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はじまりのあの日14 秘密の贈り物

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「ふふふ。それがレン君の魅力の一つだよ~」

言われ、拗ねる片割れを、慰めるIA姉。でも、頭を撫でたのがお気に召さない様子。益々拗ねる

「お嬢方だけで踊ったヤツも反則的だったじゃない。あれやると、リリが一番タッパ(身長)あるよな。ヒールの効果もあって。カッコだけなら、一番女王様。妹ながら惚れそうじゃない」
「うん。リリ姉すっごく格好いい。やっぱり憧れるな~。わたしもリリ姉みたいに成りた~い」
「アハッ、サンキュ、おにぃ、リン。焦んなくても良くね、これからじゃん、リンは。大体、ちっさくてカワイイ方がいんじゃね、男は。あ~あ、無駄にデカクなっちゃったな~」

じゃがいもスティックを食べつつ、小悪魔スタイルのリリ姉。なぜだかちょっと気落ち顔

「いえいえ、リリィさん。個人的見解ですが、とてもお似合いでしたよ。まぁ、日常的にあのような格好であれば、好ましくはありませんが『公演』ですから。リリィさんの長身も相まって、力強い美しさを感じました」
「え、マジ、センセ」

少し照れながら褒めるキヨテル先生。突如跳ね起きて、先生に詰め寄る。気押されてやや後退する先生、上半身が下がって、リリ姉がかぶさる格好に

「え、ええ。本当です」
「やっべ、ちょ~嬉し~」

花が咲く。頬が染まるリリ姉。分かりやすいリアクション

「そっか~。初めて来た時は、まだ身長、わたしの方が高かったよね。リリちゃん」
「あ、マジだ。いつの間にか、おねぇ超えてるじゃん」

先生に乗っかったまま、リリ姉がめぐ姉の方を向く

「NYで、手を繋いでいたときは、まだ幼かったリリィさん。素敵に成長されました。時が経つのは早いものです。私が歳をとるのも、当然ですね」

少し寂しげな先生に褒められる。リリ姉、益々照れ始める、も、至福の顔