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zokuダチ。セッション4 もっと増えます住人さん編

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本当に楽しかったモフ!又皆でいっしょに遊園地行きたいモフっ!!」
 
「モフルン、うんっ!そうだねっ、今度は又、もっと沢山のマンションの
皆とも一緒に遊びに来られるといいねっ!!」
 
モフルンを抱いてみらいが微笑んだ。多少トラブルはあったが、
無事、今日一日も終りを告げる……。
 
 
それから数日後、マンション内にて……。
 
「……やだあ~、何だいこれ、くくく……」
 
「可愛いじゃないの、中々、男前で……、普段よりもいいじゃない?」
 
「……お姉ちゃん、本当にそう思ってる…?」
 
「バカだねえー、本当に、嫌、普段もバカなんだけどさ……」
 
「これは……、ジャミルが……、本来の野生の顔を取り戻した
表情なのかしら……」
 
バーバラを始めとする、エレン、シフ、クローディアのお姉さま方達と
サラが廊下で何かを見て騒いでいた……。
 
「楽しかったですよっ!今度、お姉さん達も一緒に行きましょうねっ!」
 
「……ねえ、みらいちゃん、この写真に一緒に写っている女の子は誰?」
 
サラが聞くと、速攻でモフルンが返答する。
 
「それはモフルン……、ムフムフ……」
 
「あ、あはは!遊園地で知り合って、一緒にお友達になった
子なんですよっ!」
 
モフルンの口を塞ぎながらみらいが誤魔化した。
 
「そうなの……、でも、又、会えるといいわね……」
 
「はいっ!」
 
「でさ~、この、問題のジャミルのバカ面だけど……」
 
バーバラが再び、ジャミルの何かについて話を戻した様であった。
 
 
「んだよ、やけに廊下が騒がしいな……」
 
笑い声に釣られ、ジャミルも部屋から出て来た。
 
「……あっ、来たよ、ご本人様が……、く、くくく……」
 
「プ……」
 
バーバラがジャミルに反応し、シフが顔を背け、吹きだした……。
 
「あっ、ジャミルさーん!この間の遊園地のお写真、皆で
見てるんですよ!」
 
「はあ?写真なんか撮ったっけ……?」
 
「あの、回転ブランコの時のですけど……」
 
「???……あっ!!か、貸せっ!!」
 
「こらっ!何するんだいっ、この子はっ!!」
 
ジャミルは慌ててバーバラから写真を引っ手繰り、自分の目で
確認すると……。写真には鼻の下を伸ばし……、梅づカズオ面で
雄叫びを上げるカオスなジャミルの顔が写っていた……。
 
「まあね、もう見ちゃったし、ほーんと、今日はいいモン拝ませて
もらったよーっと!」
 
「……誰だーーっ!!写真撮る様頼んだやつわーーっ!!」
 
「あの、聞いてなかったですか?アイシャさんが事前に……」
 
……と、皆の後ろを……、エントランスへ向かって、こっそりと……、
歩いて行くアイシャの姿があった……。
 
「あ、アイシャっ……、てめっ!!」
 
「えへ?思い出づくりの為だよっ!?」
 
「……何が思い出づくりだーっ!!……今回はハイパーデコピンの
刑だーーっ!!覚悟しろーーっ!!こんのジャジャ馬ーーっ!!」
 
「きゃーーっ!!だって面白いスクープお写真欲しかったのーーっ!!」
 
「……俺をネタにすんなああーーっ!!」
 
ジャミルとアイシャは追い掛けっこでマンションの外へとドタドタ
飛び出していった……。
 
「……フウ、やれやれ、此処でも本当に仲がいいねえ、あの二人はさ……、
妬けるねえ……」
 
呆れた様にバーバラがキセルを取り出し、一服する。
 
「ねえ、みらいちゃん、……この写真、焼き増し出来ないかしら……?」
 
「あはは、……クローディアさん、よっぽどそのお写真、
気に入ったんですねえ……」
 
「……野生のジャミル……、何だか素敵な響きじゃない……、
心にときめくのよ……」
 
「あは?はあ~……、……ですかあ?」
 
クローディアはジャミルをチンパンジーか何かと勘違い
している様子……。……何はともあれ、女の子達にとって、
とても楽しい一日になった様である。


わんだふるなともダチ

「ジャミルのバカっ!もー知らないんだからっ!」

「るせー俺だって知るかっ!アホアホアホっ!」

「何よバカっ!!」

「また言ったなっ!アホッ!!」

「何回だって言うもんっ!バカバカバカバカっ!!」

「るせー!アホアホアホアホーーっ!!」

朝からけたたましい喚き声。毎度お馴染の台詞で喧嘩ップルが
廊下で大ケンカしているのである。まだ二人の事をあまり詳しく知らない
住人はびっくりしていたが、ロマ1住人達は分っているので、冷静沈着で
皆、特に止めもせず、湿気たモンである。まあ、時間が立てばすぐに
仲直りしてしまう事も承知の上であるが。そして、アイシャは膨れて部屋に
引き籠った後、バーバラ達に誘われ気分転換に外出。ジャミルも不貞腐れ、
……部屋でいじけスモーキングバカと化す。

「畜生、アイシャの野郎……、俺の顔見れば、あーじゃねえこーじゃねえ、
何だってんだよっ!あー苛々するっ!」

……そう言いながら、午前中から缶チューハイを一気飲みし、本日、
タバコ10本目を口にしようとする。

※これはバカ話だからいいですが、成人者の皆さんはくれぐれも
吸い過ぎに注意して下さい……。

「ジャミル……、お客さん……、あっ!また吸ってるっ!しかも
朝から呑兵衛!いい加減にしなってばっ!」

部屋に駆け込んで来たダウドが慌ててジャミ公からタバコを取り上げた。
……こんな風にして、アイシャが対応出来ない、彼女が気分が乗らない時は
主にダウドがジャミルに歯止めを掛ける役目である。

「るせー!ヤケタバコだっ!止めるなっ!」

ダウドは溜息をついて、ごそごそと後ろに隠していた何かを取り出す。
そして。


……パンッ!

「いっ、てえええ~……、ダウドっ!テメー何すんだっ!」

「アルから借りて来たんだ、スリッパをね、さ、行こう、新しいお客さんが
待ってますっ!ちゃんとお仕事終わるまで、これはオイラが預からせて
貰いますよお!」

「畜生ーーっ!……はーなーせええーーっ!」

ダウドは嫌がるジャミルを引きずり、煙草を回収するとエントランスまで
無理矢理連れて行った。エントランスの玄関に来ていたのは、中学生ぐらいの
二人の少女。

「こんにちはー!今日からお世話になりまーす!」

「♪わんっ!こんにちはー!」

「……よう、こんちは……、って、わん?」

「エントランスでジャミルを待っていた、今回の客人らしき
2人の女の子。片方の子は、頭部の右側にハートのヘアピンを
着けており、左右にもみあげ、明るめのオレンジ色の髪色の
ショートヘア、紫のサスペンダーキュロットズボンの衣装の子。
性格も明るめの様で、とってもフレンドリィな感じの子。
……もう片方の子は、茶色い髪色、額付近に三日月マーク、
二股ポニテ、大きなピンクのリボンを頭部に着けている。
頭部のリボン同じく、此方は薄目だがピンク色のパーカーワンピを
着用している。見る限り、活発で元気そうな女の子だった。

「初めまして!私、犬飼いろはですっ!」

「わんわん、はじめまして♡わたしはこむぎだよー!いっしょにあそぼー!」

「……ハア、わん……、て……、何か犬みてえだなあ~……」