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等々力自身も言っていたとおり、胎内は会話の最中にだいぶ雄の形に慣れたようで、抽挿の動きに引っかかることはなかった。


「う、あっ…!」


奥まで穿つと、すっかり快感を拾うようになった等々力の身体が律儀に震える。

熱くて、きつくて、気持ち良い。
鳥飼は自分が先に果ててしまうような事態を避けることに細心の注意を払っていた。一瞬でも気を抜けば持っていかれそうだ。

イきたいが、攻めとしては相手を先に満足させてやらなくては格好がつかない。
つまりこいつの弱いところを重点的に責め立てて、強制的にイかせてやれば良いのだ。


腰を扱う角度を浅くして、等々力の腹側にある鳴きどころ目掛けて突いてやる。
たちまち白い背中がシーツから浮き上がった。


「んぁあっ、そ、こっ…!」

「ここ、ッ好きだろ…?」

「ゃ、あっ…ああぅ!」


それまで押し殺していた嬌声がひっきりなしに上がり、等々力の手が縋り付くようにこちらの背中にまわされる。

誰からも頼りにされ、常に先頭に立って皆を導いてくれる光のような存在である彼が、必死に俺にしがみついて快感に身を捩らせている。その視覚情報だけでも十分興奮してしまう。
こんな姿、他の誰も見たことはないだろう。

腰を小刻みに揺すって突き上げる間隔を短くし、鳴きどころに強く捻り込むと、等々力の太腿ががくがくと痙攣した。


「ひ、ぁ、待っ…羽李…ッ!」

「颯っ…」


意志の強い青灰色の瞳を戸惑うように大きく見開き、その眦にはじんわりと涙を浮かべている。
胸を上下させて上擦った呼吸をする姿がどうにも扇情的で、鳥飼は加減など忘却の彼方で激しく求めた。

等々力の屹立からは白濁混じりの先走りが伝い落ち、その根元まで濡らしている。彼の限界も近いのだろう。

鳥飼はぐっと相手の膝を押し上げ、雄を奥へと押し込んだ。
はくはくと苦しげに口呼吸を繰り返していた等々力だったが、弱いところへの責め苦から解放されてようやく大きく息を吸い込む。
が、ここでひと息つかせてやる気は更々ない。

膝を肩へと担ぎ、自由になった手のひらをするりと腰骨に這わせてやる。
途端、ひくりと腰を横に逃がす等々力の反応に、鳥飼は目を細めた。


「…颯、ここ、絶対気持ち良いからさ…」

「やっ……触、る…な…」

「少し……押しても良い?」


返答を待たずに、両手の親指を左右の骨盤の窪みに引っかける。
下腹部の横にあたるその部位をゆっくり押し込むと、後腔が締まって逸物に絡みついていた粘膜が蠢いた。


「ひぅっ、」

引き攣った呼気を零して、あからさまに逃げ腰になる等々力。
ふるふると頭を左右に振っているが、そんなものは拒絶のうちに入らない。
骨の内側に指を入れ込み、ぐりぐりとその奥を刺激するとびくんと大仰に太腿が跳ねた。

「うあっ…ぁ、…っそれ、だめ、だっ…!」

「…やだ?」

「く、くすぐっ……っはあ、あっ、や…」


こちらの背にまわされた手に力が入り、肩口に爪が立てられる。痛みが走ったが、構わず奥を穿ちながら腰骨の内側を虐めてやると等々力はぼろぼろと泣き出してしまった。

その姿に、ぞくりと嗜虐心と支配欲が身体の中を黒く染め上げていく。
…もっと。
もっとめちゃくちゃになれば良い。


抽挿を大きくして、胎内の一番深いところにその暗い欲と共に雄をぶつけ、同じ間隔で腰骨の中を指で抉ってやる。
互いの肌がぶつかり合う音が飛び交う中、泣き顔の等々力が甘く喘いだ。


「う、羽李ぃ…ッ、それ、やっ…やだっ…ぁ、っ」

「…っ、すげ、エッロ…」


開きっぱなしの口からは唾液が溢れ、快感に翻弄されっぱなしの溶けきった表情は、どうしようもないほど色気に満ちていて。
鳥飼は自身の雄に血液が流れ込み、全身が切なく疼き射精がいよいよ近いことを悟ると、片手を等々力の屹立に添えて強く扱いた。
濡れそぼったそれは淫猥で、与えられた刺激に健気にびくついている。


「あっ、は…ぅ、」

「…気持ちいい?」

「ぃ、いいっ、…も、イ…くっ……羽李っ、」

「ん…俺も…っ」


最奥を穿ちながら屹立を追い上げていくと、等々力がくっと息を詰めた。直後、体幹を痙攣させて鳥飼の手の中に白濁を吐き出す。
手のひらに広がる熱を感じながら、鳥飼も後腔から雄を抜き、その手で自身を扱き上げていく。
腹の底から駆け上がってくる強い愉悦を追って、びくりと身体を震わせると一拍置いて吐精した。


二人分の荒々しい息遣いが部屋に溶け込む。
鳥飼は身体を伸ばして、くたっとした愛しい男の唇に触れるだけの口付けを落とすと、肩に担いでいた等々力の足をそっと下ろした。
そのままベッドから降りようとすると、不意に腕を引っ張られてバランスを崩しかける。


「あぶね。…どうした?」


手を突く位置を咄嗟に選びながら訊ねると、等々力がうっすらと目を開く。


「…どこに行く」


まだ肩で息をしている状態だが、しっかり意識があることに内心ほっとしつつ、柄にもなく不安そうな相手の口振りに鳥飼は小さく笑った。


作品名:加減、出来ます。 作家名:緋鴉