SEED BLOOM
ライズ「どうした?アルト」
彼の上司らしき、金髪の人物がガチガチに固まっていたアルトに声をかけた。
アルト「ライズさん・・・」
ライズ「緊張したってしょうがないんだ、気楽に行こうぜ。なぁ」
ライズは、アルトの肩を叩くと柔らかい笑みを浮かべた。
アルト「はい・・・。そうですね。ありがとうございます。ライズさん」
ライズ「どういたしまして。それよりいつも言ってるだろ?敬語は止めろ。後、ライズでいいよ。っと・・・。そろそろ時間だな?準備は良いか?アルト」
アルト「はい!もう平気です」
アルトは、程よい緊張感を持ちつつも、自身が自然体になることができた。
「遊撃部隊!!ヘリオポリスに向けて出撃せよ!!」
隊長の言葉とほぼ同時に強襲用コンテナが射出され、ヘリオポリスに向けて発進した。
タケル「また戦争・・・」
タケルは、近くの電気屋のテレビに映った映像を見ると悲しい表情を浮かべた。
友人B「嫌だ・・・。また、やってるの?」
友人C「こりないよな。ナチュラルだのコーディネイターだの対して変わらないのに」
作品名:SEED BLOOM 作家名:BAKUNA