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zoku勇者 ドラクエⅨ編27 スクールカルテット・1

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モンが感動していた……。

「すごいんだモン、本物の大きな太鼓なんだモン……、ドキドキ
なんだモン……、た、叩いてみるモン……」

「はい、では皆さん、発声練習の曲、行きますよ~、我が学院の
合唱コンクールも近いですからね、大きな声で、……声を揃え、
さんはい!」

「♪はあ~るう~の、おならは~……ち~んぽ~こ……モ~ンモン♪」

「……こらああーーーっ!!」

モンは駆け込んで来たジャミル達に捕獲され、直ぐに教室から連れて
行かれ、取りあえずどうにか事なきを得た……。

「何でしょうか、今一瞬音声が乱れた様な気がしましたが……、ま、
まあいいでしょう……」

「シャアーーっ!シャアーーっ!!」

モンは何とか捕獲したが、折角巡り会えた本物の太鼓を叩くのを
邪魔され、相当機嫌が悪くなっており、ダウドは腹癒せに頭を
囓られっぱなしである……。しかも、今回はキャンディーを
与えたぐらいでは機嫌が治りそうにない始末。

「やっぱり飼い主にどうしたって似ちゃうんだろうけど……」

「……アル、うっせえっ!モン、テメエいい加減にしろっ!!」

「……ウッシャアーーッ!!」

「しょうがないな、このままじゃ話が進まないよ、……ダウド……」

「分かったよお~……、ラリホー……」

アルベルトはダウドに目配せすると、ダウドはモンにラリホーを掛けた。
魔法は成功し、モンは一発でコロッと寝てしまった。

「ブゥ~、ブゥ~、モン……」

「良かった、モンちゃん寝てくれたみたい、ダウド、今度は私が
預かるわ……」

「うん、はい……、でも……、目を覚ました時が恐ろしいよお~……、
あっ……」

プウ~……

アイシャにモンを渡す際、モンはダウドに向かって寝屁を噛ます。
……苛ついていたダウドは漂ってきたニンニクの臭いに凄い勢いで
ジャミルの方を睨んだ……。

「……だから何で俺の方見るっ!!」

「はあ、今度は体育館の方に行ってみようか……」

「おっ、体育かっ!いーねえっ!さー、行ってみようぜっ!」

(ジャミ公もデブ座布団も、ホンット、バカ!)

頭を使わない授業、……体育会系バカのジャミ公は張り切り出す。
分かっている事とは言え、モンと言い、この飼い主と言い、毎度の
アホさにアルベルトは頭を抱えた。

「……お、おい……、モザイオ、今の見たか……?」

「ああ、間違いない、奴らは玩具じゃねえ、モノホンのモンスターを
連れてたんだ……」

「……せ、先生達に知らせた方が……」

「待てよ、なあ、奴らを泣かせてやろうかと思ったけどよ、俺、
ま~たおもしれー事、考えちまったんだよなあ~、ヘッ、俺、
天才かよ……」

「え、……えええ?」

授業をサボリ、こっそりと影から……、ジャミル達の後を
付けていた不良トリオ。当初考えていた悪さより、もっと
更なる悪巧みをリーダー格であるモザイオは考えていた……。

結局。その日の午後は眠ってしまったモンの面倒を見る為、
アイシャは先に寮へと戻り、残されたのはジャミル達野郎
3人だけになってしまった。モザイオ達は寮へと戻って
行くアイシャの姿を隠れたままじっと見つめていた。

「よし、お前らは女の方をやれ、俺は野郎共の方をシメて恥
掻かせてやるからよ……」

「ええ~、モンスターでしょ、あの女の子が連れてるの……、
何か嫌だなあ~……」

「テメエ何言ってんだっ!まだ子供の雑魚モンスターじゃねえか!
俺らにだってイザとなりゃあれぐらいどうにか出来らあ!デブ、
腰抜かしてんじゃねえよ!んじゃ、モザイオ、そっちは宜しくな!」

