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zoku勇者 ドラクエⅨ編27 スクールカルテット・1

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「大丈夫、ご心配なさらず、あなた方のお仲間もちゃんと無事に
保護してあります、今は別のお部屋で休んで貰っております、ご安心
なされよ、コホ、此処はありとあらゆる生徒を徹底的にエリートに
教育する名門校、エルシオン学院であります……」

「そうか、アイシャも何とかザオラル間に合ってくれたか……、って、
が、学院……?」

「作用であります……、あっ、私はこの学院の学院長を務めている者です……」

凍死する処で間一髪助けられたジャミルの顔がまた凍り付く。
学院なんて……。何せジャミルは大のお勉強嫌い。アルベルトと
違って吐き気を催す程、本が大嫌い。……とんでもねえ処に世話に
なっちまったと……。

「処で、あなたはお見受けした処、探偵の様ですが……」

「はい……?」

爺さん……、学院長は又突拍子もない事を確認してくる。んな訳
ねえだろうがようとジャミルは言いそうになったが、学院長は
ジャミルに喋る隙を入れさせない。

「誤魔化してもダメです、あなた方はこの学院に起きている危機を
救う為、この大陸にいらっしゃってくれたのでしょう、そして、遭難
しかけたと……、いやはや、私があなた達を救ったのも雅に守護天使様の
お導き!……今度はあなた達にお願いしたい!」

また困った事になったとジャミルは思う。何処をどう見たら俺が
探偵に見えるんだいと何とか口を挟もうとしたが、学院長はまた
ベラベラ喋り出した。

「実は、この間から……、我が学院の生徒達が突然と姿を消してしまうと
言う怪現象が起こっているのです、もうこれで2人目です、生徒達は未だ
発見されていません、探偵さん、この謎を解き明かし、行方不明の生徒達を
救ってくれませんか……?これ以上こんな事が起きれば我が学院の評判は
下落するばかりであります……、是非、ウチの生徒になって、学院の調査を……」

「はいいーーっ!?」

更に弱った事になったとジャミルは……。確かに大変な事態の
様だが、だとすると、暫くは此処に世話にならなければならない。
だが、ジャミルは耐えられない。俺、お勉強なんてとてもとても
耐えられない。……嫌々いやあーーっ!で、心の中で一人で葛藤
していた。

(ちょっと、ジャミ公っ!アンタそれでも守護天使なのっ!?あの
じーさん困ってんじゃん!助けて貰ったんだからお返しすんのよッ!)

「何だ、ガングロ、無事だったんか、でもなあ~、俺、学院なんかいたら
それこそ毎日酔っちまうよ……」

(無事だったとは何サッ!……ま、アンタに選択権はないワケ、特に
アルベルトはサ、も~、喜んじゃうと思うケド……)

「……うええーーっ!」

確かにそう。アルベルトとジャミルはやる事なす事が対で、性格も
まるで逆。アホと糞真面なのであるからして。恩返し&人助け、
+学院生活……、何て言ったらそれこそ小躍りして喜ぶだろうが。
だが、ジャミ公はどうしても嫌だった。

???:あっ、学院長、その人が新しく入学する人ですかあ~?

突然、堂々と部屋にスナック菓子を囓りながら入って来たぽっちゃり
気味の男子学生。ぴちぴちしたブレザー制服からは、肉がはみ出、
ズボンのチャックは今にもはち切れそうだった。※モブ生徒、仮名・
デブとしておく。

「こら、勝手に入って来ては駄目だろう、授業はどうした?早く教室に
戻りなさい……」

「でも、学院長、新しい生徒が来るってもう、学院中持ちきりだよ~!」

……もうそんなになっとるんかいと、ジャミ公……。しかも、まだ俺
承諾してねーし!まずい、まずい、このままだと本当に学院に世話に
なる羽目になるかも知れない。それだけは何とか阻止したいと……。

(頑固モン!)

「うるさいっ!俺だってどうしたって嫌なモンは嫌なんだっ!!」

「誰と話しておられるので……?」

「い、いや、見えない悪魔と……、は、ははは……」

(バカッ!!)

「それは凄い!やはり只者ではない!私の目に間違いは無かった!
こらこら、お前は良い、早く教室に戻れと言っておるだろう……」

「はあ~い、あっ、新入生さん、ここの購買、焼きそばパンが凄い
人気なんだよー!毎日競争率激しくてさー!スペシャルカツサンドも
大人気なんだよー!じゅるるる~、毎日の学食もスゲー楽しみなんだー!
この間は何と!ステーキが出てさー!お陰でオレ、お腹こんなに
なっちゃったんだ、君も食べ過ぎに気を付けてねー!じゃあー!」

「やれやれ、全く……、して、話を戻しますが……」

デブは巨体をゆさゆさ、部屋を出て行く。それを見ていたジャミ公は
もう目の色が変っていた。先程のデブからのグルメ情報を受け……。

「サンディ、俺、気が変った……、暫く此処に居座る……、困ってる
奴らがいる限り俺ら節介部隊はほおっておけない、……にへええ~……」

(ちょ、アンタっ!レイプ目で何涎垂らしてんのっ!……まさか、
さっきの食べ物の話聞いて、一変したんじゃナイでしょうネ……)

「少しぐらい本に酔っても大丈夫だ……、確信した、焼きそばパン、
スペシャルカツサンド、此処にいる間、毎日の様に食える……、うへ……、
ステーキ……、流石、名門学院の飯、格が違う……」

(あ、あっきれたーーっ!前からアホだと分かってたけど、これホドの
アホとは……、ウ~ン……、これ、もうアホを超えたドアホに格上げ
だね……、でも、引き受ける気になったんだからヨシとしますか……、
アルベルトの気持ちも分かるわあ~……)

「うるさいっ!学院長さん、俺、さっきの話だけど、引き受けるよ、
困った時はお互い様だからな……」

「おお!引き受けて下さいますか!有り難い!有り難うございます!では、
これをどうぞ、当学院の制服と、それから前金の2000ゴールドです、
お仲間様の制服もご用意してございます、あなた方が此方に入学する事は
生徒達には伝えてありますが、静かに生活出来ます様、ご身分の事は控えて
ありますので……」

「分かった、んじゃあ、この制服、ダチにも渡して来る!」

「お願いいたします、お仲間様はこの部屋の隣の部屋で休んで
いらっしゃる筈です、お着替えが住みましたら又此方へ一旦
お戻り下さい、皆様がお休みになる学生寮へご案内致します」

ジャミルは頷き、学院の制服を受け取ると仲間達がいる隣の
部屋へと向かう。アルベルト達もジャミルの無事を確認し、
喜んでくれた。アイシャももうすっかり元気になっていた。
ジャミルは先程、学院長から受けた話を仲間達にも伝える。

「アイシャ、学院て何するのモン?」

「そうね、取りあえず、此処にお世話になっていれば段々モンちゃんにも
分かるわよ、沢山お友達を作ったり、色んな事したり、私も楽しみー!」

「♪モンーーっ!」

「そうか、この学院でも大変な事が起きているんだね……、それは
ほおっておけないね、よし、此処で暫くお世話になろうか……でも、
ジャミル、君、良く承諾したね、だって此処、学院だよ、平気なのかい……?」

「……困ってる奴らがいる限り、俺らは動かねえワケにいかねえだろ、
な~に、大丈夫さ、授業と本ぐらい耐えて……」

(……購買のパンであっさり釣られたアホよッ!)