うん」
　アスラン准将の言葉にキラ准将は、うなずいた。

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　サオトメは、推進剤を失ったゲタをガンダムサイガーMk-3からはずした。
(敵新型ガンダムもなかなかの性能だ。
長距離射撃で一気に決着をつけるしかないか)
　サオトメは、遠く離れた位置からでも敵新型ガンダムの性能を大体であるが把握できた。

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　キラ准将は、まだ設定されてないストライクフリーダムガンダムを起動させOSを構築した。
「CPC設定完了。
ニューラルリンケージ。
イオン濃度正常。
メタ運動野パラメータ更新。
原子炉臨界。
パワーフロー正常。
全システムオールグリーン。
ストライクフリーダム、システム起動」
　キラ准将は、ストライクフリーダムガンダムを戦闘可能な状態にした。
そしてエターナルのハッチが開放した。
「X-20A、ストライクフリーダム。
発進どうぞ」
　ダコスタ中佐の報告と共に発進準備がすべて整った。
「キラ・ヤマト、フリーダム。
いきます」
　ストライクフリーダムガンダムは、出撃した。
　アスラン准将は、パンサーガンダムのOSの調整を行っていた。
「キャリブレーション取りつつゼロ・モーメント・ポイントおよびCPGを再設定。
擬似皮質の分子イオンポンプに制御モジュール直結。
ニューラルリンゲージ・ネットワーク再構築。
メタ運動野パラメータ更新。
フィードフォワード制御再起動。
伝達関数コリオリ偏差修正。
運動ルーチン接続。
システムオンライン」
　アスラン准将は、パンサーガンダムのOSを構築した。
それが終わるとインフフィニットジャスティスガンダムに乗った。
「X-19A、インフィニットジャスティス。
発進どうぞ」
　ダコスタ中佐の報告と共に発進準備がすべて整った。
「アスラン・ザラ、ジャスティス。
発進する」
　インフィニットジャスティスガンダムは、発進した。

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　それは、ドゴス・ギアでも確認できた。
「やつらが来たのか？」