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zokuダチ。セッション10 集え英雄(ヒーロー)編・2

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「坊や、やっぱりあんただってやれば出来るじゃないかっ!」

「……え?あはは……」

シフに漸く褒められ、アルベルトも笑顔を見せた。

「オラアアアーーっ!!ためる!……2倍百烈足臭蹴りーーっ!!」

「フレアーーっ!!」

「燕返しっ!!」

「おい、ラグナ、二人で呼吸を合わせてあっちの方の奴を一斉射撃だ、
いいか?」

「おう、玉には俺もいっちょ、やってみっかね!かっこいい処、
見せないと!」

スネーク、ラグナのWおっさんズ銃射撃攻撃、見事にゴーレムの
ドテッ腹を撃ち抜き穴を開ける。尚、今回はラグナも転がりもせず、
しっかり決める処を決めた模様。こうして、野原家+おっさんコンビ&
アルシフコンビも協力してゴーレムを倒し、どうにかこの場の危機を
乗り越えたのだったが、まだまだ他の場所の住人は……。


セーラーV・奮戦!

そして、長らく行方が分からなかったクローディア、アイシャ組は……。

「……大丈夫?クローディア……」

「大丈夫よ、それよりも、私の事より、アイシャ……、あなたも
先に皆の処へ行って……、今なら怪人達も落ち着いているわ……」

「駄目っ!怪我してるクローディアを置いて先になんかいけないよっ!」

「平気、ブラウとシルベンが、必ず助けを呼んで来てくれるわ、
私はあの子達を此処で待ちます……」

「いや、そんなのっ!……一緒に行こう、ね?」

「でも……、此処で二人とも立ち往生している訳には……、
っ……」

そう言ってクローディアは右足から流れ出る流血を手で押さえながら
痛みを堪える……。

(……グレイ、あなたは今……何処にいるの……?会いたい……、
早く来て……、私……、そうじゃないと……、心が折れるわ、
気弱になりそうよ……)

そして、お約束でタイミング悪く……、変なのが出て来るのである。


ひょーひょーひょーひょおおおお~……


「……だ、誰……?何の声……?」

「……」

クローディアを庇いながらアイシャが身構えた。

「ばあーーっ!!ケーフカちゃんだじょおおおーっ!!
あっそびまっしょーーーっ!!」

「……きゃあああーーっ!!」

地中から……ケフカがいきなり飛び出して、にゅっとアイシャの足を掴んだ。

「お前の足もおっちゃうじょーーっ!!よっこらしょ!」

「やだやだやだっ!やめて、放してったらっ!!」

「……!!」

咄嗟にクローディアがケフカに向け、エリスの弓を放つが……。

「……いてっ!……このぼくちんの頭に向かって何て事しりゅで
しゅかーーっ!!反省したまえ、ちみたちいーーっ!!」

……頭に矢が数本刺さったままの状態で、ケフカが激怒する……。

「……反省すんのはてめえだっ!!」

「……おひょ?」

漸く追い付いたジャミルが後ろからケフカの頭をウコムの鉾で
突っついたのだった。頭に矢が刺さり、更に脳天を突かれ、ケフカの
頭から血が水芸の様に吹き出した……。

「……ジャミルっ!!ダウドっ!!」

「えへへ、遅くなっちゃったけど、お待たせ……」

「……ブラウ、シルベンも……、有難う、ジャミル達をちゃんと
呼んで来てくれたのね……、と、後ろの方達は……?」

「私達、正義のヒロイン、魔法つかいプリキュアですっ!!」

「私達が来たからにはもう大丈夫ですよっ!」

「……変な道化師さん、もう、これ以上あなたの好き勝手には
させませんっ!!」

「ガルルル……!!」

「……グルルルル……!!」

「モッフーーっ!!」

ちなみに、モフルンは同じクマ同士、ブラウの背中にちゃっかりと
乗っているのだった。

「……いっ、たああああーーーーーいっ!!よ、よくもーーーっ!!


ちくちくちく……

ちくちくちく……

ちくちくちく……


「ちく、しょおおおおおおーーーー!!ぼくちん、おこった
じょおおおーーっ!!」

「……ひくっ……、ジャミルのバカーーっ!!……遅いよ、
ふぇっ……」

心細さを我慢していたのか、アイシャがジャミルに飛びついて
号泣する……。

「……わ、悪かったよ、ごめんな、アイシャ……、でも、無事で
良かったよ……、クローディアも……、心細かったろ……?」

「ん、ジャミル……」

「ええ、大丈夫よ、来てくれて有り難う、ジャミル……」

「さへへっ、さーて、形成逆転だな、糞ピエロ……!!」

「……ぬわああああにがっ、形勢逆転どうわあああーーっ!!
いい気になりやがって、この糞共めがああーーっ!!」

「呼んだかな?ドナルドだよーーっ!!糞ピエロってドナルドの
事かなーーっ!?」

「うわ!……おめー、急に出てくんじゃねーよっ!!」

「ちょうどいいバケモノ素材がきたじょおーーっ!」

「やべっ、馬鹿っ!てめえ、どっか行……、うわあああーっ!!」

ジャミルがピエロを追っ払おうとするが、間に合わず、ケフカに
魔法を掛けられ……、いつもの如く、ピエロはいいカモにされてしまう……。

「……巨大モンスター、ランランゴーレムだじょーっ!!
よーし、こいつらと遊んでやるのだーーっ!!」

「らーんらーん、……るーーー!!」

「……どうしてこう、タイミング悪く……、あーーっ!
たくもーーっ!!」

……ピエロは今回も、ネタにされる損な役割に回るのであった……。


わんぷり組SIDE

「……ハア、ハア、もう、一体いつになったらみんなにあえるのーっ!?
……もう、わたし、つかれてきたよう……」

いつも元気いっぱいのワンダフルも……、流石に疲れてきてしまった様子。
いろはは慌てて彼女を励ますのだが……。

「ワンダフル、頑張ろう!諦めちゃ駄目だよっ!……あっ!?」

「……わふ~……、なんだか……、おねむ……、わん……」

「こむぎ……、そうだよね、ごめんね、疲れちゃったよね……」

本来は子犬である、ワンダフル、こむぎは疲れが最高潮になって
しまった為、元の姿に戻ってしまった……。フレンディは眠って
しまったこむぎをそっと抱き上げると側に引き寄せ優しく身体を撫でた。

「……ぼ、僕も……、何だか……、ずっと歩き回ってたから……、
ハア……」

「……」

「悟君っ!しっかりっ!」

(……あ、ああ、犬飼さん……、あはは、フレンディに介抱
されちゃった……♡う、運動音痴も……、悪くない……、のかな……)

「……」

此方も怪人は出なくなってはいたが、先の見えない無間地獄迷路
状態の中を延々とわんぷり組も徘徊している状態である。元々
運動音痴の悟も、疲れが来ていた為、その場にしゃがみ込んでしまう。
悟に抱かれている大福も心配そうに……、デレてしまった相方を、やや
呆れ顔で見上げるのだった。

「……ちょ、なんでっ!こむぎちゃんっ!?ワンダフルは
一体どうしたのよッ!」

「……セーラーV、これには訳が……」

フレンディはこむぎを抱いたまま、じっとVの方を見つめる。
もうこれ以上、自分達の正体を隠し通すのは難しくなっている。
フレンディはVに自分達の正体を受け開ける事にした。

「あのね、セーラーV、私達……」

「そうだったの、ま、それならそれでいいわ、けど、
余り無茶しちゃ駄目よっ!けど、どうもアンタら、