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zoku勇者 ドラクエⅨ編28 スクールカルテット・2

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問答無用で退学だろ……、それに……、場合によっちゃ退学
ぐらいじゃ済まされねえ……あうっ!?」

「テメエも役に立たねえあのデブと同じか?……いいさ、帰ってもよ、
但し無傷で俺が素直に帰すと思うんじゃねえぞ……」

モザイオは青髪の襟首を掴み、拳を振り上げ脅す仕草をする。それを見た
青髪は慌てた。

「……わ、分かったよ、もう弱音吐かねえ……、ううっ!」

「それでいいんだ、それで……、素直に俺の言う事聞きゃいいのさ……」

モザイオは掴んでいた青髪の襟首から手を放すと彼を乱暴に
突き飛ばした。そして、冷静になり、もう一度ジャミルを襲う
作戦を練るのだった。

「何だ、簡単じゃねえか、要するに……、このまんま隠れた
フリして……、奴が油断してるウチにさっさと襲っちまえば
いいだけの事さ……」

青髪を連れ、屋上へと再び足を進める。だが、モザイオ自身も
急に気持ちが落ち着かなくなって来ていた。……先程の青髪の
態度の豹変……、冷たく突き放し、メンバーから外してしまった
パッツンデブ。段々と彼に孤独感が出て来たのである。

「糞っ!此処まで引き下がられるかってんだよっ!冗談じゃねえ!
……大体、俺がこんな下らねえ事しなきゃなんねえのも、全部
あいつらが悪ィんだっ!!」

もう余計な事は考えず、このまま猪突猛進で行こうと決めた。
モザイオ達が漸く屋上に辿り着いた頃。こっそり様子を
覗おうとしていたモザイオは仰天……。何と。ジャミルは
守護天使像の側で涎を垂らし、だらしなく眠ってしまって
いたのである。

「……モザイオ、こ、こいつ……」

「やっぱバカだ、相当のバカだぜ……」

だが、呆れている暇はあらず、薬品で眠らせる前に既にジャミルが
眠ってしまっていたとは好都合で、モザイオは冷ややかな笑みを
浮かべた。

「よし、このまま屋上から叩き落とすぞ、おい、手を貸せよ、
背中に負ぶうからよ……」

「わ、分かった……」

青髪は恐る恐る、ジャミルの身体に手を掛けた。その途端……。

「……俺を舐めるなっ!」

「!?」

「ああっ!?ひゃ、ひゃあーーっ!!」

眠っていたと思われたジャミルは突然目を覚ますと同時に、自分の
身体に触ろうとした青髪の腕を掴むと同時に思い切り一本背負いで
叩きのめし、蹴りを入れ、くるくるっと爆転する。

「て、てめえ……、寝たふりなんかしやがってっ!騙しやがったのかっ!?」

「フン、最初から分かってたさ、お前の考える事なんざよ、
甘かったな!ま、お前らも本気になってたみたいだから、
少し遊んでやろうかと思ってさ……、面白かったか?」

「……ううう~、や、やっぱり……、も、もう……嫌だ……」

「チッ!だらしねえっ!テメエも下っ端解雇だっ!……こうなったらっ!!」

モザイオは倒れて唸っている青髪を尻目に、自身も戦闘訓練用の
武器で所持している、隠し持っていた鋼の剣を取り出す。

「もうよせよ、……お前さあ、お前の事、心配してくれてるダチの
気持ちも考えろよ……」

「うるせえっ!テメエだけは、何が何でも許さねえ、言った以上は
テメエを何が何でも泣かせてやるよっ!俺のプライドに掛けてなっ!
それに何がダチだよっ!俺にはそんなモン最初からいねえんだよっ!!」

