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zoku勇者 ドラクエⅨ編29 スクールカルテット・3

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救ってくれた皆さんに何か皆で出来る事はないかと、従って、
皆さんのお別れパーティ、そして、卒業式を学院中総出で
行なおうと、数日前から色々と考えてくれておりましてな……」

「モザイオ達が……」

ジャミルがモザイオ達の方を見ると、3人揃って笑顔、4人組に
ピースサインを送っていた。どうやら……、この派手な企画は……、
本当に彼らからの4人へのサプライズらしかった。

「みんなー、今日はおばちゃんも参加させて貰うよー!美味しい
ご馳走沢山作らせて貰ったからねー!いっぱい食べてってよー!
悔いの残らない様にお腹に入れて行ってね!」

「わ、しょ、食堂のおばちゃんまで……」

「……成程、おばさんもいなかったのはこれだったのか、あはは……」

「でも、凄く嬉しいわ!本当に……」

「……だよな、えへ、えへへ……」

「モン~……」

彼方此方に並ぶテーブルの上のご馳走達。ステーキらしき物も。
ダウドもアルベルトもアイシャも、おばさんの優しい心遣いに
心から感謝。ジャミ公も、モンも、嬉しすぎて思わず涎を垂らす……。

「……ま、全くもう……、はあ~……」

「えと、よう、お前ら……、マジでサンキューな、俺、不器用
だからさ、えーと、何て言ったらいいのか分からねえんだけど、
その……、ありがと、な……」

アルベルトが呆れている中、ジャミ公はそそくさ、誤魔化す様にして、
今日のこの企画を学院長へと提案してくれたモザイオ達の処へ。
モザイオ達も嬉しそうに笑顔で返事を返す。

「よせよ、お前らしくねえよ、堂々としてろよ、……へへ、俺らの
方こそ……、今まで有り難うな……、さ、学院長が待ってるぜ、
まずは晴れの門出だ、行ってこい!」

「頑張ってー!」

「表彰台でコケんなよ、ジャミ公!」

「……ああ!」

モザイオは4人に親指をピッと突き出す。モザイオ達、皆に
見守られながら4人は学院長の元へと歩いて行く。して、
受け取った卒業証書。生徒達からの祝福の拍手が止まない中、
4人は此処に集まってくれた全ての皆に感謝で深々と頭を
下げるのだった。

「さあ、しんみりばかりしていてもいけませんからな、今日は
時間の許す限り、無礼講ですぞ、但し、君達はまだお酒は駄目ですが、
ジャミルさん達の、この良き門出のお祝いをさあ皆で致しましょう!」

「「よっしゃあーーーっ!!」」

「「わああーーっ!!」」

学院長の言葉に待ってましたとばかりに生徒達の歓声が上がり、
体育館は一層騒がしくなるのだった。いよいよ、メインの
パーティの始まりとなる……。

「モンちゃーん、これも食べてー!」

「あ、私もよーっ、はいっ!」

「ありがとね、モン♡むしゃむしゃ、……ウシャーーっ!!
……げっぷ」

「「きゃーっ!モンちゃん、変な顔ーーっ!かわいいーーっ!!」」

「……はは、モンはモテモテだね、はは、ん……?うわ!?」

「あのっ、ア、アルベルトさん、……こ、これっ!きゃっ!う、
受け取って下さいっ!!」

「ちょっとっ!そこっ!抜け駆け無しよおーーっ!!」

「ど、どいてよっ!……キイイーーッ!!」

モンは女子にモテモテ。……。アルベルトもモテモテ。だが、
アルベルトの方は血みどろのラブレター合戦が始まりそうで
あった……。

「ふう、モテるってさ、嬉しい事なのか、それとも……、なのか、
オイラ良く分かんなくなってきちゃったなあ~、でも、ご馳走が
美味しいからいいや!もぐもぐ……、チッ」

