SEED BLOOM
タケル「ゴメン。みんな、先帰って!!!」
友人の静止の声も聞かずに、何か胸騒ぎを感じたタケルは走り出した。
タケル「確か。この辺だったような・・・」
タケルは、何かが落下したと思われる、場所に到着し。辺りを探索していた。
???「おい!!お前!!」
タケルは、一瞬ビクっとなりつつも。ゆっくりと、後ろを向いた。
すると、タケルと同い年くらいの少年?がフードを深くかぶり。そこに、立っていた。
タケル「君は・・・?」
少年?「悪いことは言わない。早く、ここから出て行け」
タケル「でも・・・」
少年?「いいから!!さっさと出ていけ!!」
タケルは、少年が必死で怒鳴っている姿を見て。自分に忠告するというより、何か見られたくないものがあって追い出したいという印象を受けた。
それが、大人なら大人しく納得し。引き下がったのだろうが。言われているのは、自分と同じ年代であること。そして何故かこの少年が隠そうとしているものなんだかすごく引っかかり。タケルはそのまま少年の方へ向き直った。
作品名:SEED BLOOM 作家名:BAKUNA