そのプライドを他の事に向けんかいと、ジャミルは大きく息を吐いた。
だが、つまらん事で変な意地を張り、ムキになる処も、少しジャミルに
似ているかも知れなかった。

「……モザイオーーっ!も、もう……やめろーーっ!!」

「ジャミルーーっ!!」

「お前ら……」

「く、糞デブ、何で……」

だが、突如、屋上にレスキュー隊?が、傾れ込んで来た……。
アルベルト達もどうにか間に合った様子……。

「何だ、お前ら来ちゃったんかい……」

「こらジャミルっ!何だとはなんだっ!僕らどれだけ心配したと
思ってるんだよっ!!」

「……もうーっ!今日こそ私もデコピンするわよっ!!」

「勝手な事ばっかりしてーっ!いつもいつもっ!!」

(……全くもー、アンタってホンット、バカっ!!)

「……」

心配して駆付けてくれた、吠えるアルベルト、アイシャ、
ダウド……、の、側にいる、発光体を見て、ジャミルは漸く、
自分の中にいるサンディに幾ら呼び掛けても、彼女が返事を
しなかった訳を漸く理解。

「……ガングロの仕業か、あの野郎……って、あいてーーっ!!」

「シャーモンシャーモン!……ウシャシャのシャーーっ!!」

……直後、モンが飛び出し、ジャミ公の頭に飛び乗り、そのまま
噛み付かれる。

「モンっ!オメーいい加減にしろっ!!……あたたたーーっ!!」

「ごめんなさいするまで許さないんだモン!!」

そんなジャミルと仲間達の姿を見て、モザイオの苛立ちは最高潮に達する。
仲間まで駆付けた以上、もう完全にジャミルを叩きのめす事は不可能に
なった。そして、苛立ちはジャミルの仲間と共に現れた、パッツンデブの
方へ……。

「よう、だらしねえな、テメー、俺に見捨てられた腹癒せに、
今度はこいつらに付いたのか?マジで情けねえクズのデブだなっ!!
テメーはよっ!!」

「……ち、違うよ、モザイオ……、僕はただ、君の事が心配で……」

「……んだとう……?」

「何がクズなのよっ!彼はあなたに酷い事言われても、ずっとあなたの事、
心配してたのよっ!だから此処まで追い掛けて来たんじゃないのっ!!」

アイシャは必死でパッツンデブを庇い援護する。だが、アイシャに
庇われるパッツンデブの姿を目の辺りにし、モザイオの怒りの炎は
益々燃え広がるのだった。

……情けない、やはり貴様は私が睨んだ通りの、落ちこぼれを超えた、
相当の救い様のないクズだった様だ……、この碌でなしめ……、夜中に
学院に忍び込み、悪さを企むとは……、許せぬ……

「……うあああーーーっ!!」

「……モ、モザイオっ!!何だ、この声っ!?」

「ジャミル君、あの時の落雷だよ、墓地で僕らを襲った、あの、
落雷だよ……」

「……きゃーアルうーーっ!ゆ、ゆゆゆ、幽霊だよおーーっ!ホントに
出たああーーっ!!」

「ダウドっ!……お、落ち着くんだっ!!」

……出て行って貰おう、この由緒あるエルシオン学院から……、
この学院の名誉は私が必ず守る……、邪魔なのだ、お前達の
様なクズは……、だが、貴様にも教育が必要だ、来い、私の
教室へ……、たっぷりと……、教育を施してやろう……

直後、謎の声と共に、モザイオの身体を稲妻が貫く……。モザイオは
その場にばったり倒れてしまうのだった……。

「……う、あああ……、やめろおーーっ!お、俺の中に入って
くんじゃねえーーつ!!」

「モ、モザイオ……」

「モザイオーっ!大丈夫かーーっ!?」

「……危ないっ!!」

モザイオに慌てて駆け寄ろうとするパッツンデブと青髪……。だが、
落雷は2人にも襲い掛ろうとする。しかし、アルベルトとアイシャが
間一髪で落雷を阻止し、2人を守ったのである。

「お前ら、なんで……」

「此処は僕らに任せて……」

「……ほう、援軍がいたのか、その魔法の力……、お前達は普通の