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機動戦士ガンダムRSD 第40話 終焉の始まり

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皆は、絶望した。
直撃を受けた4基のコロニーは、崩壊しその残骸が2基のコロニーに直撃し崩壊させた。
 それは、ルナツーのモニターでも確認できた。
「これは、一体何が」
 将校は、何が起きたのか理解できていなかった。
「こ、こんな馬鹿な」
 別の将校は、立っていられず膝をついた。
「どういう事だ。
どこからの攻撃だ。
一体何が起きたというのだ」
 呆然自失になっていた司令官は、我に返りどなった。

                                             ※

 それは、ダイダロスの指令室でもそれは、確認できた。
「3バンチから6バンチ直撃。
10バンチと11バンチが3バンチの衝突により崩壊」
 オペレーターが報告した。
「外れた?」
 それにジブリール大統領が驚いた。
「どういうことか?」
 司令官も詳細を求めた。
「グノーの射角が計算外にずれたようです。
戦闘の影響かと思われますが」
 オペレーターが理由を報告した。
「ユート・シティーを撃ち損じるとは」
 ジブリール大統領は、悔しがった。

                                              ※

 シグマン少佐は、廃棄コロニーを呆然と見ていた。
「何だ?
一体」
 シグマン少佐は、それをいうので精一杯だった。
「3バンチから6バンチ。
10バンチと11バンチも崩壊したなんて」
 アイリス曹長は、眼前の光景を信じられなかった。
「クソ」
 シグマン少佐は、そういうとコントロールパネルを拳でたたいた。
「月の裏側からまさかこんな方法で」
 アイリス曹長は、地球軍の技術力と発想に驚いていた。
「全機、こいつを落とす。
2射目があったら今度こそコロニーは、お終いだ。
何が何でも落とすぞ」
 シグマン少佐は、我に返り今自分たちがすべきことを下令した。
「了解」
 スダルシャナは、モビルアーマーに変形するとマールスを率いて廃棄コロニーに向かった。
しかしそれを阻止しようと1機のレイダガーが肩部キャノンを撃ちながら接近してきた。
だがキャノンは、命中しなかった。
「火箭?
どこからだ?」
 シグマン少佐は、レーダーを見ながら敵機を捜した。

                                               ※

 そのレイダガーのパイロットは、廃棄コロニーにマールスが接近しているのに気づいた。
「エレオとルリは、マールスの進攻を阻止しろ」
 パイロットが部下に指示を出した。
「了解」
 2人が答え部下を率いてマールス隊に接近した。
「1機のマン・マシーンなど恐れるに足りず」
 エレオ曹長がそういった瞬間たくさんの火箭が襲ってきた。
マールスの後方からさらにマールス小隊がビームライフルを撃ちながら接近してきたのだ。
「援軍?
4機か」
 エレオがそう判断すると一度小隊から距離をとった。
ルリ軍曹は、小隊の中で一番技量が低そうな機を見つけてビームライフルを撃ったが回避された。
「命令通りグノーを護り切れなかったからこのような状況になったの?」
 ルリは、このような戦況になった原因を考えて突破を図るマールスを止めようとしたが1機のマールスがバズーカを撃ちながら足止めしようとしていた。
そのマールスに向かってビームライフルを撃ったがシールドで防がれた。

                                               ※

 レイダガーとスダルシャナは、互いに主兵装を撃ち合いながら接近したがすれ違う寸前でレイダガーが急上昇した。
「捕まえた」
 レイダガーのパイロットは、そういうとレイダガーをモビルスーツ形態に変形させた。
そしてビームを回避しながら接近するとすれ違いざまにスダルシャナに捕まった。
「死ね」
 零距離で2連装52mm超高初速防盾砲を撃とうとしたが振り降ろされた。
「クソ」
 パイロットが悪態をつくとスダルシャナも変形した。

                                               ※

 シグマン少佐がレイダガーを照準に合わせようとしたが右斜め下から1機のウィンダムがビームライフルを連射しながら接近してきた。
シグマン少佐は、回避しそこに1機のマールスが撃墜しようとしたが逆にビームライフルで反撃され左足を破壊されてしまった。
「弾切れ?」
 パイロットは、ビームライフルの残弾が切れたことにそこで気づいた。

                                               ※

「出てこなければやられなかったものを」
 ルリは、そのマールスにビームライフルを連射し追い詰めた。

                                               ※

 シグマン少佐は、部下がやられそうになっているのでマールスにビームライフルを連射するウィンダムを蹴ってそのマールスの背後に回り接触回線を開いた。
「任せてくれればいい」
 シグマン少佐は、無理しないように言った。
「援護したんです」
 パイロットは、一人前に反論した。
「でかい口は、戦果をあげて生き残ってから言え」
 シグマン少佐は、パイロットに怒鳴ると離れた。
「隊長、突破してください。
スダルシャナの速度と火力なら敵艦隊を突破してコロニーを破壊できます」
 中隊長がそう具申すると目の前からモビルアーマー状態のレイダガーが来たのでビームライフルを撃ったが回避された。

                                                 ※

 レイダガーは、マールスのビームライフルの連射を回避したがそのせいで軌道上にいた1機のウィンダムと衝突しそうになった。
「気をつけろ」
 パイロットは、エレオに怒鳴った。
「すみません」
 エレオは、おろおろしてしまいそのすきをついてスダルシャナがビームライフルを連射しながら前方から接近してきた。
回避が間に合わずエレオは、撃墜された。
さらに1機のウィンダムがビームライフルで撃墜された。
スダルシャナは、3連装ビームガンでマールスにビームライフルを連射しているウィンダムを撃墜した。
「艦を沈めさえすれば」
 スダルシャナは、敵艦に接近した。

                                               ※

 それは、敵艦でも確認できた。
「マン・マシーンが接近してきます」
 オペレーターが艦長に報告した。
「しゃべる暇があったら撃ち落とせ」
 艦長が命令した。

                                               ※

 アイリス曹長は、1機のウィンダムと接近戦を繰り広げていた。
ウィンダムが上下真っ二つに切ろうとしたので上昇してよけた。
また距離が開いたので両者は、撃ち合いになりマールスは頭部バルカン砲を撃ったがウィンダムは反撃にビームライフルを撃ってきた。
「あれは、ガンダムじゃないんだ」