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zoku勇者 ドラクエⅨ編13 思い出の記憶の中で

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思わなかったよ!!」

前方から歩いてくるご機嫌の変な男。言葉を聞く限り、どうやら
こいつが果実を拾った主に間違いは無かった。とうとう見つけた。
まずは最初にジャミルが男に掴み掛かる。

「おい……、おっさん……、あんたが黄金の果実を拾ったんだと……?」

「ひ、ひいいーー!?な、なんだお前らはっ!!」

「しかも、あなたの台詞を聞いている限り、どうやら果実を誰かに
売り渡して交換でその靴を手に入れた様ですが……、ええ?どうなんです?」

2番手はアルベルト。男の頭にスリッパを押しつける。……段々
アルベルトもチンピラと化してきてしまった様である。……この町に
長く居すぎた為なのか。

「おじさん、果実を誰に売ったのよう!ちゃんとお話して!私達も
果実を探してるのっ!!困るんだからっ!!」

「素直に話してよお、じゃないと、モンが行くよお……?」

「シャーモンっ!!……ぷうう~……」

止めはモンである。大口威嚇の後、後ろを向き、男にケツを近づけ
そのままホラー顔のまま、夕べのご飯のニラ餃子の香しい香りの
おならを発射。

「うわあーーっ!い、言うよ、言いますっ!!か、果実は……、ビタリ山の
麓に住んでるラボオの爺が買っていったよ……」

「ビタリ山?」

「ああ、行きたいならこのままカラコタを出て東沿いに道を行けばいい、
途中に立て札が立ってる筈さ、それにしても、あんな果実を買って
くれるなんざ爺の奴、どういうつもりかね、ま、いいや、ついでに
こんな大金も手に入れたしな!ひひ!」

「反省の色無し……、ラジャ、スリッパの刑、もう一度……」

「アルっ!もういいっての!それよりも早くビタリ山だ、行こうぜ!」

ジャミルはアルベルトを引っ張り、男をほおっておいて急いで移動する。
等々カラコタを橋を抜け、一路東の通路を通り、ビタリ平原の途中で
ぽつんと何だか淋しげな山小屋を見つける。周囲には彼方此方に奇妙な
石像が建っていた。4人は小屋の中へと入ってみる。小屋の中には作業台
らしき物と、日記が置いてある机が。ジャミルは試しに日記を手に取り
読んでみる。

「「……遠い昔、私は泣く恋人に5年で戻ると言い聞かせ、修行の旅に出た。
私は只管に掘った。気づけば約束の5年などとうに過ぎていたが、気にも
とめなかった。けれど、漸く故郷に戻った私が目にしたのはすでに他の男と
結婚した彼女の姿だった。……全ては過ぎ去った話。この老いぼれが若かった
頃の話。だが、それでも……。……私は北のビタリ山へ行く。終わりまで、
あと少し。この山小屋にはもう戻らないだろう。」」

「ビタリ山はもう少しらしいな、行こうや……」

ジャミルは日記を机の上に戻す。果実を持って行ったのが、この日記の
持ち主なのかまだはっきりとは分からないが、とにかく先へ進んで
みるしかなかった。

「お、洞窟か……」

更に先へ進むと洞窟が。この先のビタリ山もどうやら洞窟を抜けて行くらしい。

「……海の次は山登りかあ……、ホント、オイラ達って休まる時ないね……、
肩こるし、助けてエレキバ~ン、だよお……」

「また、意味分かんないよダウド、とにかく急ごう、どんな人が買って
いったのか分からないけれど、果実を返して貰わないと……」

洞窟の外壁を見つめてダウドがウンザリ。ダウドを宥めるアルベルトも
体力はそんなにある訳ではないので、おいおい、大丈夫かよとジャミルは
心配になる。しかし、一番心配なのはやはり……、ジャミルはアイシャの
方も見た。

