ゆゆゆの日々。たまにちけふとおかーさん
70.心と体
ゆ「よくさ、道にお財布とか落ちてたときに天使と悪魔が出てくるじゃん」
唯「ああ、あるなあ」
縁「警察に届けるか、そのままもらっちゃうかってやつだ」
ゆ「あれ思うんだけどさ、天使と悪魔ってそんな冷静に意見を出し合うものかな?」
縁「いきなり殴り合えってこと?」
ゆ「やっぱり敵対してるんなら、取っ組み合いそうなもんじゃないかな」
唯「あれは、心の中の葛藤を表してるんだろ。心は取っ組み合わないよ」
ゆ「いや、心も体でぶつかり合わないと!」
縁「殴り合って二人で夕日見て、初めてわかりあえるものも多分あるよね〜」
唯「昭和の不良じゃないんだから。あと心が体でぶつかり合うなら、一人でケンカすることになるぞ」
ゆ「うん、自分で自分の頭をポカポカいくべきだと思う」
唯「落ちてる財布の目の前で知らない人が自分を殴ってるのはもう地獄絵図だよ」
縁「でも、それぐらいの騒動になっていれば持ち主も気がつくかもね〜」
唯「犠牲が大きすぎ!」
縁「あはははは」
ゆ「要するにさ、心は運動不足なんだよ。もっと体動かしてこうぜってこと」
唯「だから心の体はその人の体なんだって。ああ、もうわけわかんなくなってきた」
ゆ「唯ちゃんも考えすぎなんだよ。少しは自分の頭をポカポカしないと」
唯「するか、アホっ」
縁「あははははは」
作品名:ゆゆゆの日々。たまにちけふとおかーさん 作家名:六色塔



