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恩送り 飛ぶ鳥・飛鳥―2011~2023―

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「あれ飛鳥ちゃん、なに、夕と結婚するの?」設楽修氏は振り向きざまに言った。
「しぃぃないですよ」齋藤飛鳥は短く苦笑する。
「でもあれだね~、飛鳥ちゃん、なに、約12年でしょう、凄いよね~やっぱ、12年あったら、だい~ぶゴルフ上手くなるよね?」日村勇紀氏は齋藤飛鳥から、設楽修氏へと視線を向ける。「なるよねえ?」
「日村さんの場合、12年あったらゴルフがどうのっていうよりも、先に太っちゃうから」
「でもゴルフは上手くなったでしょう?」
「なんで今ゴルフの話したがんの、ふん飛鳥ちゃんの話してんじゃんだって」設楽修氏は笑った。
「設楽さん日村さん、今夜はご家族に直接うちの父から、電話でお時間いただいてるので、少しごゆっくりしていって下さいね」風秋夕は上品に微笑んだ。
「ウパが?」設楽修氏は驚いた顔をする。
「ふふいや、それ逆に誰? てなったんじゃない?」日村勇紀氏は笑った。
「ごゆっくり! 行こう、飛鳥ちゃん!」
「え、あ、はーい」
「飛鳥ちゃん、飛鳥ちゃんにかんぱ~~い!」設楽修氏はグラスを掲げて笑った。
「飛鳥ちゃん卒業おめでと!!」日村勇紀氏もグラスを掲げて叫んだ。


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 風秋夕に手を引かれて、齋藤飛鳥はそこで脚を止めた。
「飛鳥~、おめでとぉ~」斉藤優里はにこっと祝福した。
「飛鳥ちゃん、おめでとうございます」山崎怜奈は畏まって微笑んだ。
「飛鳥ぁ~~」深川麻衣は、振り返ったままで大いに微笑む。「卒業しちゃったの~~」
「飛鳥ちゃん、おめでと」川村真洋は可愛らしい声で発音した。「挨拶回りか」
「飛鳥、ん~~」井上小百合はくしゅ、と微笑む。「おめでと~~」
「飛鳥、卒業おめでと! これで一期生は、みんな卒業したか、めでたいな! ははは」永島聖羅はにかっと笑った。
「卒業おめでと~~」伊藤寧々は明るく笑った。
「飛鳥ちゃん、久しぶり! おんめでと!」畠中清羅は齋藤飛鳥を見つめて、グラスを掲げた。「ほら、みなみも言って」
「おぉめでとぉ~う、飛鳥~~」
「おめでと~~」宮澤成良ははにかんだ。「ほら、ななみん」
「飛鳥……。改めて、卒業、おめでと」
 齋藤飛鳥ははにかんだ。「なんか、んふ、ここだけ席多くない?」
「椅子持ってきたの、てんいん、さん? なんかホテルマンみたいな人に頼んで。うふふふ」鈴木絢音は、齋藤飛鳥にそう微笑んでから、隣の席に笑顔で言う。「らんぜ」
「飛鳥~~、おめでと~~、そしてお久しぶりです。ご無沙汰しております」
「飛鳥~、何かと、これから会うかもね」斎藤ちはるは振り向いた格好のままで微笑んだ。
「こっちもね、会うかもだよ」市來玲奈は齋藤ちはるにまじまじと言った。微笑んで、齋藤飛鳥を見る。「その時はよろしく~~。ほら、ゆっきーな、佑美姉……」
「飛鳥、卒業おめでとう~、すごい、綺麗なお姉さんになっちゃったね~」
「がんばったね、飛鳥。卒業おめでと。ねえ佑美姉ってさ、私いつまで佑美姉なんだろ……」
「ずっとだよ、んふふ」深川麻衣ははにかんだ。「一期生、最年長!」
 齋藤飛鳥は笑っている。
「飛鳥ちゃん、おめでとう」中元日芽香は微笑んだ。
「おめでと~」伊藤万理華も微笑んだ。
「あーりーがーとう~よ~」
 齋藤飛鳥はそう言って、くしゅと苦笑した。
「飛鳥ちゃん、おめでとうございます。やっと卒業したねえ」松井玲奈は懐かしそうに微笑んだ。「おめでとう、後で一緒に呑もうね」
「はい、うん」齋藤飛鳥は微笑んだままで頷いた。
 風秋夕は、齋藤飛鳥の手を取る。
「みんな、また後でね。楽しんじゃってよね!」
 活気ある返事が飛び交う中、齋藤飛鳥は、風秋夕に手を引かれて、蒼い幾何学模様の絨毯を歩いて行く。


脚本・原作・執筆・タンポポ


 生田絵梨花は齋藤飛鳥の姿を待ち構えていたかのように、忙しく手招いていた。
「おっす、飛鳥」生田絵梨花は、グラスを軽く持ち上げてにやけた。「ていうか、ドレス着てくるって聞いてたけど?」
「着るか」齋藤飛鳥は苦笑した。
「あ~すか、こっちこっち」秋元真夏は人懐っこい笑みで、空いている席に齋藤飛鳥を手招いた。「とりあえず座って」
「……」齋藤飛鳥は、風秋夕を一瞥する。「いい?」
「挨拶は、あとでいっか」風秋夕は、笑顔で、空いている席へと手を差し伸べた。「どうぞ、お姫様、御着席を……」
「な~にがごちゃくせきだ、普通に言えねえのかてめえは」磯野波平は、ふてくされた態度で、違う方向にぷいっと顔を背けた。「鳥肌が立つわ……」
 齋藤飛鳥は着席する。「ふう」と、ずっと持ちっぱなしであったワイングラスをテーブルにそっと置いた。
 稲見瓶は、改めて、齋藤飛鳥に微笑む。「飛鳥ちゃん、ほぼ懐かしいメンバーも勢揃いしてるみたいだよ。まだ顔を見てないメンバーがいたら、後で探してみるといい。この人数から、この会場で誰かを探すのは一苦労だと思うけどね」
「は~~、なに、ここは何食べてんの……」
 齋藤飛鳥はそう呟いて、テーブル席に載せられている豪華絢爛な御馳走をまじまじと観察した。
「豚の丸焼きかよ……」齋藤飛鳥は苦い笑みを浮かべる。「どうやって切り分けんの、これ……」
 姫野あたるは笑みを浮かべて、齋藤飛鳥を見つめる。