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zokuダチ。セッション9 集え英雄(ヒーロー)編・1

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「おっ!?」

突然ラグナの横を動いて近づいて来た謎の段ボール。
突如段ボールが外れ中からスネークがにゅっと顔を出す。
スネークは隠し持っていた手榴弾を怪人達に向かって
手当たり次第に投げ捲る。怪人達は揃って皆爆発に巻き込まれた。

「……キイイーーー!!」

「すげえね、アンタ……、いやあ~、俺も元軍人の端くれだけど……、
それにしちゃ、此処、マンションだって事、忘れてね?」

「そんな事はどうでもいい!それより、見ろあれを!奴ら
倒しても倒してもすぐに追加分が出てきやがる、何てこった……」

「おおー!何かスゲエっすねえ~!」

「おい、一緒に来い、俺達も此処を突破するぞ!」

スネークはそう言い、自身のハンドガンをラグナに手渡す。

「おっ、へへ、協同攻撃ってわけね!いいね、軍人さん同盟結びましょ!」


集えヒーロー・3 ヒロインも集合編

「ねえ、リコ……、私達……、リンクルストーンは確か黒子さんに
預けてある筈なのに……、どうして急にプリキュアになってるの?
しかも、ルビースタイルだよ……」

みらい達3人の共同部屋に突然怪人が押し寄せ、3人は大ピンチに
陥っていた。しかし、突然部屋の天井からみらい達に謎の光が降り注ぐと、
プリキュアの姿に変身していたのである。

「私だって分からないわよ!何がどうなっているのか……」

「ミラクル、マジカル、今はこの状況を打破しましょうっ!!
考えている暇はありません!」

「そうだねっ、フェリーチェ!!モフルンも、私達から離れないでねっ!」

「モフーっ!!」

「「ハアぁぁーーっ!!」」

「……キイイーーーっ!?」」

3人は怪人をトリプルパンチで吹っ飛ばすと、部屋から脱出、
廊下へと移動。魔法つかいプリキュアチーム、次々と押し寄せる怪人達相手との
バトルが始まる……。

「キイイイーーっ!!」

「きゃっ!?……う、後ろからもっ!」

「マジカルっ!!……あっ!?」

「二人とも大丈夫ですかっ!はああーーっ!!」

ミラクルとマジカルの前に次々と出現する怪人達……。フェリーチェが
率先し、キックとパンチ連打で怪人達を殴り、蹴り倒すが、倒しても
倒しても減らず……。次第にフェリーチェも追い込まれて行き、
3人は瞬く間に危機に追い込まれそうになる。

「……これではキリがありませんね……」

「モフ~……」
 
「やるしかないよっ!今度は私達がっ!マジカルっ!呼吸を合わせて
二人で一気に行くよっ!」
 
「ええ、行くわよ、ミラクルっ!」

「……が、頑張るモフー!」

「「プリキュア・ルビー・パッショナーレ!!」」

ミラクルとマジカルが手を繋ぎ、上空から炎を発射、炎は怪人達を包み込み、
浄化技で一気に止めを刺して行くが……。

「やったモフっ!?」

「……ま、またですっ!」

……しかし、別の怪人達がまた大量に何事も無かった様に目の前に現れる。

「キイ~、キイ~……」

「そ、そんなあ……」

「こんなの計算外……、!?し、しかもさっきよりいっぱい
増えてるしーっ!!モフルン、私達から絶対に何が何でも
離れないでねっ!」

「モフっ!」

「ミラクル、もう一度行くわよっ!」

「オッケー、マジカルっ!」

「私もやりますっ!」

モフルンが慌ててマジカルの肩の上に飛び乗る。ミラクルとマジカルは
呼吸を合わせ浄化技を放出しまくるが、倒せば倒すほど、怪人達は
減るどころか逆にどんどん増え続けるのである。……3人に疲れが早くも
見え始めてしまっていた……。

「何なのっ、これじゃ本当にキリがないよ!」

「ど、どうすればいいのよ……」

「ミラクル、マジカル、諦めては駄目ですっ!諦めなければ必ず
道は開ける筈! ……もしかしたら、何処かにこの大量の怪人達を
召喚している真の敵が……?そうしか考えられません、その敵さえ
見つけられればもしかしたら……」

「……そ、そっかあ、さっすがフェリーチェ!」

まほプリチームも漸く事実に気づいた模様。しかし。

「!だけど、この目の前の敵を何とかしなくちゃ、ボスを探すのも何も
出来やしないわよ! ……きゃ、きゃあーーっ!」

「……マジカルーーっ!!」

「……ああああーーっ!?」

「……マジカルーっ!ミラクルーっ!フェリーチェっ!モフーーっ!!」

怪人達は尚も増え続け、一気に3人に向けて束になり大量に襲い掛かろうとする。

「ヴィーナス・パワー!愛のクレッセント・シャワー!
ふらせていただきますっ!」


「キイイイーーーーーーー!!」

「あっ……、敵がまた消えた……」

「どうなっているの?」

「……あ、あなたはっ!?」

「はぁ~いっ!」

ミラクルととマジカルが目を見張る。突如現れ、持っていた三日月形の
パクトから月の光を浴びせ怪人達を浄化させた人物。額に浮かぶ
三日月のマーク。赤いマスクに赤いリボン、そしてセーラー服風のバトルコス。

「セーラー服美人戦士!コードネームセーラーV!おっまたせっ!」

「……だ、誰なの?」

「モフ~?」

「知ってますか……?」

「……知らないわよ」

「んマアッ!なーにその反応!アンタ達、にっぶいわねーっ!アタシは
愛と正義の美人戦士、セーラーVよッッ!」

誰がどう見ても美奈子なのだが。お約束と言う奴で、変身すれば誰だか
分からんらしい。勿論、セーラーVから見たミラクルとマジカルも。

「……美……、Vっ!そんな事している場合じゃないだろっ!」

「モフ~、アルテミスも無事でよかったモフ、……でも、美奈子が
いないモフ」

「……へ?へ、へへへへっ!?」

お約束。アルテミスはいるのに主人は居ない。モフルンに突っ込まれ
凍り付くアルテミス。

「あら~、あたしは此処……、いったああーーっ!!」

「……ニャニャニャニャ、ニャーーッ!!」

アルテミス、口封じにセーラーVの顔を思い切り引っ掻く。

「ちょっとアルテミスっ、アンタ何すんのヨッ!!……可愛い顔に
傷跡が残ったらどうすんのっ!」

「大丈夫、ドジ美奈子は安全な所にこのセーラーVがもう避難させたよ、
僕らは正義の為に戦っているんだ、V、ちゃんと自己紹介をして……」

「もうっ、そう言う訳よ、……ドジは余計っ!このマンションの
危機を救えって今回は本部から指令を受けたの、ま、そう言う事で、
一つ宜しく頼むわ!あなた達も正義の戦士?なら、此処は一致団結、
一緒に戦いましょ!」

「は、はあ……、けど、ドジって、何で美奈子ちゃんの事言って、Vさんが
怒るんだろう……」

「……知るわけないわ……」

セーラーVはミラクル達に握手を求める。……彼女は果たして心強い
味方になってくれるのか。しかし、先程のアルテミスとのやり取りを
見ていれば少々不安が残る3人。……何せ中身はあのドジ美奈子で
あるからして。本部から指令を受けたというのは真っ赤なウソである。
彼女も黒子に変身ペンを預けてある。しかし、この島の危機と同時に
突然セーラーVに変身していたんである。

「アルテミスも正義の戦士のサポートさんのお仕事をしてたモフ!」

「何か上手く説明出来ないまま、は、話がどんどん拡大する……、