ゆゆゆの日々。たまにちけふとおかーさん
41.相川さんのチョコレート
唯「おまえがトイレ行っている間に、相川さんがチョコくれたんだ」
ゆ「へー」
縁「もむもむもむ。おいしい〜」
唯「別のクラスの子にあげに行ったから、戻ってきたらくれるんじゃないかな」
佳「おう。って日向、もう食ってんのか」
唯「あ、岡野さん、長谷川さん」
縁「もむもむ。おいし〜よ〜」
佳「まあ、そうだろうな。相川の手作りだからな」
ふ「佳が偉そうにしなくてもいいぞ。千穂の功績だから。もむもむ」
佳「おまえも食ってんのかよ!」
ふ「できたてが一番だから」
縁「やっぱりできたてだよね〜」
佳「もうそこそこたってるよ、バーカ」
ゆ「…………」
佳「な、なんだよ、野々原」
ゆ「岡やん、普通にうまくて速いよね」
唯「うん。あたしもそう思う」
佳「お、おう。ありがとよ」
ゆ「普通にうまくて速いけど安っぽくはない。牛丼とは違う!」
唯「当たり前だろ、あほ」
縁「あははははは」
佳(おまえもやっぱうまいし速いけどな……)
ふ「あーあ、佳のすごさが世間にバレちゃったか」
佳「うるさいよ、バーカ」
ゆ「うん、やっぱり牛丼じゃないね」
縁「あははははは」
千「あ、野々原さんいた。あの、チョコ良かったらもらって」
ゆ「おー、ありがとう。やっぱ一番すごいのはあいちゃんだー」
佳(……当たり前だろ)
作品名:ゆゆゆの日々。たまにちけふとおかーさん 作家名:六色塔



