クロノトリガーのリアリティを改めて問うてみるエッセイ
魔族はラヴォス飛来以降に生まれてくる為に、何らかのラヴォス因子なウイルスに感染しラヴォスの影響を受けるのかもしれない。
未来のドローンは機械であり、ラヴォス遺伝子とは無関係だが、ロボットも魂ありきの生物として解釈するのなら、、人間を滅ぼうとしたラヴォスの魂とは調和をとれるばす。人間を殺すようにマザーブレインにインプットされたプログラムが魂レベルでのプログラミングであるとラヴォスの意(人間への敵対心)と共通(シンクロ)してしまい、機械といえども ラヴォスの影響を受けてしまうのかもしれない。
原子時代での戦いではまだラヴォスは飛来していないから、そこでの敵にはラヴォスの影響はないものと思えるが、他のラヴォスが地中に既にいたり、あるいは宇宙から飛来してくる途中のラヴォスの時点で既に地球の生命体を敵認識していて地球全体の精神に影響を与えているのかもしれない。
敵から弱点のアドバイスをされること。ラヴォスだけが弱点のアドバイスをしてこないこと。この二点の矛盾を解決しようしてリアリティある物語を作ろうとして、ここまでの流れを思い付いたが、他にどのようなものがあるだろうか。
プレイヤーにとって敵との戦闘バランスが
悪すぎる等の理由で敵の弱点を説明してくれる仕様にした訳ではないだろう。名作クロノトリガーが、 まさかそんな短絡的な理由でシステム設計をされるとは思えないのだ。
メタ的視点でさえリアリティを追及していけば隠れた物語が見つかる。それでこそ名作クロノトリガーのブランドに相応しいというものだ。
【リアクション】
0件
------------------------- エピソード24開始 -------------------------
【エピソードタイトル】
AD1999でラヴォス外郭を倒して、過去の時代にラヴォスと対面するとラヴォス外郭が既に倒されている不思議
【本文】
参考資料
https://studiopoppo.jp/poppoblog/game-play/94568/
1999のラヴォスをジールが過去に引っ越したかのような不思議な演出について、何故そうなるのか全く判らなかったものの本日一つの仮説が思い付く。
ラヴォスが魅せた幻覚である。
未来でラヴォスが殺された事について、現代のラヴォスは未来視やタイムリープ等で知っていて、幻覚を魅せた。クロノ達の記憶にある遺骸ラヴォスを魅せることでクロノ達に「今見えてるのは間違いなく君達が戦った本当のラヴォス。本物だよ。死んでるからこれ以上闘う必要ないよ。帰りなよ」というのを印象付けさせたかった。
倒されたラヴォス(幻覚)を魅せることで闘いが終わったのだ。もう闘う必要がないのだとクロノ達に思わせて帰って貰おうと思ったら、何者かが一瞬で目を抉りとってしまった。魅せた幻覚が本当に真実になってしまってラヴォス自身も驚いていたら、想定外にもクロノ達が中に入ってきてしまって闘う羽目になるラヴォス。
あるいは海から降臨してくる段階ではラヴォスは闘う気が満々だったのでしょう。でもクロノ達に近づいたとき、殺される事を悟った。ラヴォスは【死】に対して免疫が無さすぎて、パニックを起こして暴れた。自傷行為をして自らの目をうっかり吹き飛ばしてしまった。
ラヴォスはクロノ達から逃げたかったのだが、蛇に睨まれたカエルのように動けなくなっていて、クロノ達の侵入を受け入れてしまった。
ラヴォスは知性が未発達、自我が未発達な赤ん坊のようなもので、理性的な判断【逃げる】ができなかった。
またはクロノ達に幻覚のラヴォスと闘わせている間に地球から逃げ去った。
あるいは幻覚ではなく、ラヴォス自身を複製、分身をうみだして、それと闘わせている間に本体は逃げた。または隠れて大人しくした。
アザーラが未来視できるなら、ラヴォスも未来視できても不自然ではない。だが、ラヴォスの未来視は完璧ではなかった。逃げられなかった。
【リアクション】
0件
------------------------- エピソード25開始 -------------------------
【エピソードタイトル】
ぽっぽブログのクロノトリガープレイ日記(最終回)の疑問に答えるような格好でリアリティを追及する
【本文】
https://studiopoppo.jp/poppoblog/game-play/94689/
引用の範囲が多く想定されるので上記サイトの参照が必要かもしれない
~回答~
登場人物の不自然な行動やセリフは概ねラヴォスのカオティックゾーン(混沌の領域)で説明可能
大臣が裁判所を造ろうと言い出したことも、マールがクロノに対して罪の意識を感じて無さそうなのもラヴォスの技で混乱状態であるなら説明がつく
マールはクロノ達とは違ってオーラという特殊能力があり、ラヴォスが発する強いオーラを物心つく前から常日頃に感じていて、それが当たり前過ぎて違和感を感じない状態であった。
しかし、ラヴォスの存在しない場所(ゲートの通り道等)を利用するとき、一時的にもラヴォスの存在感から解放される為に、ラヴォスの気配がないことに違和感を覚える。
その違和感に気付いてからラヴォスのいる世界(現代)に入ると、違和感が解消されるのだが、その解消された事自体に違和感があり、違和感の方角(ラヴォス)について気になって、そこからラヴォスに対して心を接続して干渉してしまった。その干渉に不愉快を感じたラヴォスは混沌の領域(カオティックゾーン)を作り出して対応。マールは冷静な思考ができなくなったとする
あるいはマールは冒険が二週目だった。何らかの理由でマールは一週目にクロノ達と共にラヴォスと闘う事になって、その人生を全うし、大切な思い出や子供等ができていた。けれどタイムリープな現象に捲き込まれ、でも元の歴史とは異なる世界へのタイムリープだった為、元あった状況に近づけたかった。
元のあった世界ではマール以外の誰かの主導によってラヴォスを倒す冒険をしていたが、今回の世界ではその誰かの主導性が無かった為にマールから主導してラヴォスをどうにかしようと言い出した。最初にラヴォス問題を解決しようと言い出した誰かについてはクロノだったかもしれないし、ルッカだったかもしれないし、あるいは全く別の誰かなのかもしれない。
タイムリープとは無関係であるならば、ラヴォスを倒したかった勢力にマールの脳内が弄られりしてラヴォス討伐実験に利用された。
作品名:クロノトリガーのリアリティを改めて問うてみるエッセイ 作家名:ヘケラン西中



