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ヘケラン西中
ヘケラン西中
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クロノトリガーの評論

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 開発スタッフのミスではないだろう。名作クロノトリガーだからこそ、そんな凡ミスを天下のSQUAREがやるとは思えない。考察的遊びの領域を増やす為にあえてミスを修正しなかった可能性もあるだろうが、ジャキの明かしきれない裏設定が幾つもあるのかもしれない。



 同じくらい売れまくったあのFF7だって、物語の表に出てない設定部分に神話をふんだんに盛り込んでいるという。表に出てる部分は、せいぜい天使や堕天使のような羽のみ。神話だけで本編のシナリオを遥かに凌ぐ量のストーリーテキストがあるとかないとか。



 クロノトリガーの舞台設定はキリスト誕生年のA.Dだし、物語の土台設定に神話や宗教が混じっていても不自然ではない。



 クロノクロス編では細かい部分にてイスラム系の痕跡があるし、『エルニド』という名前についてもリアルに世界に実在していて、マップの構造上、その遥か北に日本列島があることにある



 刀が流通しているのがガルディアのみでエルニドなはないことから、エルニドと日本には国交がない。岩礁に囲まれたエルニドとは、船での国交が難しくて日本文化が流入しない仕組みなのか。一方ガルディアには飛行できる魔物や魔族が沢山いるのなら、国交は船で途中まで行けば容易なのかもれない。



 トリガーとクロスには地球を雛型とした膨大な裏ストーリーがあるはずで、それがあたかも痕跡もなく隠されているように見えるのは、ラヴォスが地殻変動に影響を与え、日本列島やアメリカ大陸等が出現しなかったからこそだろう。



 明らかに同じ地球だと示唆する演出は、魔王城突入の際に描写される大きな満月と、黒の夢最上階でのジール戦での満月くらいしかない。



 この似たような満月演出については似た時期に発売されたFF7やFF8にも使われている。それらも同じ地球を舞台にしているとして、FF8には露骨にもリアルな世界地図やフランスの凱旋門にそっくりなものが登場する。その世界の人々は我々地球から転移したのか転生したのか、あるいは逆に我々地球側に転移してきたのか転生したか…



 二次創作界隈では転移や転生ものが多くあるが、FFやクロノな作品においては単なるフィクションではなく、リアリティありきのフィクションになるだろう。



 私が仮に6500万年前のアザーラと時を越えた交信をしていてブログ等を更新したとしても、それは単なるフィクションではなく、限りなくリアリティありきのフィクションであると理解できるはず。



 その上で疑問に思うのは、ラヴォスは地球へと衝突する際に一体何度の角度で突入したのか地球の自転時速は時速1700km、太陽を公転する際の時速は10万km



 原作でラヴォスのクレーターはほぼ垂直で真ん丸に形成されるが、公転速度や自転速度を考慮すると垂直落下ではそれは作られない。原作においては斜め45度くらいに落下して垂直にクレーター形成されていたので、それが正解だろうか?



 少なくとも垂直落下では垂直クレーターは作れない仕組み。これを当時の開発スタッフ達は理解して制作していたのだろうか?



 もしそうでないなら単なる偶然か、それとも…



 #クロノトリガー





【リアクション】
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------------------------- エピソード11開始 -------------------------
【エピソードタイトル】
「に……、逃げろ……グレン……。王妃を……リ、リーネ様のことを……たの…………」

【本文】
 リーネ、それは人間界にとって無くてはならない防衛力だった。



 子孫のマールにも連なる特殊能力(オーラ)について、リーネは他者の気配(オーラ)を感知することができ、魔族が魔法で人に擬態していても、見破ることができた。



 リーネが存在することで王家や議会が魔界の勢力に乗っ取られることを防ぐことができた訳だが、そんなリーネが失踪したり、誘拐されたらどうなるだろう。ガルディアは魔界に対しての脆弱が極まり、存亡の危機となるだろう。



 リーネのその力については知ってる者は殆んどいない。サイラスとグレン、騎士長、王様、リーネに関わる一部の従者を除くと誰も知らない。もしその情報が魔界に伝わるようなことがあればリーネに身に大きな危険が及ぶからである。



 カエルとなったグレンが長年リーネの護衛を務めていたのは、そういった理由からだが、しかしリーネは誘拐されてしまう。幸い、殺されることはなかったとはいえ、魔族はリーネの力を利用しようとした。



 魔族同士の抗争、同族にいるスパイを見破る為にリーネの力を必要としていたヤクラについてだが、そのヤクラは死んではいなかった、戦況が不利だと理解したヤクラは死亡して消滅する映像に擬態し、風景に染まる擬態をして逃げ延び、現代にてヤクラ13世の名を冠して現れた。ヤクラはラヴォスから無意識にエネルギーを吸って生きている特殊な生物であり、寿命が1000年を越えていた。中世から400年かけて経験値を溜め込んだヤクラは当時よりも13倍も強くなっていたのだが、問題はそのヤクラも死を偽装して逃亡したことだけでなく、ヤクラがクロノ達の冒険を陰ながらサポートしていた事だった。



 元々ヤクラは人に擬態して千年祭にてルッカのブースにいた。クロノ達が過去に介入してヤクラに出会ってたことで、ヤクラにクロノ達の記憶が残り、ヤクラの歴史が大きく変化した。マノリア修道院での敗北に導いたクロノ達を重要人物と位置付けたヤクラはコウモリを張り付かせていた。



 トルースの山で青い穴に消えたクロノ達の不可解な状況をヤクラに伝えたコウモリ。それにより現代のヤクラは偶然にも千年祭でルッカのブースにいたことでゲートが過去と現在を繋ぐ可能性に気付いた。過去に出会ったクロノ達。もしそれ事実であるのならば、ヤクラは試しに大臣に成り済まして、クロノ達を騙してみることした。



 それがヤクラのルートAな展開であるが、同じタイミングにてヤクラのルートBも成立する。



 現代Bヤクラはマールがゲートに呑み込まれた時点で、過去と現在の結びつきを推理し、コウモリに擬態し、クロノに張り付き共に過去の時代へと移動した。



 過去にクロノがどのように介入したのか興味があったヤクラ。クロノが王宮の寝室に自由に入り込もうとしてる非常識者だと気付きいたとき、クロノが従者や兵士に叱かられねない状況にハラハラしていたヤクラは、クロノが視認されないように風景に溶け込む擬態化魔法をクロノにかけたりした。



 ヤクラにとってクロノは大切な存在であった。ヤクラにとってマノリア修道院で大敗北をしたことは教訓であり、人間と敵対せず、大人しく生きることで戦争に参加しなかったヤクラは命拾いした。