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クロノトリガー 気の強いルッカ 一話紛失中

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「ここに来る前、街の人が言ってわ。教会に行ったきり帰って来ない人が最近何人もいるって。

カエル
「そうなのか?

ルッカ
「役所は教会の帰り道に魔族に襲われたんじゃないかと言って教会を捜査する事はなかったみたいだけどね。

カエル
「やくしょ…? 官署のことか?」

カエルは教会を調べ始めた。

壁に触れると空気の振動から人の気配を感じた。
足元から少し空気の流れを感じる。

めくると、魔族と目が合う

すかさず一体仕留めるカエル。

すかさず奥に進すすみ、敵の背後にゆくっくり忍びより、ベロで敵の気道を塞ぎ、剣を刺す。
悲鳴を出す前に絶命する魔族。

階段を降りると見張りの魔族が2体。

カエルは侵入したのがバレるのを恐れた。


ルッカが麻酔銃で魔族2体を眠らせた。

カエル
「女、今のは一体…

ルッカ
「サイエンスよ、

カエル
「さ? さいえんす? まあいい、掩護してくれるのは有り難い。



ルッカとカエルは奥に進み、リーネ王妃とデロデロ言う怪物に出会った。


ヤクラ
「デロデロ〜まさか正体をみや…」

ズサ!

ドス!
コロン

カエル
「ご無事でなによりです。リーネ様

ルッカ
(ほんと、あの娘にそっくりね…。むしろそっくり好ぎなんじゃ…

ルッカはマールが消えた原因に気付いた。


ルッカ
「かくかくしかじか」


クロノはルッカの考察を聞いて理解した。ルッカからは死んでも逃げられないのだと。

クロノ達は急いで王宮に戻った。ルッカの考察が正しければ、マールが消えたポイントに出現する筈だと

門番
「お、お前らはあの時の不審者!」

ルッカは麻酔銃を構えた。

「しまった! 麻酔銃の弾がもうない!」

クロノ達は取り押さえられ、城の檻に入れられた。

割愛



〜王広間〜

マールとルッカ、クロノが並んでる。

リーネ
「ルッカさん、この度は有り難うごさいました。

「マールさん、本当に私と瓜二つ…。人違いとはいえ、私と間違われて誘拐される危険もあったかもしれません。今後は誤解される様な振る舞いは改める様にお願いしますね…

リーネ
「クロノさん…借りたカネはちゃんと返すように…





クロノ達は現代に戻った。


観客
「「お、おー!もどってきたぞ!」)

マスコミは忙しく立ちまわった。

ルッカはマスコに過去の時代へ行った件は伏せた。
過去で、金を手に入れ、物価の高い現代で売れば儲かる。金儲けの情報をやすやすと人に教える訳にはいかなかった。

ルッカ
「クロノ! どういう訳かこの国の姫様は一般人に成りすましてるわ。貴方は彼女をしっかりエスコートして信頼を勝ち取ること。あわよくば玉の輿に乗り、私に借金を返すこと! 分かった? 分かったらちゃちゃと行く! マールが姫だってバレたら王宮に戻されて、玉の輿に乗るチャンスは無くなるんだからね! くれぐれもバレない様にするのよ!」


クロノはマールを自宅に連れて帰った。

しばらくすると、マール王女の失踪届けが警察に出され、クロノは未成年誘拐の罪で逮捕された。ルッカはそれを見てみぬ振りをした。
ルッカに脅されてやったことだと証言するも、ルッカには痛くも痒くも無かった。金を転がして無尽蔵にカネを得る。そのことだけに意識を向けていた



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2話

 

過去に行けるなら未来にも行ける筈。未来にいけば、まだ見ぬサイエンスが判る筈。ルッカはゲートの仕組みを研究し、【ゲートのある場所には空間の揺らぎがあるかも節】を元にドローンカメラで探索した。王宮の敷地、庭でそれを発見した。

 

おいそれと入る事はできない。

逮捕されるだろう。

カネには困ってないが、クロノの借金はまだある。

クロノに逮捕覚悟でゲートに飛び込んで貰うしかなかった。

 

 

クロノは荒廃した未来を知った。ラヴォスが原因で1000年後に文明は滅びてしまう。

 

そんな先のことどうでも良かった。

未来からルッカにとって何らかの利益になるものを持ち帰らないと、クロノの借金は減らない。

 

クロノは動かないロボを担いで、現代へと戻った。

ロボを敷地内から出せずにウロウロしていると逮捕された。

 

二度目の逮捕、執行猶予はつかないかもしれない。

 

ルッカはロボを復活させた。

 

1000年先のロボを手に入れたルッカだが、ロボの内部の仕組みを理解するのは困難だった。

 

未来に行って情報を取って来ないといけない。

一人で行くには危険が伴う。

 

頑張ったら1億貰える約束でクロノを呼び出したルッカ

クロノと一緒にマールも来た。

自身を匿ったせいで逮捕されて職を失ったクロノに償いをしたいマール。クロノの仕事を手伝いたい。

 

 

三人は未来へと向かった。

 

ロボが工場を案内し、ドームに電力を供給できる様にしてくれるそう。そこでコンピューターをいじれば、世界の事が良くわかる。

 

閉ざされた扉が通電して開き、クロノ達は時の最果てに。

 

ゲートをくぐっていると、中世に繋がった。

 

大砲の音が響く

 

ルッカ

「もしかして戦争? 生で見るチャンス?

 

現代の歴史ではどういう訳か魔族が存在しない歴史になっていた。。リーネが魔族に誘拐された事件も、盗賊犯の仕業にすり替えられていた。

魔族を隠す理由は何か、歴史では本当は何が起きたのか、先ほど最果で覚えた魔法を実践にて使えるチャンスでもある。ルッカはいそいそと山を降りた。

 

 

 

 

 

 

 

〜ぜナンの橋〜

 



「只今、魔王軍と交戦中です。危険ですので…

 

 

ロボが橋の上で暴れ始めた。

 

ルッカ

「いいわ! その調子よ! サイエンスは無敵よ!」

 

ビネガー率いるガイコツ兵がロボになぎ倒されていく。

 



「あの鉄の生き物は一体! まさかあれが噂の伝説の勇者なのか!?」

 

ルッカ

「おりゃ!」

 

ガイコツ兵が火だるまになり倒れる。

 

「き、きもちいいわ…

 

 

ルッカは最果てで覚えた技、火の魔法を使った。

クロノとマールもルッカに続いた。

 



「な、なぜ人間達が魔族の様な術を…。まさか彼らは人間に扮した魔族! 魔族を裏切って人間側に味方するということか!?」

 

ビネガー将軍

「ど、どういうことだ!? 魔法が使える人間がいる? 人間が魔法を使えるはずが無い! つまり奴らは人間に扮した魔族! 魔族を裏切って人間側に味方するということか!? 」

 

ビネガーが呪文を唱えると倒れたガイコツ兵が集まる。

 

ビネガー

「お仕置き!」

 

30m級のガイコツ巨人の攻撃で、橋の上にいる兵士達は一気になぎ倒されていく。

 

ルッカ

「いけないわ! あまりはしゃぐと歴史が変わってしまうかもしれない。皆、一旦ここを引くわよ!」

 

ルッカは遠くの方から戦争を観察した。

 

次々に兵士達が倒れていく。

 

大砲で巨人を制圧する兵士達だが、ビネガーの呪文で巨人は再生していく。