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zoku勇者 ドラクエⅨ編27 スクールカルテット・1

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「は、はあ?」

「こ、こらっ!ガングロっ!余計な事言うなっつーの!」

「ふう~ん、オイラ大体理解出来た、要するに、あっさりと購買の
パンに釣られて買収された様な感じ……?」

アルベルトは首を傾げるが、ダウドにはすぐ分かった様である。

「オメーも黙ってろっ!バカダウドっ!……あ」

「慌ててるって事は、やっぱり図星なんだあ~……」

「成程……、でなきゃこのアホが学院に留まるのを承諾するワケないか、
取りあえず、その嫌らしさもたまには役に立つと言う事……」

「何が嫌らしさだっ!このドスデス腹黒野郎ーーっ!!」

「……うるさいっ!バカ、アホ、おまけに食い意地の張った
バカジャミルっ!!」

こうして、久々にアホvs腹黒の毒舌バトルが始まる。大声に釣られて、
生徒達が部屋まで覗き見に集まってくる始末……。かくして、4人の
波瀾万丈の学生生活が幕を開けるのだった……。

「制服なんて初めて~、どうかな?似合ってるかな?」

「アイシャ、カワイイんだモン!」

(ふん、まーまーネ、このサンディちゃんが着られればも~、
ヤロー共はアタシに釘付けなのに!)

アイシャは渡されたエルシオン学院の制服を早速試着。女子制服は
赤いブレザーにミニスカート。活発なアイシャにとても良く似合っていた。

「ほら、ジャミルも、何か言ってあげなよ……」

「……は?アルっ!何言ってんだオメー!……まるで幼稚園児みてー!
フ、フン!」

「いーもんだっ、別にジャミルに何も言って欲しくないもん!べーだっ!」

いつも通り。どうしても素直になれないツンデレジャミ公。……しかし、
ツンしながらも彼の視線はアイシャのミニスカートに……。

「はあ、相変わらず、素直じゃないねえ~、ジャミルは……」

「バカダウドうるせーっ!に、しても、オメーの制服姿つーのも
微妙だなあ~……」

「ほっといてよお!ジャミルだって変だよっ!」

男性陣は赤いブレザー上着に黒いズボンスタイル。地味なダウドは
あれだが、アルベルトの方は既に、学院中の女子生徒が釘付け、
きゃあきゃあと話題のターゲットになっていた。

「ま、いいや、お前らも学院長の処行こうぜ、挨拶しなきゃな……」

4人組は一同、学院長が待っている隣の部屋へと移動する。モンも
いつも通り定位置のダウドの頭の上に飛び乗った。モンはアイシャに、
くれぐれも学院内では太鼓叩いちゃ駄目だからねと厳重注意を受けていた。

「見て見てっ、あの方よ、金髪の王子様みたいなお方!噂の新入生!」

「素敵ねえ~!ワタシ達のクラスに入って来てくれないかしらー!」

「んやー、オラ、あそこがもう、ひっこひっこ動いちゃうダス~!ぽっ♡
こ、今度出来たてのぬか漬けプレゼントしよっがね……、げへへ♡」

……噂を聞きつけ、女子達がアルベルトを拝もうと授業そっちのけで
教室を飛び出し、大変な事になっていたのである。

「おい、アル、オメー、スゲーのにも目、付けられてるぞ……」

「いいんだよ……、僕も色んな人達と仲良くなりたいしね……、
だからいいんだ……」

そう言ったアルベルトの顔は何となく引き攣っていた。おやおや、モテる男も
ホントに大変なのねえ~んと、ジャミ公は心で茶化し何となく笑ってみた。

「ちぇっ、いつもいつもアルばっかり……、世の中不平等だよお……」

して、4人組は学院長が待つ部屋へ。4人揃った処で、ジャミルももう一度
学院長へ簡単に自己紹介をした。

「分りました。では、ジャミルさんにアルベルトさん、ダウドさん、
アイシャさんですね、お名前は確認致しました、それではこれから
事件解決までの間、宜しくお願い致します……」

