二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」
代打の代打
代打の代打
novelistID. 63523
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

はじまりのあの日~一夏の恋の物語1~

INDEX|4ページ/12ページ|

次のページ前のページ
 

じゃがいも五十個。芋山(いもざん)芋餅用、フライドポテト用のも含め、大量の芋の皮を剥いていく。取り分けて、茹でる。玉子も茹でる。串がすっと通るようになったら、芋潰し。玉子つぶし。マヨ和え。ハム和え。ってかもう全部あえ。子供用を取り分けて、大人用には胡椒と玉ねぎ。二種類作るじゃない

「一品完成~。ヒトシナだけど、結構労働だよね」
「数が数だからじゃない。さて次、カマ焼き、焼きネギ、枝豆、めだまやき。冷蔵庫にマグロのカマが鎮座してた」
「ん、殿、めだまやきリクにあったっけ」

頭に疑問符が浮かぶ親友

「いや、俺たちの朝食。作っちゃおうじゃない」
「ああ、納得。あ、ごはんとお味噌汁どうしよう」

こんな事もあろうかと、ってヤツじゃない

「お米は昨日の晩、神威家にセットしておいた、電子ジャーに。味噌汁は、頃合いみて作ろうじゃない。さて、二十個イッキに焼くぞ。ネギもカマも焼く」
「焼くのみ、茹でのみのしばりだね。さすが殿、ご飯ありがとう」
「朝ご飯、白飯必須じゃない、メンバー。さて、手間かかんないヤツから行くぞ」

鍋に水を張るカイト。俺、フライパンをコンロにセット

「じゃあ、オレ枝豆作っちゃうね。塩でもんでそのまま鍋。水から茹でて沸騰したら、五、六分」

大鍋に水を張る、カイト。この人数分の枝豆、大漁ゆで

「ネギは、一回軽く茹でる。それから焼くと、とろとろでうまい」
「カマ焼きは、蒸し焼きにしてっと」
「火、通るまでにタッパ、重箱洗っとこうじゃない」
「保温ジャーとクーラーボックス、用意しとくね」

ほかほかの、枝豆、ネギ、カマ。そして、目玉焼き。ついでに、朝食用のサラダも二品。野菜サラダとツナサラダ。割愛するケド、ここまでもけっこうな格闘じゃない。特に、二十一個のめだまやき。フライパン、二つ使って、計四回。半熟、全熟、その中間。好みで焼き分け計四回。皿にうつして、テーブル拭いてって辺りで