クロノトリガーのリアリティを改めて問うてみるエッセイ
仮説bを掘り下げるには材料は殆んどない。
黒の風(死の未来を察知する力)は無意識に発動するもので、無意識ながらも世界に意識を張り巡らして世界の膨大な情報を分析処理し、死の未来を予測する。
そこに無意識に意識を張り過ぎて意識が張り付ついてしまって意識(理性)が足らなくなるとしたら、理性的な思考の領域が確保できないという落ち。
サラがラヴォスに取り込まれる件にしても、遺伝的に張り付き力の才能がジャキと共通しているからラヴォスに取り込まれた。
ジャキがラヴォスに一太刀浴びせたとき、ジャキの遺伝子をラヴォスに取られ、張り付きの力をラヴォスにコピーされた可能性は? その能力をもってラヴォスはサラに張り付き同化した。
そんな事ができるなら、黒い風の能力もコピーしているし、死の未来を察知してクロノ達に倒されないだろう。
ラヴォスに知性がなくて、黒い風の意味が理解できなかったなら死を察知できずにクロノ達から逃げられない。
体が勝手に意識を世界に張り付つかせようとする過程で、ジャキのラヴォスへの憎しみ(執着)から世界よりもラヴォス優先に意識を張り付かせた。これはこれで理屈は通る。
有力なリアリティは…
Aラヴォスに意識に張り付かせてしまって理性崩壊
B意識を張り巡らせたせいで理性の領域が欠如して理性崩壊
どちらとも同じくらいリアリティがある。
面白い方を題材にして二次創作で利用するとして、読者さんはどっちがアリだ思う?
【リアクション】
0件
------------------------- エピソード15開始 -------------------------
【エピソードタイトル】
空魔士マヨネー
【本文】
作中にカエルは空魔士と呼ぶ。戦闘中は宇宙の景色になるので、あたかも空間全体を操る存在だと認識しているが、本当に宇宙ならは呼吸は出来ずに死んでいる。
恐らくマヨネーは空間を操っている訳ではなく幻覚を魅せていている。そのリアリティを追及すると擬態魔法に共通する魔法であり、相手の視覚に直接作用する技であるだろう。マヨネーがコウモリに化けて後をつけてたのもコウモリに成っていたのではなく、コウモリの幻覚を魅せていただけ。
マヨネーがオカマであるとされるが、その見解はマヨネー自身が表明した訳でない。胸はあるので性別としては女性であり、トランスジェンダーだとしてもその事に悩みはなそうなので性同一性障害の枠ではないだろう。
当時(ゲーム開発時代)はオネエ言葉を使う人はテレビ等ではオカマである場合が多かったのでマヨネーのオネエ口調をオカマであると誤解する展開となっていただけで、実際のマヨネーは女性枠だろう。
あるいは幻覚で胸があるように見せ掛けているだけ、本当の容姿が別にあって、それが設定上の真のオカマであるのかもしれない。
マヨネーが女である姿で周囲に印象を与えたい理由があるとしたら、トランスジェンダーである事以外での理由はあるのだろうか。
ジャキが耳を尖らせオッサンに変身している原因にも繋がるかもしれないが、マヨネーやソイソー、ビネガーのような高位の魔族は皆耳が立っている。舐められないように高位の魔族に成り済ましているとして、その成り済まし魔法(幻覚魔法)については幻覚を扱えるマヨネーから教わったのだとするなら、魔王のビジュアルについてはマヨネーの思惑(オッサンが好み)である可能
擬態魔法がヤクラやその配下等に普及しているので、資質や練習次第で使いこなせるのだろう。あるいは擬態魔法をもたらしたのがジャキでそれをマヨネーが派手な使い方【宇宙に擬態している】のかもしれない。
時系列的にはジャキが中世にきて直ぐサイラスを殺したとされるので、元々中世に来る前から魔王のビジュアルに変身することができたのかもしれない。
デスメタルな格好の渋いオジサンに憧れていた少年ジャキというのは、ジャキのイメージには少し合わない気もするが…
預言者としてフードで顔を隠す必要があったのは、その姿が王家側バレることに気を付けていたのではなく、クロノ達にバレるのを恐れていた。
実際、サラは最後にペンダントを使い、海底神殿から魔王を外に転送しているが、フード被ってない魔王をジャキだと認識することはなかった。
そもそも高位の魔族は耳が尖っている。魔族としてだと王宮に入れないから、フードで隠したのかもしれない。だとしたらジャキは魔王のビジュアルでいることにファッション的なポリシーがあるのかも
マヨネーが宇宙を背景に戦いたいのもポリシーだとして、そこの幻覚技について、もっと戦闘そのものに活かせる幻覚技にすればマヨネーが負けることも無かったように思うのだが。
魔王が与えた制限付き魔法(高位の魔族であるマヨネーに制限なしの幻覚魔法を与えてしまうと自身の立場が危うくなると思ったからか?)
魔王も幻覚魔法を戦闘中にもっと利用してればクロノ達に敗北することはなかったろうに。
油断している隙に一気に形成逆転される攻撃を受けたりして、幻覚を魅せる余裕がなかった等の理由があるのかもしれない。
そうでなければここまで連載したきた辻褄の合いそうな跡継け設定のリアリティが破綻しかねない。
僕の視点では、もはやマヨネーが【空魔士】であってはならない事に成りつつある。
魔王が与えた制限付き魔法(高位の魔族であるマヨネーに制限なしの幻覚魔法を与えてしまうと自身の立場が危うくなると思った。)そうではなく、魔王自身も制限を受けているのかもしれない。
先人達が地球全体に仕掛けた魔法によって、呪文や魔法陣のようなシステムが存在している。そのシステムでは悪用可能な魔法の使用ができない仕組みになっているので、幻覚魔法が争いごとでは有利には働きにくくなっている。だからこそ、戦闘中に融通の効く幻覚技ができない。
その場合、魔王が伝授したのではなく、中世魔族から擬態魔法を教わった可能性も。
氷の大地の下に埋まっていた先祖の遺跡から、幻覚技に関する特別な魔法技術をジール以降の後世は発見した。ジャキもマヨネーもその技術を利用しているだけ。ということかもしれない。
【リアクション】
0件
------------------------- エピソード16開始 -------------------------
【エピソードタイトル】
ソイソー刀
【本文】
クロノクロスの考察からマップに記載されていない日本列島から刀が輸入されているとした。
そもそもソイソーやビネガー、マヨネーのような高位の耳立ち魔族はどこからやってきたのか。
クロノトリガーでは耳立ち魔族は少ない。、耳立ちが強い遺伝子であるなら、多く繁殖しているはずで、もっと多くの耳立ち種族を目撃できるはず。
エルニドにマヨネーの子孫がいるし、耳立ち種族がそこに多いのか?
マヨネーの故郷がエルニドで、ガルディアにやってきのは最近のことで同族がガルディアにいないという事かもしれない。
そうでないなら、高位の魔族は特殊な条件でしか生まれない。だから極端に数が少ない。等の設定が必要になるだろう。
作品名:クロノトリガーのリアリティを改めて問うてみるエッセイ 作家名:ヘケラン西中