それから学院長の後を付いて行き、学院圏内の外にある学生寮へと。
道中、売店らしき店もちらほら見掛けた。この学院は学問だけでなく、
戦闘の訓練も行なっている為、武器なども取り扱っている様だった。

「はあ~、寒いねえ、本当に雪原の大陸だけあって雪だらけだよお~……」

かじかんだ手を擦り擦り、ダウドがのそのそ歩いて行く。皆が揃って吐く息も
真っ白だった。

「モンモン~、はな、垂れちゃうんだモン……、ズビッ……」

「モン、オイラの頭に垂らしてから言わないで……」

「着きました、此処が今日から皆様が暮らして頂く学生寮です、
あなた方のお部屋は2階に場を儲けてあります、ここから先は
コミュニケーションを深めると言う事で、中にいる生徒達に
色々聞いてみて下さい、では、私はこれで失礼します……」

(あ、行っちゃったよッ!な~んかセワシーじーさんネっ!)

「仕方ないよ、学院長さんなんだもの、忙しいのは当たり前さ、
さあ、僕らも中に入って今日は休ませて貰おうか……」

「そうしたいよお~、うう~、オイラ、もう凍りそう……」

「……」

ジャミルは少し気になっていた。んな、ミニスカートでよくアイシャは
寒くねえなと。……やっぱり皮下脂肪が……。

「何?ジャミル、今何か考えたでしょ?……口で言わなくても
ジャミルの言いたい事なんかすぐに顔で分かるのよう!ねえねえねえっ!」

「……いだだだだ!ふぉらっ!ふぁほ、ふふぇるふぁっ!※こらっ!顔、
抓るなっ!」

「二人とも、僕達、先に行くよ……」

「あっ、待ってーっ!」

アイシャは掴んでいたジャミルのほっぺから手を放すと慌てて
アルベルトとダウドの後を追う。ほっぺを抓られたジャミルは、
こぶとり爺さんの様に頬が伸びてしまった……。

「たくっ!アイシャの野郎ーーっ!!」

「……あ、ジャミル君だったよねー?昼間はありがとー!君も
今日からこの寮の仲間だねー!」

中に入ると、入り口付近は食堂の様であり、昼間会ったデブが既に
骨になっているフライドチキンを囓っており、お皿は空でお代わりの
後が。デブがご飯を食べ終わっていると言う事は、今日の分の生徒への
夕食の支給はもう終わった様である……。

「とほほのほ~……」

「何項垂れてんの……、ジャミル、まさか君、夕飯食べ損なったなんて
思ってないだろうね?」

「あ、アホっ!んなワケねえだろっ!……ううう~……、この匂いは
ビーフシチューかな~……」

「やっぱり、そうじゃん……」

「うるさいっ!バカダウドっ!」

「あんた達が今日から学院に入学した生徒さん達だね!私はこの寮の
食事担当のおばちゃんだよ!宜しくね!そうそう、ウチの寮はね、
食事は時間厳守だからね!夕食ならきっちり18時までに寮に
入らないとご飯抜きだから!分かったかい!?」

お玉を持った威勢のいいおばちゃんがカウンターの向こうから現れる。

「厳しいのねえ~、じゃあ今日は仕方ないわね、ジャミル、私達、
飛び入りだしね……」

「そうそう、分かってるね、お嬢ちゃん!明日はちゃんと皆でご飯
食べに来てね!」

「分りました、では、明日から僕達も宜しくお願いします、ジャミル、
2階へ行くよ……」

「うええ~い……」

アルベルトに突かれ、仕方なしにジャミルも2階へと。だが、
こんな状態のままで、一体どうやって夜を乗り切れと言うの!?
このままじゃ、お腹が空いて、俺、俺、……死んじゃうわあーっ!