クロノトリガーのリアリティを改めて問うてみるエッセイ
古代ではグランとリオン、ドリーンが精霊のような存在として扱われ、、また目に見えない世界があることを示唆するコメントをしている。
亡霊サイラスにしろ、未来のシャドーにしろ、霊的なエネルギーが実態を持つ事について、例えば死者の怨念等が集まって魔族が出来上がるような仕組みに。
古代ジールで生み出されたはずの魔族について、その生み出し方法が謎なだけに霊的エネルギーさえも利用してたとして
ソイソーもマヨネーもビネガーも、死者の念を触媒にして生まれた存在なのだとしても、リアリティが微妙に足りない。
グランドマザーが人間の魂を集める為に人間を処分している説と関連付けられそうだが、あと一歩、リアリティが足りない気がする。
マザーが人を集めて処分していたのは、南西のマップで、アザーラ城や魔王城は世界の中心(ラヴォスが将来噴出してくる座標に近い)
霊的エネルギーが世界の中心ラヴォスへとあつまるので、マザーが人を殺す場所は、そこから遠くでなければならなかった。
善人であるはずサイラスがマップの中心に向かわず地縛霊のように悪霊になるのは、サイラスを導く為の善霊が中心に集まってしまうことで、サイラスがその場に固定されてしまった。怨念な重い魂は、移動しにくいが、そうでない魂は軽くラヴォスの引力に逆らえないとすれば、漠然とだがストーリーの筋が見えてきそうな気がする。
マップの中心に集まる魂は、そのエネルギーをもて甘して、実態化しようとする。
一定量の魂と、魂の種類によって実体化の仕方が代わり、そこを古代人が何らかのシステムによって利用して魔族にしている。
流石に考え過ぎだろう。スピチュアル過ぎて根拠の弱い仮説では新たな仮説を重ねるしかなくなり考察に終わりが無くなる。
ジールがやったとされる魔物に知性を植え付け魔族化する方法では、野生の魔物以上に強くなる訳ではないだろう。遺伝子操作をする手間をによって強い個体数が少なくなるのであれば、マヨネーが一体だけしか存在しないとしても一定の根拠ある。
ツガイが存在しなくても次世代を残せるのうなシステムなら、ツガイの代わりに触媒のようなものが必要であり、その触媒が魂。
マヨネーが死ぬとき、記憶が無くなる。完全に無意識になるとき、魂が肉体から外れようするが、魂自身がそれを拒み、世界にある魂(エネルギー)を集めて肉体を再生し再転生して次世代マヨネーとなる。
創作し過ぎる気がするが面白いので良しとする。
ジールが作り出したのがそのマヨネーなのか、ジールが作り出したもののの、そのマヨネーに進化したのは不慮な出来事なのか…
謎が謎を呼ぶもののリアリティは達成しているだろう。この説を裏付ける根拠や痕跡が原作中にあるなら、更にリアリティは増す。
ビネガーの子孫が現代にいたが、見た目そっくりだった。ドット表現の限界とかでなく、本当に瓜二つであるなら…
性格もアホさも似てるし、前世要因なのかもしれない。
アホな三闘士についてが、そもそも性格がアホである。そこが共通している事(理性が足りない事)
魂を凝縮させて造られた肉体(脳ミソ)は直感過ぎて理性を疎かにしている。そんな仮説を付与してみるか…
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------------------------- エピソード17開始 -------------------------
【エピソードタイトル】
千年祭ゲートとトルース山ゲートの不自然さ
【本文】
時系列的にはジャキがラヴォスに飛ばされたときの出口ゲートとして開いた中世トルース山、その後に千年祭で転送事故でゲートがトルース山に繋がるのだが、ゲートの座標的には近すぎることの不自然さ。
転送装置の事故がたまたま近すぎる場所で起きたのでゲートが繋がっただけだとすると、千年祭の裏山あたりには、中世からのゲートが現代にまで生き残ってる可能性がある。
もしゲートが残っているなら、千年祭の裏あたりにゲートがあってそこから、+400年の未来AD1400に行けるという事
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------------------------- エピソード18開始 -------------------------
【エピソードタイトル】
トルース山ゲートの不自然さ2
【本文】
前回とは異なる別のリアリティを求めるとしたら、
【千年祭の転送事故の影響でジャキの出口ゲートが中世にて誕生した】
つまり、転送事故がなければジャキは中世ではない別の時代に飛ばされていたという話であり、クロノ達を切っ掛けにしてジャキが魔王になるシナリオが発生するのだから、まさに引き金でありトリガー的である。
転送事故が時空に影響を与え、またラヴォスゲートが時空に影響を与えた。現代ゲートでは現代に近い時間に出口を作ろうとしながらも、ラヴォスゲートもそれが発生した古代に近い時間にゲート出口を作ろうとした。 それぞれが、出口として穴を開けるにはエネルギーが絶妙に足らなくて、それぞれのエネルギーが合体して台風のようになって、ようやく出口の穴を開けることが出来たのが古代と現代の中間であり、それぞれが同じ出口になりそうでならない、微妙なさじ加減。
まるでDNAのような螺旋構造のように2つの軸線が近いとこに収まるような概念
こちらの考察の方が前回よりも深いだけリアリティは強いだろう。
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------------------------- エピソード19開始 -------------------------
【エピソードタイトル】
噂が噂を呼ぶ
【本文】
参考資料
https://note.com/tkyk_36/n/n578e5d67c233
ラヴォス呼び出しの認識はビネガーもしていて、魔界上層はそれが共通認識だった。
後世の魔族(ヘケラン)に「魔王様がラヴォスを生み出そうとした」で伝わってしまうのは、単なる伝達ミスというのもあるだろうけど、魔族は人間と比べてアニマル感強いし体質的な耳の構造の違いも多様性があり、音声としての伝達ではミスが起きて当たり前になる。
とはいえ、「ラヴォスを呼び出そうとした」という正しい情報が全く伝わらないのは不自然であり、せめて何%かの魔族が正しい情報を認識してなきゃおかしい
一般的に認識が一つに統一されてしまうのは、権力者の情報コントロールがあるだろうが、この場合は違う、
【破壊の神を生み出せる魔王】と【破壊の神を呼び出せる魔王】とでは、前者の方が神を作れているだけに、より強さのイメージが増して神格化するだろう。
当時の魔王がいかに魔族達からカリスマで的に神格化されていたかが判る。そういった魔王崇拝の気持ちが魔族達にあってこそ、「呼び出すなんてもんじゃない!生み出せるんだ!」という誇張表現が広まる。
魔王へと期待や願望によって真実が誇張されていく仕組みは単なる伝達ミスでなんかではない別の何か、そういうのを表す専門用語的なのありそうだが。【噂が噂を呼ぶ】か?
私がゲームをリアルタイムしてたとしは、
「ラヴォスを呼び出した」「ラヴォスを生み出した」
作品名:クロノトリガーのリアリティを改めて問うてみるエッセイ 作家名:ヘケラン西中



