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クリスマスの齟齬

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おもむろに、ガウェインはこちらの腕が邪魔になったのか、縛った腕をぐいと頭の上に上げてきた。ベルトが擦れて手首が軋むが、胸の飾りを口に含まれて拙く舐められてしまえば、そんなことはどうでも良くなってしまう。
歯が当たると肌が粟立ち、舌先を尖らせて弾かれると痒みを伴った快感が生まれる。


「くっ…」


詰めていた息が漏れ出ると、こちらの雄に触れていたガウェインの手つきが少しだけ大きなものに変わった。
もどかしさは未だ残っているものの、明確な刺激として気持ち良さを拾い始めていく。

その後も舌で胸の飾りを捏ねくりまわされていたが、やがてガウェインが床に膝をついて座った。


「まさか…」


椅子に座るこちらに対する彼の顔の高さから、何をしようとしているのか予測がついて、ネツァワルピリはひくりと口元を引き攣らせた。

ガウェインは眼前のいきり立った逸物に両手を添えると、腕を上げて両手を頭の後ろにやっているこちらをちらりと見上げてきて。


「…ちっ。良い身体しやがって…」


理不尽な舌打ちと共に忌々しげに褒め、顔を軽く傾けて雄の根元に舌を当てがった。そしてゆっくりと、ねっとりと、先端のほうまで舐め上げていく。

その視覚情報の破壊力に、ネツァワルピリは唇を引き結んで息を飲んだ。
あのガウェインが自ら淫らな行為に及んでいるというだけでも十分興奮するというのに、人の性器を口で慰めているなんて。

ガウェインは目を閉じて何度か竿を舌で往復したあと、ぱくりと先端を口腔内に収めた。


「っ…、」

行動の先読みはできても、与えられる熱と感触に単純な息子は打ち震えて喜んでいる。

「ガウェイン、殿…、」


ダメ元で諌めるように名を呼ぶが、ガウェインは聞く耳を持たずに奥へ奥へと深く咥えていく。
しかしその小さな口にすべてを収めることはできず、恨みがましそうな視線が下から飛んできた。

目が合えば、己の逸物に口淫を施すその絵面に当然男たるもの反応してしまうわけで。
不可抗力で大きくなったそれを、迷惑そうに顔を顰めてガウェインは一度解放した。


「っおい!」

「い、いや、今のはガウェイン殿がっ…」

「お前だろうが!ただでさえデカいんだ、大人しくしていろ!誤って食いちぎっても知らんぞ!」

「ぜ、善処する…」


怒られてしまった…
最後の台詞にぞっとするが、息子は変わらず元気なままだ。

ガウェインが気を取り直して再び咥え、ぎこちなく頭を前後に動かしてくる。
手を添えて収まりきらない部位は指で扱いているが、如何せん苦しそうだ。
気持ち良いが、それと同じくらい心配になってしまう。


「…あまり、無理は…」


ガウェインの口は小さいほうだ。苦しい思いをしてほしくなくてついそんなことを言うと、ジト目が下から突き刺さった。
どれだけ不満げであっても美人の上目遣いに変わりはない。またぞろ息子が成長する。


「ん、ぐ…、」


ガウェインが小さく呻き、僅かに頭を引く。ほとんど先端しか含んでいない状態だったが、そのまま口を窄めてかり首を唇の裏で抜き上げてきた。
手のひらでしっかり竿を包み込み、強く扱かれる。
急激に襲いかかってきた快感に、腹の内側が切なく縮こまるようだ。

小さな口から、いやらしい水音が漏れ聞こえてきて、裏筋に舌を当てがわれてまとめて扱かれると、びくびくと逸物が震えた。

目が離せない中、本能が鎌首をもたげてくる。
腰を振るって、その喉奥に屹立を突き込んでしまいたい欲を押し殺すように、ふー、ふー、と荒くなる息を口から細く逃した。
高まる射精感を抑え込もうと腹に力を入れると、下腹部に血管が浮き上がる。
しかしそんなこちらの気も知らずに、ガウェインは竿を片手に持ち替えると、空いた手で張り詰めた双球を揉み込んできて。


「っ……ガウェイン殿、それ以上は…」


崖っぷちに追い込まれつつ更に背を押されるような感覚に、奥歯を噛み締めながら声をかけるが、逆効果だったらしい。
行為を中断するどころか、ガウェインの口は先端から竿の横を喰むみながら根元に移動していく。
腰を引き寄せられ、浅く座るよう動作だけで指示をされて応えると、こちらの脚の間に顔を埋めて双球を舌で掬い上げた。
今度は逸物全体を、彼の手がちゅくちゅくと扱いていく。


「ふ…、っ、もう、」


双球を舌で不規則に転がされ、腰が戦慄く。
迫り来る射精感を伝えたくて声をかけると、ガウェインは身体を起こして屹立を咥えなおした。
先程よりも激しく頭を動かし、快楽の淵へと煽り立てていく。

唇の裏が密着し、先端が上顎に擦れて扱かれると、一気に臨界点に跳ね上がった。
全身が緊張して、内腿に力が入る。


「ぅ、んっ…!」


びくん、と腰が跳ね、ネツァワルピリはガウェインの口腔内へと白濁を放った。久々の吐精はそれなりに長く、出し切ったあと慌てて相手の様子を窺う。
ガウェインは、種子をすべて受け止めていた。


「大丈夫か、ガウェイン殿!早く吐き出すのだ…!」


射精後の脱力感や余韻など構わずに、間違っても飲み込ませてなるものかと必死に声をかけると、ゆっくりガウェインが雄から顔を離した。
膝立ちになったままちらりとこちらに視線を流し、口元に左手を添える。
冷や冷やしつつ見守っていると、目があったまま、まるで見せつけるかのように手のひらに精をとろとろと吐き出した。

小さな口から舌が覗き、そこを伝って白濁が流れ出てくる。
その姿がなんとも妖艶で、言葉に詰まった。

更にガウェインは片手で自らベルトを外して細身のパンツと下着を大腿部の中程までぞんざいに引き下ろし、手のひらに溜まった白濁を指先に絡めると、自身の後腔に指を突き入れた。

少しすると眉間にしわが寄り、苦しげに口元が歪む。


「く、ぅ…」


つい呆然として見入ってしまっていたが、耐え忍ぶような吐息にはっとした。
上げていた両手を下ろし相手に顔を寄せ、顎に垂れていた精を、不自由な親指で拭ってやる。


「ガウェイン殿っ…、あまり無茶をしてはならぬ。丁寧に解さねば傷をつけてしまう」

「…構うな」

「しかし…」


作品名:クリスマスの齟齬 作家名:緋鴉