アルベルトに嫉妬で嫌味を言っているのか、それとも開き直って
いるのか、呟いているダウド本人も良く分からないらしく、不機嫌で
ガツガツチキンを囓っていた。其処に……。

「ダ、ダウドさん、……オ、オラ、最初はアルベルトさんが
かっこいいっぺなって、思ってただよ、で、でも今は……、ポ♡
オラ、アンタに惚れちまっただ……」

最初の日、アルベルトにぬか漬けを送ると言っていた、パワフルな
オナゴである。……どうやら、ターゲットをダウドの方に変えた模様。
ダウドの顔に大量の冷や汗が滲んだ……。

「さあ、オラ特製のくせー沢庵沢山食ってくれだあー!!」

「い、いや……、え、遠慮……きゃーあーあーー!!」

「待ってえ~!ダーリンっ♡うへ、うへえへえ~!!」

(ねえ、ジャミ公……、アンタの相棒凄いコトになってますケド……、
聞いてないか……)

「んーっ、最高だあーーっ!」

一応、サンディが心配し、ジャミ公に呼び掛けるが、目の前の料理に
夢中で親友の危機?にも我関せず。幸せな時を過ごしていた。

「アイシャちゃーん、これも美味しいよー、食べなよー!」

「ケーキも美味しいよーっ!」

アイシャの方は、デブとパッツンデブに次々と料理を勧められ、
手が止まらなくなり、困惑していた……。悪魔の誘惑である……。

「いやーん!これじゃ私又太っちゃうわあーーっ!お料理
美味し過ぎるんだもの、ぐす……、ま、いいか!えへへ!」

そんなこんなで、楽しい時間はあっという間に過ぎて行く……やがて、
テーブルの上の料理も全て無くなる。時刻は午後22時を回っていた。
お腹も一杯になり、うつらうつら、し始める生徒もちらほら……。

「学院長、モザイオ、皆……、今日は俺らの為に本当にありがとな、
でも、名残惜しいけど……」

ジャミルは仲間達に目配せする。皆も静かに頷くのだった。

「うん、そうだね……」

「はあ、お開きかあ……」

「ふふ、モンちゃんも眠っちゃったわね……」

「ぶ~が、ぶ~が……」

「……そうですね、分りました、では、今日の最後の締めに、
ジャミルさん、あなた方の代表者として、挨拶をお願いします……」

「う、うん……、じゃあ……

「頑張れよ、ジャミル!」

モザイオ達に激励され、ジャミルは頭かきかき、再び台の方へ。
ガラにも無く、緊張している様子。そして、思い切りやらかす。
マイクを尻の方に当てていた為、うっかり、思い切り爆音を発射。
……体育館中、大爆笑されたし。

「えーとだな、これはその、放送事故……」

「……な、何やってんのっ、君はーーっ!!」

「はあ、最後の最後まで、ジャミルはあ~、とほほのほ~だよお……」

「……や、やだもうーっ!」

「そ、それでこそ、……ジャミ公だぜっ!」

「あはは、ホント、ホントっ!」

「お前はお前らしくでいいんだよっ!ほれっ、最後まで
頑張れよーっ!」

「あ、ああ!」

モザイオ達3人も応援してくれる。ジャミ公は開き直り、
マイクを握り直すと今日、此処に集まってくれた生徒達、
先生、食堂のおばちゃん、全ての人に感謝を込め、ジャミル
なりの挨拶を始めるのだった。

「皆、何度も同じ事言っちまうけど、今日は本当にありがとう、
何か上手く言葉に出来ねえんだけど、スゲー嬉しかったよ、俺ら、
今日でこの学院とはサヨナラだけど、皆と一緒に過ごした時間、
これからも大事にするよ、……ホントにホントにありがとな!!」

「「……オレ達も忘れないからなーーっ!!」」

「「ずっとずっとダチだぜーーっ!!」」

「「また会おうねーーっ!!」」

……卒業パーティも終わりに近づき、ジャミル達4人組と、