「レッツ・クライミングね!私、英語覚えたのよ!モンちゃん、
頑張りましょうね!」

「モンモン!」

モンは別に空が飛べるからいいんである。……天然暴走アイシャにジャミルは
又頭痛がしてきた。頼むから彼女が山から落ちない様にと祈るばかりだった。
他にも滑って山からコロリと落ちそうなのはまだいるが……。

「何だよお……」

「偏頭痛持ちになるとか……、君も何か随分気苦労が増えたね……、でも、
これも経験だから……、プッ」

「うるせー!腹黒っ!!」

「んじゃ、アタシはいつも通り休んでマースっ!ガンバッテー!!」

いつも通りも何も、サンディは変わらない。此処で立ち往生していても
仕方が無い、果実の行方を追い、4人は洞窟の中へ。入ってすぐ正面に石碑、
文字が刻まれていた。

「「私の名はラボオ、私の想い、私の人生の全てをこの山に残す」」

「何だ……?」

「こ、この……、果実買っていったラボオって人、……なんか寿命が
もうやばいんじゃないの……?そんな感じしない……?やっぱり
さっきの……、日記の中の人だよねえ?」

「彫刻がいっぱいあったし、彫刻家さんなのかしら?日記にもそんな様な
事が書いてあったわねえ」

「とにかく行こうぜ、何の目的で果実を買っていったか知らんが、また
食われたなんて厄介だからな……」

4人は更に先へと急ぐ。当然モンスターバトル有りの、危険なロック
クライミングの始まりである。

カラコタからの新装備品 ジャミル 破邪の剣 影のターバン 旅人の手袋 
ブルージーンズ

アルベルト 破邪の剣 ライトシールド 厚手の鎧 鉄兜 旅人の手袋 
ブルージーンズ

ダウド ホーリーランス 旅人の手袋 ブルージーンズ

アイシャ 蛇皮の鞭・※時に毒針と兼用 若草色のドレス 旅人の手袋 
デニムスカート

……モン 巨大メロンキャンディーの棒

洞窟を一旦抜けると最初の岩山を登って行く箇所に出る。親切にツタが
吊るしてある岩山や崖をどうにかしてこうにかして上に登って行くんで
ある。宝箱が置いてある崖もある。

「……ラボオって人、確かお爺さんだよね?こんな処登れるなんて
随分と逞しいお爺ちゃんなんだね……」

「そうだぞ、ダウド、マッチョ爺さんに負けるなよ!」

「ファイト一発よ!ダウド!」

「全くもう……、てか、もう筋肉ネタはいいよ……」

このメンバーの思考では変なイメージを持たれてしまうのも仕方が
無かった。嗚呼可哀想なラボオお爺さん。

「モンもムキムキになったら強くなれるモン?モン、マッスルモーモンに
なるモン!」

「うわ……」

(う……、プウーーっ!!)

今度はモンがまた要らんムキムキネタを引っ張り出す。ダウドは何か
想像したらしく、発光体のジャミルの中にいるサンディも吹いた。

「いいから……、早く先に進もうよ……」

まだ山に来たばかり、これからだと言うにもうアルベルトは疲れ始めていた。
……色々で。

「よし、まずは此処の岩から上ってみるか、俺が先に行くから、お前ら
無理しないで着いて来いよ」

「ジャミル、大丈夫……?」

アイシャが心配するが、ジャミルはやはり猿属性である。一旦登りだしたら
下見ず、ヒョイヒョイ岩山を登って行く。

「「キュエーッ!!」」

「あ……」

「メイジキメラの集団だっ!!」

「ジャミル、危ないわ!早く降りてっ!!」

「は、早く、早くううーー!!」

「モンーっ!!」

登りだしたジャミルが鳴き声に上を見ると……、メイジキメラのトリオが
頭上でジャミルを睨んでいた。下にいる仲間達は一旦戻る様にジャミルに
呼び掛けるが……。