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ゆゆゆの日々。たまにちけふとおかーさん

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43.ぺもり



唯「今日は朝からずっと天気が悪いなー」

縁「降りそうでなかなか降らないよね〜」

唯「一応、傘持ってきたけど荷物になっただけか」

ゆ「唯ちゃん、縁ちゃん。ふたりとももう少し前向きにくもりという天気を楽しもうじゃありませんか」

唯「お、なんか楽しむ方法があるのか?」

ゆ「なんもない」

縁「あはははは」

唯「自分から言っといて無責任に丸投げするなよ」

縁「でも、くもりの日ってだいたいちょうどいい陽気だよね」

唯「まあ、雨の心配さえなければ過ごしやすさはあるか」

ゆ「そうでしょう、そうでしょう、えっへん」

唯「おまえが率先していいとこを出すんだよ、くもりの」

ゆ「んー。くもりから違う天気に変わるかもしれないから、勝負事に使えるよね」

唯「晴れになるかか雨になるか賭けるってこと?」

縁「季節によっては雪の可能性もあるね」

唯「ああ、そうか」

ゆ「それか、ぺもり」

縁「ぺもり?」

唯「……ぺもりってなんだよ」

ゆ「ペーって感じのくもり」

縁「ぺーっ」

唯「ぺーっ……」

ゆ「可能性は低いけど、ワンチャンくもりからぺもりに天気が変わる可能性、あると思います」

唯「オッズ高そう」

縁「雪に賭けるよりギャンブラー感あるね」

ゆ「まあ、あたしなら賭けないけどね」

唯「今日のおまえはとことん無責任だな」

縁「あはははははは」