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zoku勇者 ドラクエⅨ編27 スクールカルテット・1

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お願い、硬いフランスパンでもいいのっ、食べさせてえーーっ!

「アホっ!其処まで俺オーバーじゃねえっつーんだよっ!
……書いてる奴っ!!」

「プッ……、えーと、僕らの部屋は一番奥の部屋みたいだね……」

「私は女の子だから、向こうの部屋みたいなの、じゃあ、私お部屋に
行ってみるね、行こう、モンちゃん!」

「モンモン!」

アイシャはモンを連れ、2階の女子専用部屋の方へと駆けて行く。
好奇心旺盛な彼女は既にウキウキルンルンで瞳を輝かせていた……。

「ふぁあ~、飯が食えないとなると、もう今日はする事がない、
部屋で寝る……」

「ちょ、君はっ!時間があるんだから、もう今すぐに学院の調査に
入ったっていいんだよ!?聞いてるっ?……ジャミルっ!?」

「アル、何か様子が変だよお……」

「えっ……?」

アルベルトはジャミルを注意しようとするが、先に行ったジャミルは
自分らがこれから世話になるであろう、部屋の前で立ち止まっていた……。

「もう~、ジャミルってば、何してるのさあ~……」

「変だ……、中に誰かいる……、話し声がするんだ……」

「同僚の人じゃないのかな……」

「いや、俺ら素性を怪しまれねえ様にって、俺らが暮らす部屋は俺達
メンバーだけの特別個室だから安心して生活して欲しいって学院長が
そう言ってくれたんだぜ?」

「……じゃ、じゃあ……、不法侵入者じゃんっ!?まさか、オイラ達を
付けてるっ!?」

「ダウド、落ち着けってのっ!とにかくっ、ドア開けてみるぞっ!」

ジャミルは部屋のドアノブを乱暴に回した。……部屋の中にいた人物とは……。

「……納得出来ねえ、俺達の仲間ばっかりさらわれるなんておかしいぜ……」

「あれかなあ、最近話題になってる、幽霊がさらって行くって言う奴……」

「あんなの只の噂だよ、ビクビクしてんじゃねーよ!それよりさ、
モザイオ、お前はどうするんだよ……、また誘拐犯が来るぞ?
次はお前が狙われるかもだぞ!」

「なあ~に、来たら来たらでそん時だ!反対にボコボコに叩きのめして
チンコ引き抜いて畑に植えてやるってのっ!……それか抜いたチンコを
いつも人の頭をボカスカ叩きやがるいけ好かねえ数学爺の弁当箱に
入れてやるよ!」

「さっすがモザイオだぜー!けど、誘拐犯が女だったらどうすんだよ!」

「だったらアレの方だろっ!ハン!ふざけた奴は容赦しねえさ!例え
女だってよっ!!」

「やっぱりモザイオだなあ~、スゲ~……」

「「ぎゃーははははっ!!」」

何故か部屋の中にいたのは……、ジャミル達同じく、3人の少年トリオ。
下品な会話をしてゲラゲラ笑っている。恐らく、リーダー格は、金髪短髪の
イケメン少年、モザイオと呼ばれている彼らしい。見るからに何処の学校には
必ずいる、落ちこぼれ系の不良グループの様だが。モザイオを取り巻いて
いるのは、青い髪の少年、前髪ぱっつんヘアの太った少年。……デブが異様に
多いのも、食事が美味しすぎる所為なのか。

「こ、こいつら……、人の部屋に勝手にっ!」

(待って、ジャミ公!あれ見てっ!)

