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　メイリン軍曹が報告した。
　ユーピテルを撃墜したムラサメのパイロットが苦しい表情をした。
　ミサイルは、何とか迎撃したがその爆煙から主砲が飛来した。
「トリスタン。
照準、撃て」
　アーサー副長が命じるとミネルバは、トリスタンを発射した。
トリスタンは、ドゴス・ギアをかすめた。

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　その衝撃は、ブリッジにいた皆を襲った。
「副砲照準、撃て」
　ブライアン艦長の命令でドゴス・ギアは、副砲を発射した。
ドゴス・ギアの副砲もボギー2をかすめた。

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　その衝撃は、ブリッジにいた皆を襲った。
「邪魔しないで」
　ルナマリア少尉は、そういいながら高エネルギービームライフルで2機のユーピテルを瞬く間に撃墜した。

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　サオトメは、敵直掩機を迎撃するため編隊から離れるとその部分をガイヤ・ギヤ2機がカバーに入った。
サオトメは、岩の前でザクウォーリアの残骸を見つけた。
「ダミーのつもりか？
そこだ」
　サオトメは、大型V.M.B.Rを2発グフイグナイテッド・カスタムに撃った。
1発目は、回避されたが岩のほうに回避したため動けなくなった。
そこを2発目で撃墜した。
前方から1機のグフイグナイテッド・カスタムが来たのでメガ・ビームライフルを2発撃ち1発目を牽制で2発目で撃墜した。

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　1機のウィンダムは、ヴュルガーSA10を撃ちデブリに隠れてるガンダムサイガーをあぶりだした。
僚機のウィンダムがガンダムサイガーにビームライフルを撃ったがガンダムサイガーのビームライフルを避けた僚機に命中した。
それでももう一度ビームライフルをガンダムサイガーに撃ったが前回りで回避しながらビームバズーカで反撃され撃墜された。

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　サオトメの前方から多数のザクウォーリアが現れビームライフルを撃ちながら接近してきた。
それを回避し続けるとミサイルまで来た。
「うっとおしい」
　サオトメは、60mmバルカン砲で多数のザクウォーリアを撃墜した。
さらに1機のグフイグナイテッドは、ビームソードを抜刀するとビームマシンガンを撃ってきたがメガビームシールドで防ぎながら接近した。
「なんで向かってくる？」
　ビームソードをメガビームシールドではじくとカスタム・ビームザンバーを抜刀し上下真っ二つに切り撃墜した。

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　その時デスティニーガンダムがガンダムサイガーに接近した。
「お前さえいなければ」
　マユ大佐は、そういうとテレスコピックを撃った。

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　それは、サオトメも気づいた。
「やっと本命のご登場か」
　そういいながら回避した。

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　デスティニーガンダムは、アロンダイトビームソードを抜刀するとミラージュコロイド残像を作りながらガンダムサイガーに接近した。
「この疫病神が」
　しかしガンダムサイガーは、正確に鞭を飛ばしてきたが回避しアロンダイトビームソードで切ろうとしたがシールドで防がれた。
「よくもお父さんをお母さんを。
そしてお兄ちゃんを殺したな」
　そういうとマユ大佐は、シードを覚醒させスラスターを全開にさせた。

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　それには、サオトメも驚いた。
「さすがだ。
光の翼は、伊達じゃない」
　ガンダムサイガーは、押されていった。

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　レクイレムでは、発射準備が整いつつあった。
「ステーション2、ポジションまで100」
　オペレーターが報告した。

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　しかしそれは、ネオジェネシスも同じであった。
「ネオジェネシス、パワーチャージ60%」
　地球軍のオペレーターが報告した。
「まだ全滅できないのか、α艦隊もη艦隊も」
　メサイアでは、司令官がイライラしながら質問した。
「はい、撃沈報告は未だ」
　将校が報告した。
「シェラ、エクセレイ、ノベンバー、スターブロス隊とのリンクが回復しません」
　オペレーターが報告した。
「セバスティアーノ隊は、ステータス1で待機中です」
　別のオペレーターが報告した。
　グフイグナイテッド・カスタムとムサラメが1機ずつ撃墜された。
1機のガーナーザクファントムがオルトロス高エネルギー長射程ビーム砲で1隻のサラミスを撃沈した。
　キラ准将は、敵のドラグーンもどきのビームをビームシールドで防ぎつつと回避し続けていた。
「何で？
何でこんな？」
　キラ准将は、自分そっくりな戦い方をする敵の正体が知りたかった。
しかしマン・マシーンは、ドラグーンもどきの一斉射をするだけで何も答えなかった。
キラ准将は、それを回避しドラグーンもどきを破壊しようとしたが回避で手一杯でそこまでできなかった。
しかしマン・マシーンのほうは、ストライクフリーダムガンダムのドラグーンを回避しながら振り向きざまにビームライフルで破壊していた。
「君は誰だ？
誰なんだ？」
　キラ准将は、何度もマン・マシーンに問いかけた。
　ディアーナのビームライフルがエターナルをかすめた。
別のユーピテルツヴァイのビームライフルは、2発がラミネート装甲で無効化されたが3発目でダメージを与えた。
その衝撃は、ブリッジにいた皆を襲った。
　ガンダムサイガーとデスティニーガンダムは、互いにビームサーベルとアロンダイトビームソードで八の字軌道で切り結びを繰り返した。
ストライクフリーダムガンダムは、遠距離からの攻撃からシュペールラケルタビームサーベルを抜刀し接近戦を試みたがマン・マシーンもビームソードを抜刀し互いにつばぜり合いになった。
しばらくすると2機は、距離を取った。
「分かるだろう、お前には。
俺は、プロトタイプスーパーコーディネイターだ」
　初めて聞いた敵パイロットの言葉にキラ准将は、動揺を隠せなかった。
「プロトタイプスーパーコーディネイター？」
　キラ准将は、混乱した。
「俺の今の名は、タカノリ・サイジョウ。
俺たちの父、ユーレン・ヒビキは人工子宮での制作にとりかかる前に娼婦を使ってスーパーコーディネイター制作を行った。
しかし女性は、生き物。
機械では、ない
そのため実験は、思うように成功しなかった。
その中でもましな出来が俺だった。
しかし人工子宮でお前ができると俺たちは、ごみ同然に捨てられた。
それからしばらくしてからブルーコスモスの襲撃がおきた。
俺は、歓喜し兄弟をこの手で殺しブルーコスモスに魂を売ったさ。
貴様を殺せるチャンスを手にするためにな」