クロノトリガーのリアリティを改めて問うてみるエッセイ
蒸発した海水と氷河は、大量の雨を降らせて大洪水を起こす。流される足場を流されない様に固定する魔法でもあるのか、それとも洪水そのものを避ける様、バリアシールドそのものが宙に浮いた構造であるのか、
【リアクション】
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------------------------- エピソード3開始 -------------------------
【エピソードタイトル】
クロノトリガー考察。古代の津波の高さは1000m!?
【本文】
古代の陸地が7割程が沈むけれど、その規模の高さが必要な津波はどれくらいだろう?
陸地の7割が海に沈む為には、海面が1000m近く上昇しないとならないそう。
https://jp.quora.com/%E6%B5%B7%E9%9D%A2%E3%81%8C1%E3%82%AD%E3%83%AD%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AB%E4%B8%8A%E6%98%87%E3%81%97%E3%81%9F%E5%A0%B4%E5%90%88%E3%81%AB-%E6%9C%AA%E3%81%A0%E6%B0%B4%E3%81%AE%E4%B8%8A%E3%81%AB%E3%81%82/answers/196996553?ch=15&oid=196996553&share=9b4e0a98&srid=hd3zVY&target_type=answer
古代都市ジールが海に落ちた衝撃だけで陸の大半が海に沈むとは考えられない。原作の演出では視認できなかっただけで、陸が海に沈んだのではなく、、津波によって海水が陸上に満遍なく打ち上げられただけで、沈んだように見えただけかもしない。全体の水位としては上がった訳でない可能性も
ラヴォスの攻撃で相当数の氷が溶け、それによる海面上昇の影響も考慮するとしたら、たとえば、現代(リアル)では南極の氷が全て溶けると海面が60m上昇するとされる。が、それでも陸地の数%しか沈まない。
https://lne.st/2014/01/21/south-pole-ice/
現代(リアル)の南極の氷の厚さは平均2500mある。クロノトリガーの世界においても氷床の厚さは同レベルの2500mあったとする。その殆どが溶けたのなら海面が1000mくらい上昇しても不自然ではない
津波に関する考察で興味深いのは6600万年前に飛来したとされる巨大隕石である。その衝撃によりマグニチュード10の地震が引き起こされ、300mの津波発生するという
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/061400214/?ST=m_news
ラヴォスによる滅亡攻撃時、ラヴォスは地殻から噴出してくる。この時、ラヴォスの周囲に赤いもの(マグマ)が見えたりもした。
マグマを露出させる程の地殻深層部から浮上してきたらとしたら、その際に大きな地震が伴うだろう
https://www.google.com/amp/s/nlab.itmedia.co.jp/nl/amp/1706/17/news002.html
マグニチュード12で地球は割れるそうなので、ラヴォス噴出の揺れはそれ以下とする。
マグニチュードが1違うとエネルギーは約32倍、2違うと約1000倍異なるとされるので、津波の規模もそれに作用されるとして、ラヴォス単独だけの要素で津波が1000m規模になることも可能性としてはありうる
ラヴォスは噴出時の地震で巨大な津波を発生させ、世界を滅ぼす攻撃で溶かしつつ、天空都市を落とす。都市が落ちた衝撃で更に津波の高さは増して1kmとなる。
~たった一万年そこらで現代の陸地が増えた現象について~
水位が1km上昇した場合、一万年程度の地殻変動で陸地面積が回復するとは思えない。大量の水をどうやって処分したのか。古代の魔法使いが何かやらかしたか? 魔王がブラックホールやらの技を繰り出して、余計な海を飲み込んだか?
天空大陸が落ちたとき、その大陸が海水に混ざって完全に溶けた状態(海水体積が増えた状態)になるのであれば、海面が1km上昇してもおかしくないのかもしれない。ラヴォスによる地震と天から降り注ぐ攻撃で、海は大きく波打つので落ちた大陸が細切れに海水が混ぜられ溶けきった可能性は十分ある
どろどろの海水から一万年かけて蒸発すれば陸地が回復しているかもしれない
あるいは海面が1km上昇したのは、ラヴォスがマントル層から地上までの穴を開けてしまってマグマが大量に海水に混ざり、海を上に押し上げたのが原因とする。陸地面積が元に戻れたのはマグマ流出によって体積が下がっていたマントルが地球の重力によって潰れて大きな海溝ができたから。
◎
どの可能性が最もリアリティかを考えるとき忘れていけないのは、寒過ぎる環境では海面は殆んど蒸発しなくなり雨や雪が降らなくなる事
トリガーの古代世界では陸地全体が雪または氷であり、凄く寒いくて雪が降らない筈なのに雪が振っているという矛盾。
その矛盾に対して天の道では全く雪が降っていない事の不思議
そこだけ雪が降らないようにバリアのようなものがあるというより、天空都市そのものが雪を降らせていて、天の道のみ例外的に雪を降らせないような措置をしているとしたら、雪の犯人はジール王国である。
ジールのせいで陸地に大量の雪が降り積もり、それが溶けて海面が上昇した可能性もリアリティを追及する上で捨てきれない。
ジールは地の民を弾圧していたので雪を降らして虐殺するつもりだったのかもしれない。生きにくくして天の民にすがるしかない状況を作り、その弱みにつけこみ奴隷のように扱っていた可能性も
読者さんはどの可能性(リアリティ)を支持する?
【リアクション】
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【エピソードタイトル】
クロノトリガーからリアリティを感じるということ
【本文】
個人的にクロノトリガーはリアリティの無さが全面にあるゲームだと思う。魔法やモンスターが登場したり等のフィクションだからと言い訳にするのではない。物語的に不自然な行動(例えばマールがリーネに見間違われたことの誤解を解かなかったり、、裁判の後たった3日で死刑執するような司法の非常識さだったり、魔王がサラをそっちのけでラヴォスと戦うことばかり執着したりの非リアリティ等)をする者が多いからだが、しかしクロノトリガーを深く考察してみると、そういった不自然や事例にも想定を越えるリアリティが内在する事に気付いた。そのリアリティについて具体的に突き詰めてみようと思う。
1.マールのオーラという超能力について
作品名:クロノトリガーのリアリティを改めて問うてみるエッセイ 作家名:ヘケラン西中



