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機動戦士ガンダムRSD 第38話 死神と運命

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 ピート艦長は、ダルマシアン艦長のホワイト・キルマー少将に通信を入れた。
「本艦のみでアーガマもどきを撃沈する。
3隻は、ボギー2を沈めてくれ」
 ピート艦長がホワイト艦長に指示を出した。
「わかった」
 ホワイト艦長は、少し悩んだがすぐに判断した。
「面舵10。
今度こそあの艦を沈める」
 ホワイト艦長が部下に活を入れた。
「はい」
 ホワイト艦長の言葉にブリッジの皆が返事をした。
β艦隊は、アーガマもどきとボギー2のところへ向かった。

                                        ※

 それは、アークエンジェルでも確認できた。
「あれがくるわよ。
いいわね?」
 ラミアス艦長が部下の覚悟を確認した。
「はい」
 それにブリッジの皆が答えた。

                                        ※

 ミネルバは、火器を起動させた。
「ランチャー1から10にエスパール、装填。
トリスタンとイゾルデ、目標敵艦隊」
 ミサイル発射菅が開きトリスタンとイゾルデが起動した。

                                        ※

 アークエンジェルも火器を起動させた。
「後部ミサイル発射菅、全門ウォンバット装填。
ゴットフリートとバリアント、照準敵旗艦」
 後部ミサイル発射菅が開きゴットフリートとバリアントが起動した。

                                          ※

 互いに数秒にらんだ後互いに主砲とミサイルを発射した。
ミサイルは、互いのCIWSによって破壊された。
その爆煙から互いに主砲が来た。
しかし互いに命中せずスクイードは、アーガマもどきの隣を航行した。
そして右舷火器でアーガマもどきを攻撃した。
しかしアーガマもどきは、ラミネート装甲で決定打はなかった。
アーガマもどきもスクイードを主砲で攻撃したがFEBによって致命傷は、受けなかった。

                                        ※

 1機のガイヤス・ギヤは、12機のアストレイ部隊が放つビームの嵐に突っ込んだ。
すると3機小隊がまずビームライフルを撃ちながら距離を詰めてきた。
ガイヤス・ギヤは、まず1機のアストレイのビームを回避すると同時にビームライフルで反撃して撃墜した。
2機目も直後にビームライフルを撃ち撃墜した。
3機目は、互いにビームライフルの応酬戦になった。
ガイヤス・ギヤは、先行しすぎて四方八方からビームの火箭を受ける形になってしまった。

                                         ※

 ルナマリア大尉は、マユ大佐とガンダムサイガーらしき機体の戦闘を黙って見ていた。

                                        ※

 1機のモビルアーマー形態のムラサメが1機のユーピテルツヴァイのバルカン砲で撃墜された。
1隻のクラオミカミ級が1機のガイヤス・ギヤのレール・キャノンで撃沈した。
1機のガイヤス・ギヤが1機のシュライク装備のアストレイに急接近してビームサーベルで左右真っ二つに斬った。
 地上部隊は、必死に対空弾幕を張っていた。
リニア・ガン部隊に戦艦からの支援ミサイルが飛来して相当数が破壊された。
 1機のガイヤス・ギヤがビームライフルで2機のアストレイを連続で撃墜した。
そして上空にいた1機のモビルアーマー形態のムラサメもビームライフルで撃墜した。

                                         ※

 マックス大佐は、オーブ新型機に近接信管型グレネード・ランチャーを撃った。
近接信管型であるためグレネード・ランチャーは、敵機の真近で炸裂し数百個の鉄球をばらまく。
これを撃った目的は、撃墜ではなくバックパックにダメージを与え地上戦に持ち込もうと考えたからだ。
見事鉄球が敵機のバックパックを破壊し地上に降り立った。
 すると2機が包囲隊形を整え十字火箭を張る中マックス大佐は、ビームサーベルを引き抜き隊長機と思しき機体に肉薄した。
新型機もビームサーベルを引き抜き両機のサーベルが2度3度と激突する。
2機が退路を断つビームを撃ち放つ一方サーベルを構えた1機立て続けに斬撃を見舞わせた。
マックス大佐は、隊長機ととれる間合いをうかがっていた。
 そして隊長機ととれる間合い立つとシュツルム・ファウストを撃った。
隊長機は、後退しながらシールドで防いだもののシールドと左腕を破壊された。
隊長機は、一瞬ひるんだもののすぐに体勢を直しエンドグリップからもビームを展開させた。
それは、まるで東洋に伝わるナギナタの形を顕現させた。
「ビームナギナタも持っているのか?」
 マックス大佐は、武装の充実さに驚愕したのも一瞬腰部ビームキャノンを隊長機に撃った。
しかし隊長機は、ビームナギナタを高速回転させビームをはじいた。
マックス大佐は、今度は自機の近くの地面を腰部ビームキャノンで撃った。
たちまち自機の周囲は、砂煙で囲われた。
そして周囲が完全に見えなくなったところで上空にシュツルム・ファウストを1発撃った。
するとビームが飛来しシュツルム・ファウストを破壊した。
その方向に急接近すると包囲隊の1機だった。
パイロットは、目の前から出てきたマックス機に反応できずビームサーベルでビームライフルを破壊された。
包囲網を撃ち破ったマックス大佐は、全速で3機と距離をとった。

                                         ※

「どうなっているんだ?」
 イソザキ二尉は、目の前の状況を理解できなかった。
クサカ二尉とともに包囲網を作りカドマツ一尉がアタッカーとして攻撃する。
完璧な連携だったにもかかわらず敵機は、シールドミサイルを撃ちカドマツ機のシールドごと左腕を破壊した。
「クソ」
 イソザキ二尉は、敵機にビームライフルを撃とうとしたが敵機は自分の周りの地面を腰部ビームキャノンなどで撃ち砂埃を発生させた。
「煙幕のつもりか」
 すると上空から何かが飛び出した。
イソザキ二尉は、反射的にそれをビームライフルで破壊し大爆発を起こした。
刹那目の前から敵機がビームサーベルを構えながら現れた。
「何?」
 イソザキ二尉は、とっさに機体を後退させたがヒャクライを破壊されてしまった。
そのまま敵機は、3機がひるんだすきに包囲網を突破した。

                                          ※

 1機のガイヤス・ギヤが1機のモビルアーマー形態のムラサメをビームライフルで撃墜した。
1機のガヤス・ギヤは、2機のモビルアーマー形態のムラサメをシュツルム・ファウストで連続で撃墜した。
1機のガンダムサイガーは、1機のアストレイをビームライフルで撃墜した。