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　それは、メガビームライフルで1機のウィンダムを撃墜したサオトメも気づきアンディー小隊の許に急いだ。

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　それは、ダイダロス基地司令部でも確認できた。
「第6区に新たな敵マン・マシーン」
　オペレーターが状況を報告した。
「デストロイ、2号機も沈黙」
　別のオペレーターがデストロイガンダムの状況を報告した。
「レクイエム、稼働率61％」
　別のオペレーターがレクイエムの状況を報告した。
「第八機動隊、応答ありません」
　別のぺレーターが艦隊の状況を報告した。
「レクイエム発射だ。
フルパワーでなくてもよい。
撃て。
奴等を薙ぎ払うんだ」
　ジブリール大統領は、もう限界だと悟った。
「了解」
　司令官も同意見だった。

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「沈め」
　シグマン少佐は、そういうと1隻のホーキンス級をビームライフルで撃沈させた。
η艦隊らは、主砲とミサイル攻撃で廃棄コロニーを攻撃した。

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　それは、ダイダロス基地司令部でも確認できた。
「駄目です。
フォーレに異常発生。
ポジション取れません」
　オペレーターの報告にジブリール大統領は、苦しい表情をした。
「駄目ならそれでもよい。
フォーレの奴等だけでも」
　ジブリール大統領は、それでもレクイエム発射を決意した。
「それでは、終わりです。
次のチャージまでは、とても間に合いません」
　司令官は、次の発射の時間稼ぎまでできないと反論した。
「いいから撃て。
その隙に脱出する」
　ジブリール大統領は、レクイエム発射を囮に脱出を決意していた。
「私が生きてさえいればまだいくらでも道は、ある。
基地を降伏させ同時に撃つんだ。
言い訳は、いくらでもつく。
君は、良くやってくれた。
共にアルザッヘルにでも逃げればまだチャンスは、ある」
　ジブリール大統領は、司令官に陽動の手順を説明した。

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　アンディー小隊は量産型モビルスーツ、モビルアーマーと新型羽根付きガンダムと下駄背負いガンダムと戦闘に入っていた。
アンディー大尉は、新型羽根付きガンダムのオールレンジ攻撃を回避するので手一杯だった。
その時ガンダムサイガーMk-3が現れ2機のウィンダムをシールド内スクリュー・ウェッブで同時に撃墜した。
さらに1機の節足モビルアーマーに接近するとカスタム・ザンバーソードでモビルスーツ部分を切り撃墜した。
「副隊長」
　アンディー大尉は、嬉しそうにサオトメを呼んだ。
「ここは、俺が食い止める。
行け。
射出口は、もうすぐそこだ」
　サオトメは、キラたちと決着をつけることにした。
「了解」
　アンディー小隊は、射出口に急いだ。

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「撃て」
　リーンホースJr.は、再び基地施設に向けてハイメガ砲を撃った。
　ガンダムエンペラーは、G-M.B.Sで敵艦のCIWSとミサイルを防ぎながら接近するとG-M.Z.Sで敵艦を串刺しにして撃沈した。
「遊撃艦隊も奮戦している。
あと少しだ。
気を抜くな」
　マーカー艦長が部下を激励した。
「了解」
　部下たちの声色には、疲れが見られたが士気は高かった。

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　1機のモビルアーマーがアンディー小隊に向けてビームなどを一斉に撃った。
「クソ。
もういい加減にしろ」
　サオトメは、モビルアーマーに急接近するとビームシールドを展開される前にカスタム・ザンバーソードを突き刺し撃墜した。

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　サオトメは、新型羽根付きガンダムから飛び出したファンネルもどきからのビームを2回ほど避けるとファンネルもどきをカスタム・ザンバーソードで2基破壊した。
さらにV.S.B.Rで2基を同時に破壊した。
　一方サイジョウ元帥は、1機のビームライフルを連射するウィンダムの上空に達すると急降下しながらG-M.Z.Sで切り撃墜した。
さらに腹部ハイメガキャノン砲で複数のウィンダムを撃墜した。
「サオトメ、キラはとっといてくれよ」
　サイジョウ元帥は、キラとの決着をつけるのは自分だと考えていた。
　サオトメは、上空から複数のビームが飛来するのを予想した。
「キラ、飛び道具では俺には勝てないぞ」
　サオトメは、そういうとV.M.B.Rで6基のファンネルもどきを破壊しカスタム・ザンバーソードでさらに2基破壊した。
サオトメは、新型羽根付きガンダムと新型下駄背負いガンダムのビーム砲の連射をよけ続けていた。
すると新型羽根付きガンダムが腹部ビーム砲を撃ってきたが回避した。
「この程度の砲撃で」
　その時ディスプレイに操縦系統とセンサー系に関する警告文が表示された。
「サイコミュとのリンク率が低い？
突貫機だからな。
多少の整備不良は、やむを得ないか」
　サオトメは、自機の性能不足を嘆いた。
その時新型下駄背負いガンダムが両肩のビームブーメランを投げてきた。
サオトメは、カスタム・ザンバーソードではたいて防いだ。
そして再びの砲撃を回避しながら接近した。
「ここまで接近すれば」
　サオトメは、カスタム・ザンバーソードで新型下駄背負いガンダムを切ろうとしたが相手もビームサーベルを抜刀してつばぜり合いになった。
しかしガンダムサイガーMk-3のほうがパワーウェイトレシオが高いため新型下駄背負いガンダムを吹き飛ばした。
新型下駄背負いガンダムは、少し吹き飛ばされたが何とか姿勢をただすとサオトメは再び新型下駄背負いガンダムに接近しつばぜり合いになった。
新型下駄背負いガンダムは、このままでは勝てぬとみて距離をとった。
「遅すぎる」
　サオトメは、NEOV.S.B.Rを2発撃った。
1発目は、牽制で回避させもう1発を右足に命中させた。

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　キラ准将もそれを見ていた。
「アスラン」
　キラ准将はガンダムサイガーを追撃しながら高エネルギービームライフル、カリドゥス複相ビーム砲とクスィフィアス3レール砲を連射したが回避されつづけた。
ガンダムサイガーは、月表面を低空で飛行したがストライクフリーダムガンダムは上空から攻撃を続けた。
そのガンダムサイガーがビームサーベルを持って接近してきたので高エネルギービームライフルをマウントしシュペールラケルタビームサーベルに持ち替えるとガンダムサイガーと切りあった。
しかし切られたのは、ストライクフリーダムガンダムの左翼の機動兵装ウイングの端を切られた。
キラは准将は、その光景に信じられなかった。

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　サオトメは、左翼の端しか傷をつけられなかったのが信じられなかった。
「サイコミュさえ万全なら今の一撃で」