SEED BLOOM
友人C「タケル~。お前って、本当にイリスのことになるとやたら肩持つよな?ひょっとして・・・。惚れてるのか?」
タケル「えっ!?」
友人B「もー。タケルからかうのは止めときなさいよ、まぁ、あたしはその展開でも充分嬉しいけど」
友人A「何、さらっと、爆弾発言してんだよ。ったく・・・」
友人C「あれ?お前なんか顔赤くね?」
友人A「なっ!!赤くなんかねえよ!!」
友人B「本当だぁ真っ赤ぁ」
友人A「だから、赤くなんか・・・。なぁ!タケル!!」
タケル「えっ?ごめん、何?」
友人A「タケル、どうした?お前、いきなりボーっとして?」
タケル「いや、なんか。向こうの方に何かが落ちていったような気がしてさ・・・」
友人C「何か落ちた?何も見えなかっぞ」
友人B「気のせいなんじゃない?」
タケル「かも、ね・・・。ゴメン」
タケルは苦笑いをまた一つ浮かべると、友人たちの中に入っていった。
しかし、しばらく歩いていると。やはり、先ほどのことが気になったのか。タケルは、再び立ち止まり空を見上げた。
作品名:SEED BLOOM 作家名:BAKUNA