サンディの言葉に前を見ると……、モザイオの後ろに何者かがすっと
現れたのである。背後に立つ生気のない人物。成仏出来ていない老人の
様だった……。しかも凄い目つきでまるでモザイオの方を睨むかの様に
じっと彼を見つめていた。そしてすっと消えてしまった。

「おいっ!お前らっ!」

「……あ~ん?何だ?テメエらはよ……」

ジャミルの呼び声にモザイオがゆっくりと振り向く。ダウドは慌てて
ジャミルの後ろに避難する。アルベルトは手でジャミルを制し、此処は
僕が言うから……、と前に出る。ジャミルではケンカになってしまう
恐れがある。調査開始前からアルベルトはなるべく騒動を起こしたく
なかった。

「何だ、テメエら見ねえ顔だな……、そうか、お前ら噂の新入生って
奴か?けど、俺らにはんな事関係ねえんだよ、やっと今日の糞つまんねえ
授業から解放されて至福の時なんだよ、邪魔すんじゃねえよ……」

「……わわわーーっ!」

「お~い、後ろのオールバック野郎びびってんじゃねえか!」

「怖いなら早くママの処に帰った方がいいでちゅよ~♡」

「「ぎゃーっはっはっはっはあ!」」

不良トリオは再び大声で笑い合い、ダウドをコケにする……。ダウドは
ブンむくれヅラになりつつも只管堪えていた……。

「この野郎……」

「だからジャミルっ!君も黙ってて!……そう、僕達は今日、
この学院に来たんだよ、これから宜しくね……、でも、学院長から
聞いていないかな?此処は僕達が暮らす部屋なんだけど……」

と、まあ、アルベルトも笑顔で応対する。……最初は……。

「フン、いけ好かねえ野郎だ、俺のいっちゃんきれーなタイプ……、
おい、お前ら場所を変えようぜ、先公にでもチクられると厄介だかんな……」

モザイオと連れは部屋を出て行く。3人が消えた後、ダウドは安堵する。

「ふう~、何処にでもあーゆーのいるんだねえ~……」

「んなとこで怯んでどうするっ!まだ始まったばっかだぞっ!畜生、
あいつら……」

「ジャミルも落ち着きなよ、とにかくだね、僕らはこの学院で起きている
事件の調査を頼まれたんだから……、変なのは相手にしなければいいだけの
話さ……」

「処がま~たそーもいかないみたいなのよネー!」

サンディが飛び出して来た。サンディは先程の幽霊の件をアルベルトと
ダウドにも伝える。もしかしたら、その幽霊にモザイオが狙われているかも
知れないと……。

「本当なのかい?ジャミル……」

「ああ、スゲー顔してモザイオって奴を睨んでたよ……」

「あのさ、余り考えたくないんだけど……、もしかして、此処の生徒が
神隠しにあってるって言う事件……、その幽霊と何か関係があるんじゃ……、
まさか……」

「バカ連中も言ってたしな、次はモザイオが狙われるかもとか……、
もしかして、あの幽霊は程度の低い生徒ばっか狙うとか……、何で
俺達の仲間ばっかり言ってたし」

「……ひえええーーっ!!」

「だから、ダウドも……、此処には他の生徒さん達もいるんだから……、
とにかく明日から、この学院の生徒に聞き込みを開始しよう、まずは
それからだよ……」

「あうう~……」

ダウドは既にベッドに潜り込み、毛布を被って丸くなって怯えていた……。
自分も連れて行かれるのではないかと思い込んでしまっている始末。

「ダウド……、自分でそう思ったら負けじゃないか!ほらっ、
しっかりしなよ!」

「……まったくッ!マジでいつまで立ってもなさけネ~ヘタレッ!
やってらんないッ!」

サンディはダウドに暴言を垂れると再び姿を消す。……大きなお世話です
よおーっ!と、ベッドに潜ったままの状態でダウドは舌を出した。

「でも、明日から僕達も授業が受けられるんだね、楽しみだなあ~……」

「お休み……、俺、もう駄目だわ……、後はたのんます……」

「あうう~……」

「……全くっ!き、君達はっ!揃っていい加減にしろおおーーっ!!」

ジャミダウコンビは現実逃避で二人して揃ってベッドに潜ったまま