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クロノトリガー後日談 ロボ生きてた展開

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「気をつけてください。ゲートが開く事はこの時代では滅多にありません。ゲートを感知し探査ロボットが直ぐに調査に向かいます。

 

ルッカ

「ゲート周辺で迎え撃つ…のは危険かな…

 

マザー

「SOS信号を出して次々とロボットが送り込まれます。戦うより直ぐにその場を離れた方が安全です。」

 

 

「一応これを持って行ってください。‐」

 

【マザーから信号妨害装置を受け取った。】

 

戦う事になっても数分程度ならSOS信号を妨害できます。

 

古い型なので、もしかしたら通用しない可能性もありますが…

 

 

シルバードでロボの出現ポイントに向かった。

 

ルッカ「この時点のロボに関わると、色々と面倒になりそうね。

 

マール「えー、せっかくだから、ロボにも手伝ってもらおうよ。

 

ルッカ「この後、未来にもう一人の私が来てロボを回収する事になってるから行き違いになるわ。

 

マール

「じゃあ、そのルッカとも合流してさ。

 

ルッカ

「それだとルッカとロボが過去に戻ってクロノに相談しする流れと、今私達がここに存在している事実が」

 

マール

「なら過去のクロノにも合流して

 

ルッカ

「いちいち状況を説明しないといけないわ

 

マール

「やればいいじゃない

 

ルッカ

「そこまで人手には困って…

 

マール

「でも面白そうじゃない!

 

ルッカ

「面白いかもしれないけども

 

 

ロボ「あ、もうゲート空いてます。女の子逃げてます

 

 

ルッカ「とにかく、逃げた女の子を追うわよ。

 

 

 

 

 

ルッカ「見失ったわ。

 

シルバートの高さからだとよく見えないかったクロノ達。森の中に入るまでは追跡できたが、森の中で迷う訳にもいかなくて

 

 

 

 

テイク2、過去に戻り、もう一度やり直した。

 

女の子

「あの、ここで何をしているのですか?

 

クロノ達

【君は何をしているのかな?】

 

女の子

「私はここで、あ、これは誰にも言っちゃいけないんだった!」

 

女の子はポケットをごぞごそして、機械を取りだした。

 

「とにかく私はここでやる事があるのです。」

 

 

 

タイムゲートから出てくるロボ 

 

びっくりして逃げた女の子

 

 

ロボ

「え? ルッカ? クロノ、マール、どうしてここに?

 

ルッカ

「悪いけど説明している暇はないの。女の子を追うわ。あなたもついてきて!

 

ロボ

(一体なにがどういうことにー!)

 

 

 

 

女の子

「いやー助けてー!

 

女の子は森の中に入った 

 

ロボ

「みなさん、あの女の子、助けを求めていますよ?」

 

事情を知らないロボはスピードをあげた。

 

女の子

「嫌やーー! ころされるー!」

 

 

「え? 何? 何がいるの?」

周りを見渡すロボ。安全を脅かす何かがいるのか? ロボは首をクルクル回した。

「大丈夫だよ? 怖いものはいないよ?」

「うわー! しゃべったー! クルクル回ったー!」

 

ロボ

「え? ちょっと? 怖いのワタシ? 何でなんで?」

 

少女とロボはしばらく併走しながら走った。

 

女の子は森の奥にある茂みの中に入った。

茂みに隠されているが階段があり、地中に深くに入れる様子であった。

階段を降りると、そこは頑丈そうな壁にかこまれたフロアが広がっていた。その先を抜けると視界が一気に広まった。

 

地下市街。

ロボット達の目を欺く様に人々はそこに移住していた。マザーの報告推定196人どころではない、数千人は住んでいるであろう巨大な地下シェルターがそこにあった。

 

ルッカは思った。

女の子はラヴォスエネルギーを得る手段があるからゲートが開いた。その膨大だろうラヴォスエネルギーを使えば人間社会の1つや2つ生活なんて簡単に維持できるはず。

地上には出られない不自由さがあるとしても、衣食住等は不自由していないのかもしれない。

 

 

 

少女

「あー! やばかった。つけられてないよね? 大丈夫だよね? もし見つかってたら、怒られるなぁ、皆に怒られるなぁ。それどころじゃくておしり叩かれるかも。罰として給食抜き? あ、もしかして檻に入れられる?そして処刑!? え? まさか私、殺されるの?」

 

あー、私のあほ!

律儀にご先祖様の遺言に従うなんて。

あの場所で今日のあの時間になったらあれしてこれすれば、願いが叶うなん言うから信じちゃったけど、出てきたこロボットだよ!

ロボットは人類の敵! 出会ったら殺される!

写真や動画でしか見た事ないけど、まさにあんな感じだった。アタマがクルクル回るし、言葉喋るし、人間殺して食べるっていうけど、優しい言葉かけて私を惑わそうとするつもりだったんだきっと。そうに違いない。もう疲れた。寝る!

 

 

ー伝説の遺言についてー

時は1999年ラヴォス年

その頃はまだロボットも人も平和に暮らしてた。

ラヴォスと討伐者については教科書にも掲載され、歴史好きとロボ愛好家にとっては、ラヴォスを討伐したロボは歴史的ヒーローだった。

遺言を書いた者もその一人で、あるとき彼は気付いた。ラヴォスが死んだ未来ではロボが通り出る為のタイムゲートが存在しないのではないかと。

 

その頃はまだ一般人がタイムトラベルすることはできず、彼は夢想するしかなかった。未来にロボが帰れたかどうか思いをはせて。

 

そんなとき『未来雑誌』という未来が記載された情報誌が発売される様になり、そこで伝説のロボが未来においてゲートから出られず消息不明との記載がされていた。

 

彼は国に伝説のロボを助ける様に嘆願書を何度も送付していたが、受け入れられなかった。

そうして彼は自らロボを次元の狭間から助ける決意をして遺言を残した。

 

その頃はまだ知識のない個人がゲートをこじ開けるゲートホルダーを作るとはもままならず、またそれを所持する事も違法であった為、遺言書には合法化されるまでは、『開けてはならない』の一筆が入れられていた。

 

しかし、それもいつしか子孫達に忘れ去られ、歴史に興味のない子孫達には笑い話として扱われ、内容も歪曲して語り継がれた。

遺言の原本は紛失し、中途半端な言い伝えだけが残った。

『定められた時間にゲートを開ければどんな願いも叶う』そう女の子は信じた。

 

この遺言の真相ついてクロノ達が気付くことはないだろう。

 

 

 

「これ、私達が宇宙船に取り付けたバッテリーと同じやつじゃない?」

 

ルッカが地下世界の露天で見つけたのは宇宙船を起動させようと使用したバッテリーだった。結局、宇宙船は認証問題で動かせなかったけれど。

 

「これ、宇宙船うごかせるやつ?

 

 

露天のおじさん