ゆゆゆの日々。たまにちけふとおかーさん
82.ウトウト
縁「寝るときのあの寝てるか起きてるかわかんないぼんやりした感じって良いよね〜」
唯「ウトウトしてるあれか」
縁「そうそう、あれ〜。あのときが一生続かないかなって思っちゃう」
ゆ「それはそうだけどさ。なんで起きるときのウトウトはあんなに嫌なんだろう」
縁「そういえば……」
唯「やっぱり起きるっていう苦痛な作業をしなきゃならないからかな」
ゆ「でも、起きるって人にとってわりと重要じゃん。外敵におそわれたときもすばやく起きられないと命に関わるし」
唯「狩猟時代の話してる?」
ゆ「いや、人間の本能に組み込まれていてもおかしくないよねって話」
唯「まあ、そうなんだろうけど……」
縁「じゃあ、ちょっと調べてみようよ」
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唯「寝起きが悪いのは人間以外のほ乳類にもいて、『睡眠慣性』というのが関係してるらしい」
ゆ「寝起きにすぐシャキッとするより、浅い眠りのときに省エネで周囲を確認する戦略のほうを取ったんだって」
唯「さらに現代はストレスや夜ふかし、アラームによる強制的な覚醒で寝起きの悪さに拍車がかかってるんだそうだ」
縁「いまいちよくわからないけど、すごいんだね〜。ふう」
ゆ「縁ちゃん、寝起きみたいなことになってる」
縁「『睡眠慣性』だから大丈夫だよ〜」
唯「一応、理解はしているんだな」
縁「あはははは〜」
作品名:ゆゆゆの日々。たまにちけふとおかーさん 作家名:六色塔



