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クロノトリガー後日談 ロボ生きてた展開

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「掘削とか色々と面倒そうね。その設備はあるの? 

 

マザー

「小さなものでは旧人類の機材がこの施設に。高性能なものは作業ロボット区画、ここから北西に1000kmにある区画にあると予想されます。また後者は使用に認証コードが必要になると思われ、ロボット達によるセキュリティレベルも高いです

 

マール

「なんだか難しくて判らない。古代ジールに行ったら別けて貰えないかな?

 

マザー

「古代ジールは支配体制が強いのでオススメできません。ジールの夫、先王のカルメスが生きている時代が安全と思われます。カルメス健在の頃、魔神機は2つ製造されています。カルメス在位は2年、紀元前11996年8月8日〜11998年、6月2日。

 

ルッカ

「カルメス王…在位期間たった二年? …やけに短いわね…何か理由があるのかしら。」

 

マザー

「カルメスは妻ジールとその勢力に暗殺されました。

地の民に分け隔てなく接するカルメスは王宮を先王が敷いてきた体制に反目する側でもありました。

特徴的な日とされるのが、

11996年8月8日、カルメスが王位継承が行われる日です。地の民もそれを祝う為に王宮へと招待されました。

 

「暗殺したの? そんな理由で?ジールが?

 

「多角的な理由がありますが、主に魔神機の影響です。魔神機はラヴォスの欠片を材料にしたもので強いエネルギーを波動しています。良くも悪くも近くにいる者への悪意にも善意にも強い同調的干渉を与えます。王宮の価値観でジールは幼少の頃から地の為への強い差別意識と階級差別思想と共に育ちました。

時代的に魔神機もその頃に作られ始め、ジールは王宮において、もっともラヴォスエネルギーの副作用を得ていた一人でした。

 

マール

「なんかかわいそうなジール。その歴史、変えちゃたら駄目なのかな。皆平和に仲良くできないのかな…

 

ルッカ

「マール…歴史を大きく変化させてしまったら私達の存在まで消えて…」 

 

マール

「分かってるよ…判ってるけど、寂しい…

 

ルッカ

「歴史に影響を与えないで国を救う。そんな夢の様なこと…

 でも、この時代には不可能な事が無さそうに思えるけど…

 マザー! 実際のところどうなの? 古代に破滅する人々を救う方法はあるの?

 

 

マザー

「すみません、私の権限ではむずかしいです。」

 

ルッカ

「不可能ではないというの?」

 

マザー

「はい、詳しい方法を答える権限にはありませんが、不可能ではありません。」

 

 

マール

「ね? 結局クロノはどうする? ドリストーンはどうやって捕りににく?

 

 

A原生時代へ

B古代カルメスへ

 

【クロノはB古代カルメスを選んだ】

 

 

 

マザー

「あ、ごめんなさい。もっと簡単な方法を思い出しました。ドリストーンの名付け親、ドリスから直接引き取るのが最良かと思われます。ドリスは原始時代後期、ラヴォスが飛来した際、クレーター中心部を調査した探検家です。ドリスは発見した石を村に持ち帰り、新種の石だと主張しましたが、村人はラヴォスの穴から拾ってきた石を不吉な石として忌み嫌いました。誰もがドリスを変人として扱いながらも、ドリスは掘り起こし、村に持ち帰りました。最初は誰もが忌み嫌っていましたが、ドリスが持ち帰る石は赤く光る珍しい石であったこともあり、若者の間で次第に人気が出ていきました。人々はドリスから得られる石ということで、この石をドリス石と呼ぶようになり、古代中期頃にはドリストーンと呼ばれる様になりました。」

 

 

クロノ達は原始時代へと向かった。

 

 

エイラ「クロ、ひさしぶりなだ。エイラ会いたかったぞ」

 

 

エイラ

「ドリス? エイラたち部族では、聞いたことない名前」

 

クロノ達はドリスを探していることを説明した。

 

エイラ

「そういえば、ヤマのむこうのぶぞく、変人いるウワサ、聞いた。

ラヴォス落ちた場所、毎日行くベンジン、赤い石、とってきて、見せびらかすベンジン。ラヴォス不吉なのに。」

 

クロノ達はドリスに会いに行こうとした。

 

エイラ

「まて、行くならエイラつれてけ。恐竜人、まだたくさんいる。クロたちだけ危ない、

 

マール

「恐竜人は隕石にぶつかって居なくなったのでは…」

 

エイラ

「アザーラのほかに、恐竜人の部族、たくさん、いる。アザーラ居なくなって、そいつらニンゲン、おそいはじめた。

 

ルッカ

「縄張り争いというやつね…

 

マール

「そんな…」

 

エイラ

「アザーラ居なくなった。ラヴォスたおした。でも、エイラたち、今までと変わらない…たたかう!

 

 

マール

「…未来も過去も、さみしい…

 

エイラ

「エイラたたかう! たたかうこと好き! だからマール泣くな、泣くのエイラかなしい、かなしい、は良くない

 

 

 

中略(ここから原始人のカタコトを標準変換する)

 

ルッカ

「部族のなまり独特だから音声翻訳おねがいするねロボ」

 

山向こうの部族にて

 

 

ドリス

「オイラの赤い石を欲しがってるって?」

 

クロノ達は精神誠意たのんだ。

 

ドリス

「だよな! あの石の良さ、やっぱり判る奴には判るんだよな〜」

 

ドリスはラヴォスのクレーターに毎日徒歩で通っていた。クロノはその苦労を褒めちぎった。

 

ドリス

「よし、オイラたち仲間の証に一個やる。なあに、沢山あるから持ってけ。

 

クロノはドリストーンを一つゲットした。

 

ドリス

「けれど条件ある。オイラの脚勝負。走るスピードで勝負することだ。クロノが負けたら今あげた石没収だ。

 

ルッカ

「スピード勝負…未来にもその手を勝負が好きな奴がいたような…

 

 

クレーターの中心部まで走らされたクロノ。

 

マール

「おわ…ちょっと掘るだけでドリストーンが出てくる」

 

ルッカ

「ちょっとしたドリストーン祭りね…

 

 

クロノ達は風呂敷一杯のドリストーン手に入れた。

 

 

 

ボッシュ

「さて、ドリストーンを持ってきてくれたかの。なあに、手の平サイズ程あれば十分だからのう」

 

クロノ達は風呂敷一杯のドリストーンをボッシュに渡した。

 

ボッシュ

「どひゃー! お主ら、ラヴォスを目覚めさすつもりか!」

「まあいい、さっそく魔神機ミニサイズに取り掛かるとしよう。」

ボッシュはドリストーンに魔力を込め、加工しはじめた。

 

制作には1か月かかる。クロノ達は一足先に未来のボッシュから魔神機ミニを受け取った。

 

ボッシュ

「これはワープゲートの出入り口となる術式の入った魔法陣絨毯じゃ」

「この魔法陣絨毯をワープさせたい場所において魔神機をラヴォスの近くに置くのじゃ」

 

クロノ達は魔神機ミニと魔法陣絨毯2つを持って未来へと向かった。