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「俺は正直、こんな世の中見下してる・・・」

世を拗ねつつも平凡な人生を享受するどこにでもいるような少年、工藤直人（クドウナオト）。
彼は学校からの帰り道で小学生時代の親友、木下秀吉（キノシタヒデヨシ）と再会する。
秀吉は車道上で寝ている酔っ払いを助けようとするが、助けに入った直人共々、進入してきたトラックに轢かれて死んでしまう。

しかし、次の瞬間、彼らは見覚えのないマンションの一室にいた。
そこには、同じ様に死んだはずの人々が集められていた。
部屋の中央にある謎の大きな黒球。
彼らは、その「ガンツ」と呼ばれる球に、星人を「ヤッつける」ように指示され、別の場所へと転送されていく。
死んだはずの人々は理由もわからないまま、星人と戦い、次々と死んでゆく。
その不条理な世界に、直人達は巻き込まれてゆく・・・。
(※この作品はかつて作者が別の小説投稿サイトで掲載していた作品のリメイクです)

続編「田中星人篇」はこちら
http://2.novelist.jp/58615.html