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「つまり、ドイツ語圏かイタリア語圏の、音楽に理解のある人間と言う事です！」
「はじめからそう言え！」
唾を飛ばして怒鳴った後、ドイツ語圏か、イタリア語圏の音楽好きな人間の顔を思い巡らせた。
・・・・いた。しかも冥界入ってすぐに。
俄然ラダマンティスは元気になって、
「行くぞ、お前ら、すぐに行くぞ！！！」
「御意」
「…はいはい」
ファラオはオルフェと顔を見合わせると、肩を竦め合った。