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はじまりのあの日22 違和感の正体と告白

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萌え悶えるのはIA姉。認め合う、彼へ目配せ、やや気遣った感がある、めー姉。紫様、杯を掲げる

「すっごくお似合いじゃないですか。かむさんとリンちゃん。わあ、かわいい、紫のお花に囲まれてます~ぅ」
「みきみきとぴこぴこもお似合いだぞ。どっちもかあいい」
「「ありがとで~す、カルた~ん」」

盛り上がるメンバー

「じゃあ、ウチとセンセでアレ撮っちゃおうぜ~っ。ミクとルカで歌った『磁石』の、ア・レ~。教師と生徒設定でさ~」
「うっわ、そっちも反則感満載~っ。リリね~さんに、うちさんせ~い。超ヤバヤバ設定、萌えちゃう~」

Mikiちゃん、さっきからとても楽しそう。いや、事実楽しかっただろうな。わたし同様、想い人と結ばれたんだもの

「Solo(ソロ)の舞が多いのは、マダ二方が結ばれてオラヌというコトの表われでゴザル、カ。心は合っても、通じ合ってはイカン所も。試練でゴザル」

アル兄の小声は何故かと思った。きっと気を使ってくれたんだろう

「ですが、最後劇的なまでに歩み寄る。必ず結ばれると言う事でしょう。私は信じていますよ」
「ウチも、センセイイ事いう~。おにぃ、リン、応援すっぜ~」
「リリイさん、私達も同様に、ですよ」

真摯な声で、キヨテル先生。リリ姉、先生の胸に頭を埋めながら。一瞬、悲しげなリリ姉。あまり見せない顔だった