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機動戦士ガンダムRSD 第45話 選ばれた未来

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マユさん、グラディス艦長。
さあ、早く」
 ラクスが早く向かうように言った。
「わかりました」
 マユ大佐は、折れた。
「では、またあとで。
必ず」
 タリア艦長がダコスタ艦長にしばしの別れを伝えた。
「はい、必ず」
 そこで通信が切れた。

                              ※

 それは、ミハイル副長もそれに気づいた。
「艦長」
 ミハイル副長がマーカー艦長に伝えた。

                              ※

 
 クサナギの近くで艦艇が撃沈した。
ブリッジにいた皆が激しい閃光の前に目を背けた。
「キャベル、撃沈されました」
 ドレイク級のキャベルが撃沈された。
「クサナギの被弾状況を知らせ」
 キサカ艦長が被弾状況を確認するように命じた。
「確認します」
 オペレーターが答えた。
「沈むなよ。
なんとしてでもレクイレムを破壊するんだ」
 キサカ艦長は、祖国を守るため躍起にやっていた。
「モビルアーマー1機接近してきます」
 オペレーターが敵機接近を報告した。
「索敵、どこを見てみた?」
 キサカ艦長は、索敵班を怒鳴った。
「艦長、クサギをミネルバの楯にします」
 操舵手が具申した。
「駄目だ。
クサナギは、オーブ艦隊総旗艦なんだぞ」
 キサカ艦長は、とても容認できなかった。
「僚艦の指揮は、タリア艦長でもできます」
 オペレーターが助言しました。
「皆、すまない」
 キサカ艦長も直掩機のいない艦が機動兵器にとてもかなわないことは、重々承知していた。
これは、皆に死んでくれと言っているようなものだった。

                                ※

 ガンダムサイガーMk-3にリーン・ホースJr.から通信が入った。
「サオトメ、分かっているな。
あと少しだぞ。
レクイエムを守りきれ」
 マーカー艦長がサオトメに言い聞かせるように言った。
「ええ、分かっています」
 そこで通信が切れた。
「サイジョウ元帥、私はα艦隊ともにと共にボギー2らを追います」
 サオトメは、ガンダムエンペラーに通信を入れた。
「え?」
 さすがにサイジョウ元帥も戸惑った。
「キラ・ヤマトは、あなたが討つんです」
 サオトメが言い聞かせるように言った。
「サオトメ」
 サイジョウ元帥は、突然のサプライズにうれしくなった。
「私は、マーク少将を破ったガンダム小隊を討ちます」
 サオトメが決断するように言った。
「分かった」
 そこで通信が切れると各々次の戦場へ向かった。

                               ※

 クサナギなどの艦艇が濃密な弾幕を張っていたが敵マン・マシーンには、命中せず逆にクサナギに接近してきた。

                               ※

 キラ准将は、オールレンジ攻撃が来ると気づきすぐに回避した。
するとキラ准将がいた座標にビームが飛来した。
さらに回避しきれなかったビームは、ビームシールドで防いだ。
しかしその攻撃方法は、自分そっくりだった。
 デスティニーガンダムの正面からユーピテル小隊がビーム・マシンガンを撃ちながら接近してきた。
マユ大佐は、エクスカリバーレーザー対艦刀を抜刀するとミラージュコロイドを広域散布し周囲の空間上に自機の光学残像を形成し翻弄した。
敵が狼狽している間に急接近しエクスカリバーレーザー対艦刀で次々とユーピテルを切り全滅させた。
「これは、どういうことなんだ?
君は」
 キラ准将は、相手の正体が知りたかった。

                                ※

 ガンダムエンペラーは、フィン・ファンネルで新型羽根付きガンダムを攻撃し続けた。
しかし新型羽根付きガンダムは、回避し続けた。

                                ※

 サオトメは、赤い羽根付きガンダムにメガビームライフルを撃ったが回避された。
「そうさ、終わらせる」
 ガンダムエンペラーは、ムラサメブラスターを抜刀し新型羽根付きガンダムに接近した。
「今度こそ全てを」
 新型羽根付きガンダムもビームサーベルを抜刀したが2機は、互いにビームシールドをぶつけあった。

                                ※

 α艦隊は、要塞攻略を試みていた。
「要塞の裏側へ回り込め。
いくらデカいビームでも当たらなければどうということは、ない」
 マーカー艦長が要塞攻略の方法を説いた。
「はい」
 アルベルト曹長が答えた。

                                ※

 ガンダムエンペラーとストライクフリーダムガンダムは、互いにオールレンジ兵器による激しいビームの撃ち合いをしていた。
サイジョウ元帥は、必死に攻撃をしていたがキラ准将は目の前で起きていることを理解できていなかった。
 1機のシグレが1機のユーピテルにハヤテを撃ちもう1機がヒャクライを撃った。
ユーピテルは、ハヤテをシールドで防いだが反動で無防備になった。
そこをヒャクライが命中し撃墜された。
「ほらほら下がんなよ、ひよっこは」
 カドマツ一尉が威嚇するように言った。
「やれやれ忙しいな」
 イソザキ二尉が軽口をたたいた。
「きりがないな、これは」
 クサカ二尉は、少々弱気だった。
「ええい、いい加減に」
 そういいながらイザーク少佐は、リトラクタブルビームガンでエターナルに接近するミサイルを迎撃した。
ヴェルデバスターガンダムも複合バヨネット装備型ビームライフルでユーピテル小隊のうち3機を瞬く間に撃墜した。
「フリーダムは、何をやっている」
 イザーク少佐は、キラ准将が威張ってた割に仕事をしないことに腹を立てていた。
「何だよ、助けて欲しいのか?」
 しかしディアッカ大尉には、弱音に聞こえた。
「違うわ、馬鹿者」
 すぐにイザーク少佐は、訂正した。
 遊撃艦隊とオーブ艦隊は、砲撃戦をしていた。
 マユ大佐たちは、レクイレムの発射装置に向かっていた。
マユ大佐は、直掩機のユーピテルとユーピテルツヴァイを1機ずつビームライフルで撃墜した。
「えらい数ね、これは」
 ルナマリア少尉がそういうとドラグーン・システムで多数のマン・マシーンを撃墜した。
「いや、数だけいたってね」
 ルナマリア少尉は、数では自分たちを倒せないと自負していた。
「トリスタン、撃て」
 アーサー副長の命令でトリスタンで一隻のサラミスを撃沈した。
「タリア艦長」
 ソガ艦長から通信が入った。
「陣形を立て直して。
レクイエムを早く」
 タリア艦長は、レクイレム破壊を最優先に考えていた。
「ドゴス・ギア。
ブルーアルファ、距離16」
 メイリン軍曹が報告した。
タリア艦長が苦しい表情をした。

                                ※

 ドゴス・ギアがミサイルを撃った。
ブライアン艦長は、敵の出方を見た。

                                ※

 それは、ミネルバでも確認できた。
「ミサイル、来ます」