「ああ、奴らもこれで終わりだ、初日で学院から追い出される事
請け合いさ、ははっ!ザマアミロってんだっ!」

二手に分かれ、モザイオは体育館方面へ向かったジャミル達を、
残りの2人はアイシャの方を追った。それにしても、ヘタレも
何処にでもいる。パッツンデブは3人グループの中でヘタレ属性
担当であった。しかしこの時間帯は非常に静かである。それも
その筈、普通の生徒は今は皆授業に出ているのだから。今、
教室外をフラフラしているのはジャミル達と、サボリの
不良トリオだけである。なので、悪ガキ共には非常に悪さも
しやすかった……。

「ふう、昼間も寒いわねえ~、……あら?」

「よう、お嬢ちゃん……」

「へ、へへへ、どうも~……」

寮へと戻る為、学院の外に出たアイシャの前に、別ルートで先回り
したモザイオの連れが待ち構えていた。アイシャは嫌らしい顔を
して近づいて来る2人組に何となく嫌な物を感じていた……。

「だ、誰?あなた達……」

「お嬢ちゃん、大きい声出すなよ?で、ないと……、アンタが連れてる
そのぬいぐるみの事、皆にばらしちゃうよ……、実は本物のモンスター
なんだろ……」

「!!!」

「僕達、見ちゃったんだ~、その子がもの凄い顔して大口開けて牙
むいてるの、それ、絶対、モンスターだよねえ~?どうしてそんなの
連れていられるの?随分懐いてるねえ~、まさか君達、そのモンスター
送り込んで学院でテロ計画でも起こそうと企んでるの?その為に、
わざわざ新入生のフリしてこの学院に入り込んだの?」

「……違うわよっ!モンちゃんは私達の友達よっ!テロなんて
そんな事する訳ないじゃないのっ!!勝手に推測して酷い事
言ったら怒るわよ!!」

アイシャは前髪パッツンデブの質問攻めに焦って押され気味だった……。

「やっぱりモンスターだな、認めたな……、ふ~ん、オラっ、来いよっ!!」

「きゃっ!?……痛っ!何するのっ!!もうっ、乱暴はよしてっ!!」

「……デケえ声出すなって言ってんだよっ!いいからこっち来いっ!
俺らと一緒に遊ぼうぜ、なあ、いい事しようよ、アンタ、まだ初めて
なんだろ?色々教えてやるよ、楽しいぜえ~?」

アイシャは青髪に手首を掴まれたまま、引っ張られ何処かへ
連れて行かれる。此処でうっかり魔法でも使って暴れでも
したら益々大変な事になってしまう。暫くは堪えて、様子を
見るしかなかった。モンはまだ目を覚まさず……。

(……もう~、此処でも私ってこうなっちゃうのね……、ううう~……、
どうしよう、ジャミル……、どうしたらいいのっ!)

そして、んな処でもアイシャが又危ない目に遭おうとしているのを
知らず、ジャミル達は体育館でバスケの授業を見学していた……。
特にジャミルは試合を見学して異様に興奮気味である。

「あ~あ、下手クソだなあ~、あ!又外したし!焦りすぎだっつーの!
俺だったら即一発でダンクシュート決めてやるんだけどな!」

「……皆、異常で変なモンキーの君とは違うんだよ……、全く
うるさいんだから、大人しく見学してて……」

「そうだな、俺、異常で変なモンキーだもんな……、って、
何抜かすかっ!この腹黒ーーっ!!」

「グウグウ、オイラ寝てるんじゃないです、起きてるんです、
……グウグウ……」

「あのう、今、試合中なので……、お願いですから静かに見学していて
貰えませんか……?」

審判役の生徒がおずおずとジャミル達の処にやって来る。アルベルトは
顔を真っ赤にして慌てて謝罪し、ジャミルはふて腐れる。ダウドは……、