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クロノトリガー後日談 ロボ生きてた展開

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開拓の主な目的はラヴォスの生体実験で解剖や研究、生命科学探求にあった。

 

Y惑星は地球から3光年離れている。X惑星とは異なり人間が住みやすい環境作りを目的としていた。地球が太陽爆発や恒星膨張に飲み込まれた際のスペア惑星として最初に作られたものである。

人類移住が主な目的であってロボットと人間の戦争も激しい場所であった。

 

Z惑星は地球から100万光年離れている。銀河爆発、銀河衝突に備えた地球のスペア惑星である。Y惑星程ではないがロボットと人間の争いが耐えない場所だった。

 

XZ1惑星は宇宙の果てに建設した擬似惑星で宇宙の壁を監視している。壁から発せられる時空の歪みを測定し、宇宙そのもの消滅を知らせようとする。

 

A.B.C.Dの4つの惑星は人間意外の知的生命体が多く住む惑星。

 

D惑星は側にある白い穴ホワイ卜ホールから出てくるものを観測している。そこから主に出てくるのはラヴォス。

ホワイトホールからは別次元宇宙と繋がっている。

 

 

 

マール

「宇宙て怖いね…」

 

ルッカ

「まさかラヴォスの生体実験をしているなんて…

 

マール

「ねぇ? マザー、結局、ラヴォスって何なの?」

 

マザー

「ラヴォスという生き物は原始時代より以前から地球に飛来していました…」

 

マザーの説明は続いた。

 

「ラヴォス研究が始まったのは歴1001年からでラヴォスの遺骸と地層の発掘調査から地球には数千のラヴォスが内在していると判明。その殆どが生きている状態ではありません。」

 

「ラヴォス同士は互いにエネルギーを奪い合う関係にあり、殺し合う関係にあります。現在でも17体のラヴォスが地殻で生きていますが、力が互いに均衡していて安定してます。予測では次に地表に現れるのは10万年後で…」

 

 

「ラヴォスは当初、地球に存在している生命の遺伝子を取り込み自己細胞とする進化生命体だと考えられていましたが、実際はその逆でありラヴォスは元々全ての遺伝子を持っていて、その遺伝子ウイルスが地球上の生命に取り込まれたと判明しました。

 古代に人間が魔力を得たのもラヴォス細胞に人間に感染したことがキッカケになっていました。」

 

ラヴォスの目的、世界を破壊するのはなぜ?という問いは、ラヴォスそのものもは知的生命体であり赤ん坊が成人に進化する様な変化余地がある存在であるが、エネルギーが強すぎて物事を学ぶ前に破壊し尽くしてしまう。ラヴォス解剖、実験により、高度な教育が施せる事が判明したが、家畜の様にエネルギー抽出体として扱うのが人類にとって合理的だった。

 

 

ロボは人間を探していた際にラヴォスを目撃、同情していた。

ラヴォスの体は光る糸に蜘蛛の巣状にはりめぐされ、その装置がラヴォスからエネルギーを吸収していた。

 

まるでベットに縛られた植物人間の様で、蜘蛛の巣に引っ掛かって抜け出せない蝶の様な、

ロボはラヴォスを見て悲しみを覚えた。

 

 

ラヴォスの実験施設で人間を見つけた。

食料がない状況で生命維持装置で生きていた。

しかし、ここからどうやって助けていいか判らない。人間のテレポート装置は壊れている。

 

生存者

「この施設はラヴォスが暴走したときの為に宇宙船になるんだ。だから宇宙船さえ動けばなんとかなると思うのだけど、燃料がないんだ。

元々はラヴォスエネルギーで動いてたのだけど、ラヴォスからのエネルギー供給はロボット達に止められてて…

 

ロボ

「どうすればいいの?」

 

生存者

「エネルギー供給のシステムを制御しているのは地球なんだ。だけど地球のどの場所で制御されているのかまでは知らないんだ。」

 

ロボは一旦、クロノ達の元戻った。

マザーに相談しても答えは出なかった。

 

ロボは助ける事ができないことを伝えに謝りに戻った。気休めにかもしれないと知りつつも少しばかりの食料を持ち。

 

生存者は食料を食べなかった。嬉しすぎて食欲が湧かなかったらしい。

帰り道にてロボはラヴォスを見た。

心なしかラヴォスが笑顔になっている気がした。

 

マザー

「ごめんなさい。思い出しました。宇宙船を動かすめのラヴォスエネルギーですがバッテリータイプのものがありました。バッテリーはこの施設内に保管されています。」

 

ロボはバッテリー持ち、生存者たちの元へ戻った。

バッテリーを取り付けてメインコンピューターを起動する。しかし操作できない。

操縦権限が人間からは剥奪されていて、その操縦権限はロボにもなかった。

 

期待した分だけガッカリ感が大きいロボ

帰り道、心なしかラヴォスもガッカリした表情に見えた。

 

マール

「あんまりガッカリしないでよロボ。こっちまで悲しくなっちゃうよ。」

 

ルッカ

「そうだよ。少なくとも生存者達はロボが来てくれたお陰で食べものが得られた。うれしかったと思うよ

 

マール

「食べ物ならガルティアに沢山あるからさ、いっぱい持って行こうよ。食べ物以外もいっぱい持ってこうよ。」

 

ロボ

「ルッカ、宇宙船を改造したら飛ぶことは無理ですか?

 

ルッカ

「改造? まあ、度合いにもよるだろうけど、

 

ロボ

「内部構造はスキャンしておきました。大まかですが

 

ルッカ

「なるほど。内部は以外とシンプルなんだ…

 

ロボ

「できますか?

 

ルッカ

「こればかりはやってみないと判らないわ。でも、やるにしてもその手じゃ無理ね。指も太すぎるわ。やるならまずロボの手から改造しないと

 

ロボ

「お願いします

 

ルッカ

「マール、クロノ、私達は一旦現代に戻るわ。必要な道具とロボをチューナップして直ぐ戻るからちょっと待ってて」

 

ロボとルッカがシルバードに乗り込み消えた。3秒後戻ってきた。

改造されたロボがいそいそと生存者たちの元へ戻った。

 

 

ルッカ

「待ってるのもあれだから、二人とも元の時代に戻っててもいいわよ。何か進展があったら知らせに行くから。

 

マール

「えー、一緒にいるよ。私も手伝うし、クロノも手伝うし」

 

ルッカ

「気持ちは有り難いけどこの時代は危険よ。いつロボットの襲撃に合うか判らない。タイムマシンが2台あるとしても、2台ともこの場で壊されたら、どうにもならない。最悪の可能性を考慮して一台は安全な時代で待ってる方がいい。

 

マール

「そういうことなら…

 

ルッカ

「ありがとう。

 

マール

「でも、まだちょといたい。現代にいても退屈だし、この施設ももうちょっと調べたいし、とりあえずクロノが一人で戻っててよ。」

 

クロノは旧人類が残したタイムマシン1000人に乗り込り混んで、時の最果てに向かった。

クロノには一つ疑問があった。

なぜ、タイムマシンが複数あるなかで、時の最果てにいる賢者は、その存在を知らなかったのか気になったからだ。

 

時の賢者